祖谷渓挽歌(いやだに・ばんか)~藍 友紀(あい・みゆき)著

「2007年自費出版文化賞」大賞受賞作品の紹介およびその周辺事情など。

5-4/イワシ一尾のお芝居またも。

2012-05-04 23:21:28 | Weblog

<岡田副総理>平成版臨調は視界不良 法的根拠なく

毎日新聞 5月4日(金)21時13分配



岡田克也副総理

 岡田克也副総理を中心とする有識者の「行政改革に関する懇談会」が7日、初会合を開く。鈴木、中曽根両政権の「土光臨調」を再現し、身を切る改革をアピールして消費増税に国民の理解を得る狙いだ。しかし本来の旗振り役に想定していた首相の諮問機関「行政構造改革会議」は関連法案成立のめどが立たず、やむなく「つなぎ役」に据えた同懇談会には法的根拠がない。先行きは視界不良だ。

 「平成版土光臨調にふさわしい」。岡田氏は1日の記者会見で、日本航空再建に取り組む稲盛和夫名誉会長(京セラ名誉会長)をトップとする懇談会の陣容に胸を張った。2月にこの構想を掲げた岡田氏は「(政府の)行政刷新会議は首相や閣僚も入っており、機動的に動かせない。懇談会は実質的な議論をする場だ」と強調した。

 岡田氏が意識する土光臨調(第2次臨時行政調査会)は鈴木、中曽根両内閣の81~83年に設置された首相の諮問機関。土光敏夫・経団連名誉会長(当時)の質素な生活ぶりも話題になり、当時の行政改革の象徴となった。

 ただ今回設置されたのは、あくまで岡田氏の私的懇談会という位置づけだ。稲盛氏を除く古賀伸明連合会長らメンバー9人は、昨秋の「政策仕分け」以降目立った成果を上げていない行政刷新会議との兼務となる。内閣支持率が低迷する野田政権が、懇談会の提言を実行に移せるかも未知数。野党などから「会議が増えただけ」と批判を浴びる可能性もある。【阿部亮介】

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最終更新:5月4日(金)22時8分

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