比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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五月の戸隠高原・・・戸隠の奥深く奥社を尋ねる

2018-07-23 | 信濃の国は 北信濃・善光寺平
信州上田の・・・六文銭の写真帳

五月の戸隠高原です。

山桜が咲いています。ようやく奥社です。大鳥居が標高約1200m、奥社が標高約1350m


戸隠神社奥社の本殿です・・・コンクリート造りになっています。雪崩対策のためのようです。
明治以前は神仏習合(神仏混淆とも)の寺、天台宗勧修院顕光寺、比叡山延暦寺の末寺。徳川時代は幕府より1000石の寺領を与えられた大寺院でした。
信濃国の寺社に与えられた朱印地石高・・・善光寺1000石、諏訪大明神1000石。光前寺60石。
戸隠神社と呼ばれるようになったのは明治時代以後、それ以前は勧修院顕光寺の三院として奥社は奥院、中社は中院、宝光社は宝光院。

本殿の脇に九頭竜大神があります・・・ヤマトの神様が来る前の地の神です。

奥社の祭神はアマノタジカラオノミコトだそうです。アマテラスオオミカミが弟スサノオノミコトの非行を嘆いて天の岩戸に隠れたとき岩戸をこじ開けてその岩戸を放り投げた戸隠天の岩戸伝説。その怪力の神様が祀られています。この話は長くなるので・・・後略です。

九頭竜大神はズウ~ッとむかしむかしから日本の各地に伝説として伝わっている九つの竜の頭と一つの竜の尾を持つという動物です(鬼の頭のところもあるようです)。各地により物語が違います。天の岩戸伝説の前に九頭竜を磐に閉じ込めるという九頭竜伝説がありました。戸隠では水の神様になってるようです。地主神がいてヤマトの神様が来て、仏教・修験道と習合して、さらに廃仏される。時の支配者によってクルクル変わります。

この話も長くなるので・・・後略。

オオバギボウシ?
※撮影は5月25日。 


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