ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れセブ旅行(6)―旅を終えて

2008-03-18 | 子連れ旅行*1歳 〈セブ〉
     「セブ旅行」編を初めから読んでみたい!という方はコチラからどうぞ

            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
滞在中、ホテルにこもってのんびりする!を目標にしていたけど、
予想通り、ていうか、ずーーっと海とプールじゃ飽きちゃうって!
ホテルではいろいろマリン・アクティビティとかボート・トリップとかあったんだけど、
どうも1歳児を連れてその余裕は出てこない。
楽しみにしていたスパも、予約取れなかったし…

それで帰国前日、おみやげを買いに、街へ出ることにした。
セブ・シティへはホテルから無料のシャトルバスも出ている。

バスは、マクタン大橋を渡ってシティ中心部へ。
セブ・シティは“フィリピン最古の都市”であると同時に、
あちこちで再開発がすすむ、急成長まっただ中の街でもある。

マニラやバンコクとまではいかないけれど、ものすごい車、バイク、車…!。
ジープのような小型トラックにハデな装飾をほどこした、“ジプニー”と呼ばれる
フィリピン独特の乗り合いバスも、街にガチャガチャと彩りをそえる。

静かなリゾートエリアを一歩出ると、そこはアジア…!
街に出て、改めて思う。
ああ、はるばる海を越えてやって来たのに、今回はなにもフィリピンを感じてないなぁ。
やっぱり私は、その土地に暮らす人々や生活を垣間見るような旅がしたいなぁ…
残念ながら、1歳児を連れて、その余裕はまだ私にはない。

ほんとなら市場とかをブラブラ歩いて回りたいけど、
今回はセブでも大きなデパート(「シューマート」だったかな…)でショッピング。

そこにはかわいいTシャツの店も数軒あって、おみやげにたくさん購入。
アイランド・スーベニアのTシャツはカラフルで南国らしい。

     
     ↑一番小さいサイズで3歳~なので、この夏は着れるかな…?

…そんな感じで、何をしたというわけでもないけど、2日間のセブ滞在はあっという間に過ぎた。

最終日。
セブ島からマニラ経由で成田に戻る飛行機に乗るため、朝には出発。
経由便は大変かと思ったけど、マニラ空港でちょっとブラブラできたし、悪くはなかった。
乗り継ぎがよければ直行便にこだわる必要はなかったかなー、と今は思う。

覚悟を決めて乗り込んだ帰りの飛行機だけど、りんりんは乗るやいなや爆睡!
私のひざで眠り込んだりんりんを見て、スチュワーデスさんが「バシネット使う?」と聞いてきた。

えっ、1歳過ぎてるんだけど… ダメなんじゃ…?
おそるおそる「プリーズ」と頼むと、彼女はさっさとバシネットを用意してくれた。
りんりんはちょっと窮屈そうだったけど、おかげでたっぷりお昼寝(そのときの写真はコチラ)。

さすがフィリピン航空! 
融通が利くというか、大ざっぱというか…
規定にうるさい日本の航空会社ではありえない。
おかげで私の手元は解放され、機内食もゆっくり楽しむことができました。感謝!

そんな感じで、帰りはまったく苦労することなく、拍子抜けしちゃったくらい。

隣の席には、里帰りしてたのか、フィリピン人のお母さんが
5、6歳くらいのお兄ちゃんと1歳の赤ちゃんをつれて座っていた。

お兄ちゃんは着陸のときに、恐怖からか機嫌が悪かったからか、
シートベルトを締めない!」と大騒ぎ。
お母さんと私とで一生けんめいなだめすかしても、わめきながら大暴れ。
1歳の弟クンとりんりんは、きょとんとお兄ちゃんの行動を見つめている。

結局、着陸するまで「シートベルトはやだ!」を主張し続け、機内には彼の叫び声だけが響いた。
いくつになっても、子どもってラクになることはないのね…

最後に。今回、1歳児を連れて初めて海外旅行をして、率直な感想。
「…しばらくは海外はいいや

せっかくフィリピンまで行ったのに、“フィリピンを旅した”という実感があまりわかなかった。
リゾートホテルでのんびりする旅”を目的にしたから仕方のないことだけど、
それが目的なら、何も赤ちゃん連れて海外まで行かなくてもよかったかな…、
というのが正直なところ。

海外はやっぱり、国内線のように気軽に、というわけにはいかない。
2、3時間前には空港に着いて、出国/入国手続きをして… 近場でも移動は1日がかり。
長い休みが取れればいいけど、たかだか4日間の休みだったら、国内のほうがよかったのかも…
そう、日本には沖縄という、スバラシイ海がある! リゾートホテルもたくさんある!

でも、それは今回の旅があったから分かったこと。
もちろん、楽しかったしいい思い出になったし、行ってよかったと思っている。

私はやっぱり、海外旅行に“その土地の生活や異文化に触れる”というのを求めてしまうから、
次に海外行くなら、もう少しりんりんがフレキシブルに動けるようになってからかな。
その時こそ、“子連れバックパッカー・デビュー”なるか !?
                                               おわり



にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ “セブ旅行”編にお付き合いいただき、ありがとうございました。
            引きつづき、クリック応援お願いします