私の始めたデイサービス

自ら起業してデイサービスを始めた人たちから、これからデイサービスを始める人たちへの情報が満載です。

【デイサービス探訪】第3回 たんぽぽ

2010年06月23日 | デイサービス探訪
 (株)日本生活介護 のホームページTOPにインタビュー記事の出ている星野さんが経営するデイサービス“たんぽぽ”に行って来ました。

 東京は練馬区の普通の住宅街の“普通の家”にデイ・たんぽぽの小さな看板がかかっています。この小さな看板が目に入らなければ、一般の通行人は、まさかここがデイサービスとは気づかないでしょう。いわゆる民家改造型の典型かもしれません。

 玄関もいわゆる普通の玄関で、そこを入ると、左手に行くとデイルーム、右手に行くとお風呂や2階への階段があります。


 デイルームといっても、床の間などもある和室と洋室を2部屋使ったものです。その奥の間にテーブルがあって、利用者やスタッフの方々が仲良く座ってなごやかにテーブルゲームやクイズやおしゃべりなどをされていました。

 星野社長によりますと、このデイフロアーの玄関から反対側が、比較的大きく増設工事が必要だった部分だそうで、新品のトイレと静養室があります。

 この“たんぽぽ”の良いところの一つは、都市部のデイにもかかわらず、窓の外(玄関と反対側)には広々とした畑が広がっていて、そちらを眺めていると、広々とした気持ちになれることです。2階からはその畑が良く眺められます。

 この2階には事務所があり、そこで星野社長のお話をいろいろ伺うことができました。開設のいきさつやその他、いろいろお話を伺いましたが、その辺の詳しいところは、(株)日本生活介護のホームページに「デイサービス『たんぽぽ』(練馬区)星野栄一氏独占インタビュー」として出ていますので、そちらをご覧頂ければと思います。

 星野社長は、早く次のデイサービス2号店を出したいと夢を語っておられました。

  ひろ吉

【デイサービス探訪】第2回 丸山台公園デイサービス“チャオ”(その2)

2010年06月21日 | デイサービス探訪
 チャオが、高級邸宅のようだというのは、当然で、まさに、そのような邸宅そのものを利用しているからです。広々とした邸宅ですが、デイサービスとしての定員は10名の小規模として運営。お一人お一人の利用者に気配りした、『新しい介護』に基づくサービスを行っています。全員そろってのプログラムは行わず、おひとりおひとりご自由にお過ごし頂く、というのはある意味で良く聞く方針ですが、「自由に過ごす」というのは、その名のもと、結局のところ放置状態に陥る危険性も裏腹な方針です。しかしチャオでは、利用者は、ゆったりと過ごしつつも、豊かで明るい雰囲気が保たれています。これは、常に全体への気配りを怠らぬ様、従業員に徹底した指導をしているという近藤社長の信念に負うところが大きいようです。したがって、従業員は、利用者に、どんどん明るく語りかけ、共に楽しんでいる良い雰囲気がかもし出されていました。


 ・・・百万円のテーブルでくつろぐ


 ・・・近藤社長自ら調理


チャオのもうひとつの大きな特徴は、美味しい料理。なぜなら、近藤社長ご自身が、かつて西洋料理店と中華料理店を経営していたからで、近藤社長自ら調理するチャオの食事はまさに、本格料理そのもので、絶対の自信を持っておられます。

私もごちそうになりました。その日は、中華の肉団子甘酢あんかけがメインディッシュ。もちろん、近藤社長が、いちからキッチンで調理した逸品。まったくおいしいので、ごはんをおかわりしてしましました。ご利用者様のYさん(男性)に伺うと、「ここの食事はおいしくて、ついつい食がすすむので、ここに来るようになってから5キロぐらい太ったかな。」とお話されていました。

という訳で、どこをとっても最高級のチャオは、「日本一のデイ」と近藤社長は自負しておられ、いまや利用者は順番待ち状態だそうです。


 ・・・わんちゃんもお見送り



 ひろ吉

【デイサービス探訪】第1回 丸山台公園デイサービス“チャオ”(その1)

2010年06月18日 | デイサービス探訪
こんにちわ。ひろ吉と申します。
これから、私が訪問させて頂いたデイサービスについて探訪記を書いて行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

第1回は、神奈川県の横浜市営地下鉄・上永谷駅から徒歩10分ほどのところにある、「丸山台公園デイサービス“チャオ”」です。

緑豊かな丸山台公園の横を歩いて行くと、そこは閑静な邸宅街で、その中に、緑の生け垣にぽこっと小さな出入り口のある“邸宅”が一軒。その入り口から足を踏み入れてみると、良く手入れされたとても広い芝生の庭。緑の木々と季節の花々が咲き乱れ、いかにも美しき大邸宅の洋風庭園が目の前に広がっています。右手前にはパラソルが立てられ、初夏の日差しを避けてくつろいでいる人がいます。そして正面奥に建つ白亜の邸宅、これが「デイサービス“チャオ”」です。

パラソルの下のチェアでくつろいでいた風格のある紳士が「やあいらっしゃい。こちらへどうぞ。」と招きます。この方がチャオを経営する近藤さんです。

まずは、このパラソルの下でいろいろとお話を伺いましたが、すばらしい庭の向こうには丸山台公園の木々が借景となって眺められ、まるでリゾート地の高級別荘にいる気分で、なんとも居心地が良く、いつまでもこうしていたい気分です。

なんとすばらしい環境!ただ緑豊かなだけでなく、この流れる高級リゾート感は、それまで私が持っていたデイサービスのイメージを凌駕したものでした。

(第2回につづく)   ひろ吉