おそめ久松…エスカレーター

土蔵の中のおそめ。

大阪、淀屋橋センタービルの一階に昔の白壁の土蔵が置かれていて、外から硝子越しに窓が見える。
そこにおそめの人形を見つけた時は、夜の闇もあっていきなり「おそめ久松」の時代に飛んだような気がした。
現代的なビルの中におそめがいるなんて、大阪人の洒落が嬉しい。

上本町に近い住宅地で物売りの声を聴いた。
「わらびーもち、あいすくりーむ」と節をつけて言っている。
～ドレミレド、ドレミレドレ（たぶん）、ラーメン屋のチャルメラと同じメロディー。
コンビニでなんでも売っている時代に、わらびもちやアイスクリームが売れるのかしら。
東京で聞ける売り声といったら「いしやーきいも」くらいか。

話変わって、エスカレーターで急ぐ人のために東京では左側に立って右側を空けるが、
大阪では右側に立って左側を空ける。東京とは逆なので戸惑う。
何かわけがありそうだ。調べてみたい。

度々訪れた土地でも新たに小さな発見があり、旅は楽しい。