比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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雪の福島・・・会津の旅・・・飯盛山・・・世界唯一のらせん塔の「さざえ堂」

2016-03-17 | 道を行く みちのく
彩風人・・・2016年1月、雪の福島・・・会津への旅。
・・・彩風人の写真帳・・・
(比企の丘からブログのギャラリー開放です。)
飯盛山です。標高372m、会津鶴ヶ城は南西に約5㎞。
白虎隊の墓は飯盛山の中腹に緩い石段を登った先に。有料のエスカレーターもあります。石段の両脇にお土産店が。ここは飯盛山の中腹。白虎隊で有名ですが古くから会津盆地の人たちの信仰の山。神仏混合の正宗寺の境内でした。正宗寺は明治政府の神仏分離令や大教宣布により廃仏毀釈の流れで廃寺になり、伽藍の一部が正宗寺住職が還俗して所有することになり飯盛山に残りました・・・通称「さざえ堂」です。

国指定重要文化財旧正宗寺円通三匝堂。1796年当時の住職郁堂禅師が棟梁らと研究して設計・建立と伝えられています。

世界の建築史上でも珍しい二重らせん構造、三層、平面六角形の塔・・・
世界唯一(オンリーワン)と書かれています。世界一ではありません。螺旋塔は日本では近代以前に6例、近代に入って2例。
二重らせん構造は世界で2例、木造二重らせん構造はここ「さざえ堂」だけ・・・世界唯一。
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※撮影日は1月31日。カメラはFUJIFIRM X-T10。
※中心部に「西国三十三観音」が安置され螺旋を上り下りしながら巡って行くようになっていました。その観音像は明治の廃寺のとき他所へ。
※二重らせん・・・三層になっていますが階段は緩やかなスロープ、最上部から下リスロープに。観音巡りは一方通行です。
※垂直と水平、緩やかなRの屋根などが日本の寺社建築の美ですが、ここは斜めを基本にした異次元の建築。


★テレビ東京「美の巨人たち)2月27日で取り上げられていました。

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