新宿から高速バスで甲府に行く予定が、この日(9/5)は渋滞で1-2時間遅れると聞き、予約をキャンセルしてJR特急電車に変更。
甲府市総合市民会館で第1回市川喜昇の会」を観覧。喜昇さんは、澤瀉屋(市川猿翁=三代目猿之助)一門の市川右近さんのお弟子さん。十数年前に一門の舞踊会を見て、踊りのうまさに感心して注目するようになった。今年で歌舞伎に入って18年とのことだが、最近では個性のある脇役の女形とし . . . 本文を読む
5/26歌舞伎座五月公演の千秋楽、昼の部を2列目の上手(かみて・舞台に向かって右)端の席で観劇。舞台は近いが花道は遠く、ずっと左のほうを見ているので首が疲れた。
合邦庵室は、玉手御前の菊之助がすっきりときれいすぎて毒気が少ない感じ。
天一坊は、通し狂言なのでストーリーが明解。天一坊の菊之助は御落胤らしい雰囲気。大岡越前の菊五郎はどっしりして名裁きが似合う。 . . . 本文を読む
国立劇場で前進座の公演を見た。「番町皿屋敷」は松竹大歌舞伎でもよく上演される。旗本の越元・お菊が恋人である主人・青山播磨の気持を試すために家宝の皿を割ったので怒った主人に殺される話。いつもお菊がかわいそうに見えて、殺す意味がわからなかった。
今回は二人の心理描写が細かくて理解できる気がした。
歌舞伎でも演出の違いで新鮮に見ることができる。 . . . 本文を読む
昼の部。歌舞伎十八番の「矢の根」の五郎は市川右近さん、古典をきちんと。
「男の花道」の加賀屋歌右衛門は四代目市川猿之助さんにぴったり。ずいぶん前には長谷川一夫が映画や舞台で演じたそうだが、四代目猿之助さんの当たり役になるかもしれない。 . . . 本文を読む
歌舞伎座4月は四代目中村鴈治郎襲名披露興行。
三代目が坂田藤十郎となって空いていた名跡を子息の翫雀さんが襲名した。
各演目の幕開き前に襲名幕が出される。名前にちなんだ鳥と定紋のしゃれたデザイン。
昼の部の1番目「碁盤太平記・山科閑居の場」は忠臣蔵を題材にした近松門左衛門の作品。
初代鴈治郎が制定した家の芸の1つで40年ぶりの上演とのこと、珍しい演目が見られて良かった。 . . . 本文を読む