比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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彩の国・・・荒川の河川敷・・・三つ又ビオトープで・・・オジロビタキを見た

2014-01-13 | 生き物大好き 夏・秋の野鳥
荒川・・・広大な河川敷の中の・・・三つ又ビオトープにやってきました。入間川と荒川の旧合流点のあたりのビオトープです。
ビオトープってなんでしょう・・・「野生の生き者たちが暮らす場所」。つまり生き物(植物を含む)が勝手に生息する場所です。公園や動・植物園ではありませんから人間の思い込みで動植物の生活環境を無理やり作ってやる場所ではありません。
河川改修によって自然を変えられた旧荒川の流路を動植物の住める自然に回帰させようと、むかしからここに自生していたクヌギ、コナラ、エノキ、ムクノキ、ケヤキなど広葉落葉樹を植えて、微生物から小さな虫、小昆虫、蝶、小動物からイタチやタヌキ、小鳥から猛禽類まですべての動物たちの住めるあるがままの自然環境に戻す活動をしています。数十年かかるでしょう。

三つ又ビオトープは1級河川内にあるため管理は国交省荒川上流河川事務所。学識者、環境NGO、地域住民、自治体などと連携を図りながらパートナーシップによる保全管理を進めています。

さて、1月12日、ビオトープの中の湿地の中につくられた木道の上を散歩しました。静かです。いつもこの時期に聞こえる冬の小鳥たちの啼き声が聞こえません。冬鳥の訪問が遅れているようです。

三つ又ビオトープに中の「緑の回廊」という散歩道にオジロビタキがいました。






※撮影カメラはパナソニック LUMIX DMC-GH2 レンズは150~300㎜ズーム。

個体数は1羽。テリトリー内をぐるぐる回遊しながら留まる樹は定点のようです。撮影する人は鳥が定点に留まっているときは一ヵ所に構えて動き回らないほうがいいようです。オジロビタキに聞いたわけではありませんが、この鳥、それほど人を認識して警戒する鳥ではありません。人が動かない限り、向こうからは数m近くに来てくれます。
この日は神奈川から来たという人ご婦人が、ここと伊佐沼のヘラと川島の白鳥と3本立てコースを見て行くのだといってました。みんなが自然を楽しむ・・・素晴らしいです。

オジロビタキ‥・スズメ目ヒタキ科キビタキ属オジロビタキ種。全長12㎝、動物食系、ユーラシア大陸亜寒帯ロシア、シベリア、カムチャッカ半島などで夏を過ごし、日本には冬鳥、旅鳥(通過鳥)として飛来するが、その数は少ないそうだ。日本には亜種のオジロビタキ、ニシオジロビタキが渡ってくるといわれるが、よくわかりません。写真のオジロビタキは♀だそうですが♂を見たことがないのでよくわかりません。
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