子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

40代で目指すエラ

2012年06月06日 | 私の周辺

いっちが生まれるころから私が携わってきた仕事やボランティア、いっちの幼稚園、みんな同じ方向を向いて志を同じくする仲間に恵まれていた。

しかし、いっちの入学とともに始まったPTA活動は向いてる方向も熱意もさまざま。

この現実に改めて困ってしまった!
まとめていく立場にたまたま立ってしまい、あれこれ頭を悩ませた。

私はなんでもひとりでやってしまいたいタイプで、まとめるのは苦手。
自分でやった方が早い。
でも、カラオケだってひとりで行ける私に、神さまは課題を出してくださった。
いろんな考えの人たちをまとめていくことを学びなさい、と。

この1か月あまりでまとめ役同士でやりとりしたメールや電話の量、眠れぬ夜、どれくらいだろう・・・
一時は、自分ひとりでやりたい!!!と思い、この仕事を降りたいと思った。
でも、いろんなことを振り返る。

何かに消極的になった時期にも、神さまはちゃんと素晴らしい人々と会わせてくれた。
腐ってはいけない。いつも最善を尽くせ。
そんなプレゼントをひも解いて、今の自分に引き寄せて考える。

どんなにがっかりすることがあっても、自分では到底及ばないほど素敵な人に出会うことだってある。
そんな人たちを目指そうよ。
がっかりする人に照準を合わせるな・・・

昨日はある検査を受けてきた。
初めてお世話になる病院で、若い先生が親切に対応してくださり、技師さんたちも声をかけ、気遣いもしてくれ、私のことに多くの方が一生懸命向き合ってくれることに、感激も覚えた。
長い人類の医療の歴史のおかげでこんな機械が使えるようになったことにも
いろんな人たちの営みに生かされる今を感じた。
ちょっとおかしいよ、と思う病院も増える中、当たり前のことだけど、
患者の立場に立って考えてくれる医療に出会うと感激する。
貫禄のある看護師さんが初めから気さくに声をかけてくださり、
ちょっとしんどい検査が終わると、手を握って終わったわよ、と言ってくれた。
傷口に貼ったテープがきつくて先生に直してもらったが、お会計のところまで確認にきてくれた。

おかしな病院もあれば、素晴らしい病院もある。
挨拶をしても返さない人もいれば、気の利いた挨拶をしてくれる人もいる。

子どもを育てるとき、どう言って聞かせるのか。
適当に流してつきあえばいいのよ・・・
がんばっても大変なだけだから、最低限やってればいいのよ・・・
いいえ、前を向いて、上を向いて、自分のできることをやろうよ、と。

そんなもろもろを考え、自分の気持ちを落ち着かせるために聞いていたエラ。
高校生のときから好きで、最近また聞いている。
明るい歌は無邪気に楽しく、渋い曲調の歌はあたたかく包み込むように、気持ちを受け止めてくれるように歌う人。
40代からはこんな人を目指そう。
昨日の看護師さんもけっして美人ではなかったけれど、気持ちをわかってくれる包容力のある方だった。
年を重ねると、魂の輝きとして人を見られるようになってくる。

最近知った歌。カナダ留学した夫でも意味の解釈が難しいらしいが、
なんかぐっとくる歌です。
ぜひ、エラを聞いてみてください。

Cry me a river (Ella Fitzgerald

 http://www.youtube.com/watch?v=CI779D2tLyk&feature=bf_prev&list=PL912516EC29262F0F

 
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