猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

東京国立近代美術館 「菱田春草展」

2014年10月17日 18時55分47秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
  ↑ チラシと入場券

チラシに書かれている文章はこんな  ↓ 

ごきげんよう。
突然目が合ってしまいましたね。
さてはあなた、猫好きですね?

私の名前は、黒き猫。
明治時代を代表する日本画家、菱田春草の筆から生まれ、
こう見えて肩書きは、重要文化財です。

百余年前にモデルをつとめたときは、
まさかこんなに有名になるとは思っていませんでした。

ここで出会えたのも、何かのご縁。
さあ、私と一緒に、麗しき日本画の秋を楽しみましょう。

          東京国立近代美術館ホームページ

先日のテレビ東京「美の巨人たち」を見た猫好きの方達は、うわ~この絵の本物を見たい!と思われたのでは?

            KIRIN~美の巨人たち~ 

とても有名な絵です。一度や二度は見たことあるでしょう?
菱田春草の「黒き猫」重要文化財です。
5日間で描き上げられたと言う奇跡の一枚。

クロネコ好きの私が見逃すはずないじゃありませんか。
あの、ふわふわの毛を間近で見てみたいじゃありませんか!
この絵が展示されるのは10月15日から11月3日までの期間限定なので、初日の15日水曜日に雨の中いそいそと会いに行ってまいりました。

行ってみたら同じ猫が子猫の頃にモデルを務めたんじゃないだろうかと言うような子猫が他の絵に描かれていたり、白き猫ちゃんもいたりするんです。
猫好きにはたまりません。
この方、動物の描き方が優しいのです。
鹿や鳥もよく出てくるんですが、皆優しい目をしています。
人物もほわ~とした表情が多くて、なんかこの方の人柄が絵に出ている気がします。

大変残念なことに、37歳の誕生日を目前にして腎臓炎のため亡くなってしまった春草。
長生きしていたら…どんな猫や動物の絵が見られたんだろうか。
この企画展は春草生誕140年を記念した大回顧展なので、他の美術館・法人などから協力して集めた春草の絵画をまとめてみることが出来ます。
東京美術学校の卒業制作「寡婦と孤児」や4つ指定されているうちのもう二つの重要文化財「王昭君図おうしょうくんず」「賢首菩薩けんしゅぼさつ」も見ることが出来ました。

久しぶりに常設展示の東山魁夷、狩野芳崖、横山大観、下村観山・萬鉄五郎・岸田劉生・私の好きな藤田嗣治などもじっくり見て、満足した雨の半日となりました。

     

違う日ですが、東京駅100年記念で赤レンガ色に塗られた山手線に遭遇しました。
1本しか走っていないので、早速写真に収めました。






        東京駅100年 赤レンガ色山手線 NHKニュース

出会えた人はラッキーですよ。




           黒き猫グッズを大人買いしてしまったトミー。






コメント (2)
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