比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

信州伊那谷・・・駒ケ岳山懐・・・駒ケ根市の名刹・・・光前寺・・・ヒカリゴケの道

2022-03-29 | 信濃の国は 伊那・諏訪
信州上田の・・・六文銭の写真帳

3月12日・・・信州伊那の谷の駒ケ根市の名刹光前寺へ。今年続けている信濃10三重塔最後の三重塔詣でです。
天台宗別格本山宝積山無動院光前寺・・・天台宗座主円仁の弟子本聖が860年開山と伝えられるが戦国時代の武田・織田の戦いなどで被災し古記録は残ってない。武田・豊臣の庇護を受け、江戸時代徳川幕府から朱印地60石を受けていた。

仁王門を潜り石畳の参道が150mほど続き三門へ。樹齢300年余の杉の林、約70本のしだれ桜が・・・

参道の石垣の石と石の間に4月末から10月までの間、自生のヒカリゴケが覗ける・・・




ヒカリゴケ・・・ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属、1科1属の貴重なコケ、ユーラシア大陸北部、北米大陸北部、日本では中部以北、北海道に。自生地は湿潤で光量の少ない洞窟、石の割れ目、樹洞など、日本では北海道羅臼(洞窟)、群馬県嬬恋(溶岩流隙間)、東京皇居北の丸公園(石垣)、埼玉県吉見百穴(古墳)、長野県岩村田(段丘崖洞窟)、駒ケ根市光前寺(石垣)などに自生地が見られる。発光するのではなく暗い中でわずかな光が苔の中の葉緑素を通過、屈折、反射してエメラルド色に輝くことからヒカリゴケと呼ばれる。

※撮影日は3月12日。


※コメント欄オープンにしています。
・URL無記入のコメントは削除します。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
光前寺・・・ヒカリゴケの道 (縄文人)
2022-03-29 10:13:51
光前寺・・・ヒカリゴケの道がお見事なので・・・・、
  日光が当たると黄色くピカピカ輝くことでしょう。

・・・と申すのは、中学生のころ夏休み「一人一研究」に、==苔の収集==をしました。
苔は、山裾や、家の裏じめじめした場所、また物置屋根のも繁殖した。
名前も知らないので見た目で判別、種類を集めました。植物採集は紙に乾燥して貼り付けましたが、
苔は箱を区切ってその一角に苔を納めて多くの種類を陳列した。生きたまま…。
 (以前お話ししましたが、蜘蛛の採集、それに苔
と変なものを集めたものです)

それから~東京に出て来てから盆栽(さつき)の種類を集め、根元が乾燥しないように苔て固め水持ちを良くした。
最近は、せいぜい家庭菜園、ブログ書きで1日を過ごす高齢者でゴザンス・・・・。
皐月も枯れて・・・何処へやら。
返信する
コケ (縄文人さんへ・・・ヒキノ)
2022-03-30 09:03:01
不思議な世界です。湿潤な環境に生きている。倒木などに住みつき倒木を枯らし自然に戻していく。それが役割であろうか。
返信する

コメントを投稿