未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

正義の味方

2018-10-23 23:42:20 | 日記
懇談ウィークです。妻が出向いたのですがうちの子は勉強も運動も積極的ではありませんので何を言われるやらと腰が重かったのが意外にも褒められて困惑(笑)

経験上、担任が女性だと成績や要らんことした実績に話が偏る傾向があるのですが男の先生は成績云々より人情的な面を評価する場合が多いのですかね。何だか拍子抜けを食らったようです。

優しさについて随分褒められたと。同じ学年に重い障害を持つ子が居て今年度から別の学校へ転向していたのですが一時的に戻ってきていたようで、その期間を終えて戻る際に息子が発起人となってお別れ会を開いたんだとか。家で一生懸命絵や手紙を書いていたのですがまさかリーダーだったとは。指揮を取れるタイプではないのですがそれでも頑張る姿に先生も打たれたそうで(笑)

一年生の頃から休み時間には彼らのクラスを訪れて絵本を読んであげたりしていると聞いていましたが、二年生の頃も担任の先生(男)に随分褒めていただきました。何が息子を突き動かしているのかなと考えたのですが、人に優しくするのに理由はいらないなと。

先日も自販機にお釣りを取り忘れた人を追いかけていき、見失ったので店員さんに届けていました。私の子育て方針は正義の味方がコンセプト。ちょっと息づいているのかな。私のような昭和末期に昭和のあかんとこ詰合せで生まれた人間が取る方針ではないのですが。

独特な世界観を持った子ですが、この小ちゃい体に優しさを宿してるのかと思いながら寝顔を見ていると涙が出てきそうになりました。優しさを必要とする人や場所はきっとあるでしょう。優しい人は沢山います。ただそんな時理由を求めず動ける人になってくれればそれは勉強の出来不出来を超えて尊いものに違いありません。

子供から学ぶことも多いですね。




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