比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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越辺川・・散歩・・馬頭観音

2006-09-04 | 道祖神・石仏・石神
今日も朝から暑かったので散歩は夕方にしました。
石坂の山の中、東京電機大学のキャンパス近く、馬頭観音が鎮座しています。好奇心でカメラに収めました。それほど古くなっていない小さな木の卒塔婆に書いてあるの見ると馬頭観音の供養ですが比企郡石坂村とあります。まだむかしの村名を使っているのですね。明和7年庚寅と書いてあるようです。1770年ごろのものか。
石仏は三面観音の頭上に馬の頭、手は左右3組あります。なかなかの芸術です。農民が信仰に生きられる豊かな村だったのでしょう。
  

 道路わきの廃棄物の山        廃棄物の脇の看板
   

東京電機大学のキャンパスから児沢(チゴ沢と呼ぶらしい)に下りて沢づたいの道にそって越辺川(おっぺがわ)に出る。越辺川のそばの道にも馬頭観音がありました。こちらは後ろに寛政五年と彫ってあります。1793年11代将軍家斉のころでしょうか。両サイドのものは風化により判別不可。馬はお百姓さんのトラクターであり家族でもあったのですね。

 夕焼けの越辺川          越辺川のそばの馬頭観音

それにしても越辺川、なぜ「おっぺがわ」と言うのでしょう。今度調べてみよう。有史以前の古代語系か、アイヌ語系か、古朝鮮語系か?

本日は9800歩。


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