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妙覚寺ニュース

広島妙覚寺の毎月のニュースを写真入りで紹介します。

9月11日(金)いのちをみつめる研修会 会場広島別院

2020年09月12日 | 広島別院(安芸教区)

9月11日(金)13:30~16:30

いのちをみつめる研修会が、広島別院において開催されました。

「高齢者は感染症に罹りやすいーコロナはいつまでつづくのかー」と題して

広島県感染症・疾病管理センター長 桑原正雄先生にお話いただきました。

広い本堂に、ソーシャルディスタンスを守っての研修会でした。

新型コロナウイルスの流行が終息しない状況が続いています。ワクチン・治療薬ができるまでは、この流行

状況は繰りかえされることが予測されます。誰にも会わず一人で閉じこもっていれば絶対感染しませんが、

人との接触なしでは、日々の生活は成立しません。

ウイズコロナといわれますが、コロナの時代は、新型コロナウイルスの特徴、性質を正しく知る事が必要

です。「正しい知識で、正しく怖がる」これを皆で実践することで新型コロナウイルスに負けない社会を

作ってゆきたいものです。

マスクをする、手洗い、環境の消毒、手指消毒、三密を避ける、部屋の換気をする等、各自ができること

を守りましょう。体力維持(体操・畑仕事・庭いじり・片付け等)、栄養と睡眠、そして、人との繋がり

は大切ですね。

1時半よりの研修会では、感染症の歴史、感染症の起こり方、感染症を起こす微生物、薬害エイズ、

ハンセン病、ワクチンについて、耐性菌について、高齢者の病気の特徴、高齢者に多い感染症、

肺炎について、インフルエンザについて、新型コロナウイルス感染症について・・・学びました。

高齢者は特に、外出自粛により、人との交流が少なくなり、「動かないこと」で、身体や頭の動き

が低下してしまうので、気を付けましょう。

 


1月17日(金)阪神大震災追悼法要厳修・いのちをみつめる研修会開催ー広島別院

2020年01月17日 | 広島別院(安芸教区)

1月17日(金)7時より、阪神大震災追悼法要を厳修いたしました。

                           

13:30~15:30 広島別院において、いのちをみつめる研修会が開催されました!

大会議室は、受講者でいっぱいになっていました!

講師は、島の病院おおたに副院長 小林達也先生

講題は、「アドバンス・ケア・プランニングの不都合な真実と実際」

人生の理想的な終わり方、何故それを選んだのかを家族と一緒に考える。

ガンになった場合、認知症になった場合、人工呼吸器はどうするか、いろんな場合があります!

元気のいい時から、話し合っておきましょう。

予期しないできごとや突然の病気で、自分の希望を伝えることができなくなるかもしれません。自分で意思決定ができなくなったときに、あなたの代わりに伝えてくれる人を選んでおくことが大切です。

人生の価値観を含めて、家族が話しあっていくプロセスが大切。
死生観、価値観を共有して行きましょう。
思いを言葉に出して話し合いましょう。
話し合ったことを「私の心づもり」にしるしておきましょう。
希望や思いは時間の経過とともに変化したり、健康状態によって変わる可能性があります。何度でも繰り返し考え、話し合いましょう。
厚労省は全国の公立病院を再編統合、縮小を検討するよう、424の病院のリストを公表しました。呉の済生会病院・医師会病院もその中にはいっているそうです。
これからは、病院もどんどん縮小し、入院期間も14日と短くされて行きます。入院も簡単には出来なくなりそうです。
死亡率は100%です。私の問題として考えて行きましょう。

広島県地域保健対策協議会(ACPの手引き)

厚生労働省(自らが望む人生の最終段階における医療・ケア)

実り多い研修会でした。


1月11日(土)いのちをみつめる研修会開催のお知らせ

2020年01月11日 | 広島別院(安芸教区)

いのちをみつめる研修会開催のお知らせ!

日時 1月17日(金)13:30~15:30

会場 広島別院

講師 島の病院おおたに副院長 小林達也先生

講題 アドバンス・ケア・プランニングの不都合な真実と実際

小林先生は看取り塾を開催されています!

