猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

今頃 「親知らず」

2009年12月14日 12時30分35秒 | 雑記
 皆様はどうだったか、私は親知らずが生えるのが全般に遅くて、普通に生えてきた上あごの2本も30歳代に抜いた。これは2本ともお昼休みに歯医者に行って ぽろん と抜いてもらってその後パン買って帰って、反対の歯で食べたくらい簡単だった。

 ところが下あごの2本が真横に生えて隣の歯を圧迫し、しかも歯肉に埋もれて生えてきたという厄介なもので。生え出したのはいつか不明だが、左は7~8年前に体調の悪い時に悪さを始めたので会社の並びの歯医者で抜いた。
 こういった歯を抜くときは切開するので大学病院を紹介されたりするようだが、街の歯医者さんながら、腕は良かったらしく時間はかかったがそこで全部の処置をしてもらった。3~4日は頬が腫れたが40代にしては軽く済んだのではないかと思っている。

 その時、右も生えているのはわかったが、特に痛くもなかったのでそのままにすることになった。痛まなかったら無理に抜くより一生そのままでいいですよ、ということだった。で、そんな歯の存在はすっかり忘れて生きてきた。

 1か月前くらいから歯肉に出っ張りが出来てなにやら膿のようなものも溜まっている模様。口内炎の一種かと思ってそのうち治るかと思いほっておいたが治らない。しょうがなく今度は家のそばの歯医者に行って見てもらったら、ひとつ残っていた 「親知らず」 が隣の歯にちょっかいを出して炎症を起こしているらしい。
 優しい40がらみの先生で、御自分も同じようなことがありいろいろ試したが結局抜いたと言っていた。年取ってから抜くのは大変なので、なだめたりすかしたりしたが駄目だったらしい。
 こういう場合の自分の判断は素早い。なんたって高齢の叔母と病気もちのだんなを持っている身としては自分の体はさっさと直しておかなくては身動きがとれない。それに盲腸と同じでいったん散らしても、また体調の悪い時に痛くなるのでは、思い切って抜いてしまって一生さよならした方が楽でいい。

 途中月締めやらなんやら入ってしまい、結局今月になってから先生がいつも務めている 某大学付属病院 で抜いてもらった。そこは口腔専門病院なので1棟全部口腔専門の病院で凄かった~ ! 
 手術してもらった口腔外科の処置室だけでも16台分も先進の機械と椅子が並んでおり、あっちでもこっちでも難しそうな手術をしている。自分の台に行くまでに恐いもの見たさでまわりを見ようとしたが、血だらけのガーゼを見てあわててやめた。

 根っこが癒着してそこが大変だったらしいが、手術時間は30分ほど。その前にレントゲンを撮り直したり、大きな病院だけあって受付に時間がかかったりしたので、病院にいた時間は都合2時間くらいだった。前の時よりも器具が揃っていたり、手つだいの人がいたりするので短かったようだ。
 抜いた歯を見せてもらったが、数か所切って抜いたのでバラバラになっていた。左の時は一筋しか切らずに綺麗だったのでもらって帰ったが、今回は何も言わなかったらくれなかった。
 支払いは6千円超。3割としても思ったより安かった。

 しかしね~、親知らずって言うのは大体10代後半から20代前半に生えてくるものではないかいな。生えてきたのはたぶん30代だと思うけれど、親の年になってから親知らずが悪さするなんて未だに親離れしていない自分を象徴しているようで恥ずかしい。結構あることなのか、皆さんはどうでしたか ? 
 それから、まだ親知らずを持っている中高年の皆様は、年取るほど処置が大変になるので痛くなったら早く抜いてしまうことをお薦めします。


   術後6日経ってもまだ痛み止めを飲んでいるトミー。



 
コメント (10)
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