比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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鹿児島の旅・・・城山・・・天文館

2007-12-18 | 道を行く 九州の諸道
ここ鹿児島の朝はオソイ
つまり何時も私が住んでいるところより西に経度で10度違います。桜島がありますから日の出が40分以上遅いのです。なぜかリズムが合いません。

城山公園(標高107m)です。西郷隆盛の終焉の地です。櫻島は朝モヤの中です。


ジョウヤマではありません。シロヤマです。麓には西郷隆盛の最後の本陣の洞窟があります。1877年(明治10年)9月24日、西郷以下400名の戦士が官軍に突撃して戦死します。
朝早くウォーキングの人、ランニングの人、猫ちゃん(ノラ)にも会います。駐車場では竹箒で清掃している人にも会いました。ボランティアでしょうか。
海に近い段丘地。樟などの巨木がウッソウと繁った原生林です。この上から空と海と桜島を眺めているとチッチャなことはなにも考えなくなります。

鹿児島といえば西郷さん、明治維新の英傑。実はよく知りません。司馬遼太郎著「翔ぶが如く」(文春文庫1975年刊)をにわか勉強で読みだしましたが間に合いません。後で読むことにしました。
1977年(明治10年)明治維新も一段落したとき日本人同士が官軍と賊軍に分かれて戦った西南戦争、いったい何だったのでしょう。両軍合わせて9万人余の戦死者が出ました。戦いというものは不条理なものです。

昨夜は夕食を食べに外に出ました。いつものパターンです。旅の楽しみはその土地に親しむことです。まず街を散歩します。街の空気が伝わってきます。

鹿児島なら天文館(アーケード商店街)、デパートは山形屋です。地下の食料品売り場で特産物などを見ながら試食(セコイ)。天文館は若い子からオバサンたちまでファッションを見ているだけで楽しいですね。
薩摩名物さつま揚げの店に入り試食、銘菓「かるかん」の店に入り4個買って試食。海鮮市場があればなおいいのですがここには無いようです。

食事処を探します。おでん・地鶏なんて書いてある居酒屋に入ります。連れのオバサンにはご飯と味噌汁、キビナゴの刺身、地鶏の塩焼き、豚骨と大根、ジャガイモの味噌おでんを。わたしは「お酒」、焼酎のお湯割が出てきます。ここには清酒がありません。
相客は名古屋から福岡に単身赴任できている楽しいオジサンでした。

ホテルは中心部からすこし離れた鴨池、バス利用で往復二人720円。タクシー代を節約してお食事代にしました。
あしたは城山公園から薩摩焼のふるさとだ
それ前にチョッと寄り道を。


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