比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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中山道・・・六十九次番外の間の宿・・・茂田井宿

2008-10-02 | 旧街道・峠道・旧宿場
ふとしたことでタイムスリップしたように古い街並に迷い込みました。

中山道六十九次の番外「間の宿 茂田井(もたい)」です。

中山道は上州から碓氷の峠を越えて信州に。軽井沢方面から追分で142号線に入り小田井宿、岩村田宿、塩名田宿、八幡宿、望月宿、芦田宿と佐久平の丘陵を横断していきます。
ここ「茂田井宿」は望月宿と芦田宿の間の「間の宿」(中山道には吹上、茂田井、新加納と三つの番外宿がありました)です。六十九次の番外(追加公認)ですね。
1万数千人といわれる和宮下幸の行列もこの街を通って行きました。

忘れられた日本の風景、それらしき雰囲気を残した街が茂田井です。車がやっとやっと。国道142号線からこの街に入るのは注意してないと通り過ぎてしまいます。
馬籠、妻籠、奈良井宿のような観光地ではありません。
造り酒屋が二軒。大沢酒造は酒の展示即売場、古民具展示室、当家出身のかたの美術館(山岳画が主)があります。もう一軒の武重酒造は国の有形文化財、映画「たそがれ清兵衛」が裏の敷地で撮影されたそうです。
佐久市望月と立科町に地籍が別れています。宿にはこうした形態が多いようです。村落に与える経済効果、権益を分配するためだったのでしょうか。

この日は間違って迷い込んで通り抜けだけで写真が1枚だけ。
でもってネットからこの宿の紹介HPをリンクしました。

  茂田井うぉっちず たそがれ清兵衛
  茂田井&望月ー日本の伝統的街並み

ゆっくり歩きたいところです。佐久方面から諏訪方面、松本方面に抜けるかた、たまにはこんな静かな街を見るのもイイですよ。


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