アドバンス・ケア・プランニングとは、これから受ける医療やケアについて本人の考えを家族や医療者に表明し、文書に残す手順のことです。

自分の考えを伝えられなくなった場合に備えて、前もって受ける医療に対する希望を、家族や医師に伝えておくことは重要なことです。

明日がどうなるか誰もわかりません。将来の健康がどうなるかを予測することも出来ません。しかし、将来自分自身で判断できなくなったとしても、今から準備しておけば、受ける医療に対する私の希望をみんなに知ってもらうことができるのです。

小林先生の研修会を通して、私自身の問題として考えて行きたいと思っています。


6月14日(金)安芸教区総講習会・てらこや開催!

2019年06月16日 | 広島別院(安芸教区)

6月14日(金)10時より、「宗教と現代社会との関わり」と題して、同志社大学神学部教授 小原克博先生にご講義いただきました。

小原先生は、比較宗教倫理学、キリスト教思想、一神教研究が専門です。

総講習会には、140名の僧侶が参加しました。

午後1時からは、「生と性と死を考える」と題して、佐賀県伊万里市浄智寺 古川潤也先生にご講義いただきました。

日本思春期学会の理事をされ、日本エイズ学会、キッズサンガアドバイザー、ビハーラ佐賀、佐賀のホスピスを勧める会等沢山の関わりの中でのお話しを聴かせていただきました。

14:45からは、「ブータンの仏教と幸福(実践仏教の再考)」と題して、広陵西組教順寺住職 熊谷誠慈先生にご講義いただきました。

熊谷先生は、京都大学こころの未来研究センター准教授 。専門は仏教学(インド・チベット・ブータン)およびボン教研究。編著『ブータン:国民の幸せをめざす王国』創元社

ブータン、2011年に国王夫妻が日本に国賓として来日され、日本でも一躍有名になりました。ブータンというと、『世界一幸福度が高い国』のイメージが大きく、メディアや雑誌でも『幸せの国』と表現されているのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

ブータンは仏教国です。7~8世紀にチベットより伝来したとされています。今でも、人々は自然界の全ての形あるものを崇拝しており、仏教の不殺生の教えに従っています。小さな虫が近くにいると、思わず殺生してしまいそうになりますが、ブータンでは禁じられています。

ブータンといえば幸せの国。ではなぜブータンの人々はそこまで幸せに暮らせるのでしょうか。そこには明確な答えはありませんが、一つには足ることを知っているからでしょう。物をたくさん持つことが即ち幸せではない。我々先進国で暮らす人間が忘れてしまった素朴な幸福感のようなものをブータンの人々は大事に持ち続けているのでしょう。

先生は、2018年11月27日に、プラハ大学(カレル大学)にて「チベット仏教の歴史および近隣ヒマラヤ地域への影響」と題した招待講演を行われています。こころの未来研究センターでは「京都大学ブータン研究会」を定期的に開催していく他、一般向けには「ブータン文化講座」の開講を随時行っているそうです。興味深いですね。

                       

16:30より、てらこやを開催!

今日は3名の参加でした 折り紙で手裏剣を作りました


2月22日(金)安芸教区公開講演会「九条武子さんに見えていた世界」講師 白須淨眞師

2019年02月25日 | 広島別院(安芸教区)

「九条武子さんに見えていた世界」ー

アングリマーラ(指鬘外道)と柳原白蓮と『歎異抄』13条を手がかりとしてー

と題して 白須浄眞先生にお話しいただきました。

会場ー広島別院共命ホール

親鸞聖人は、『歎異抄』の13条においてアングリマーラ(指鬘外道)とバラモン教の師匠との会話から、業縁ということを導き出しておられた。

大正8年12月柳原白蓮は、雑誌『解放』に戯曲「指鬘外道(アングリマーラ)」を発表し、翌年単行本を出版。

さらに、白蓮と親交のあった九条武子は、昭和2年に発表された『無憂華』の中で、アングリマーラ(指鬘外道)と業縁について述べられている。

『歎異抄』の会話のなかで聖人が焦点化されようとした業縁の普遍的仕組み。その業縁のただ中にある武子と白蓮。

興味深い白蓮さんのお話しを聞かせていただきました。大正天皇のいとこになられるんですね

14:00~16:30たっぷりとお話しをきかせていただきました。

                           

今日は寺族婦人会の方たちと講演会に参加しました

 11:30から、リーガロイアルホテルの「リュウ」でランチをいただきました。

器も豪華なスープ

北京ダック

飲茶

そしてデザートもたっぷりでした