比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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冬の旧北國街道・・・旧海野宿・・・卯建が上がる旧宿場まんまの町

2022-02-26 | 旧街道・峠道・旧宿場
信州上田の・・・六文銭の写真帳

冬の散策に・・・長野県東御市本海野・・・旧海野宿・・・忽然と現れる不思議な街です。

旧街道 旧宿場町 常夜灯・・・

日本の道100選」、種別「宿場町・養蚕町」で重要伝統的建造物群保存地区として選定。

旧宿場の復元でもテーマパークでもドラマのセットでもありません。人が普通に生活している街村です。

街道の真ん中を流れる用水路・・・せぎ()と呼ばれています。
せぎに架かる石橋は60・・・むかしのままだそうです。
※撮影日は2月7日。
★江戸時代、德川幕府は1601年から7年かけて五街道を整備、続けて1625年中山道追分宿から分れて北信濃、上越、越中、加賀に向かう北国街道が整備。中山道追分宿から分れて小諸宿、田中宿、海野宿、上田宿へと続きます・・・
明治時代に廃宿、日本中ほとんどの宿は時代の流れのままに宿の面影も消えて普通の街村に変わっていきますが、なぜ変わらなかった不思議な街・・・幕末から明治、大正、昭和にかけての養蚕で卯建が上がって隆盛を極めた街。


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冬の海野宿・・・白鳥神社・・・木曽義仲挙兵・・・戦勝祈願の神社

2022-02-26 | 信濃の国は 上田・佐久・東信濃
信州上田の・・・六文銭の写真帳

海野宿の散策にプチドライブ・・・宿の東側からの入り口にある白鳥神社(しろとりじんじゃ)へ。

本海野の鎭守「白鳥神社」・・・
海野郷を治めた海野氏がこの神社を奈良時代から平安時代にかけて創建したというが創建年、詳細は不明。

日本武尊・貞保親王・善淵王・海野広道公の四柱を御祭神として祀っています。
古代大和王朝の英雄「日本武尊」・・・長期遠征の末、伊勢の地で没し白鳥の姿に化身して飛び立ったという。
貞保親王は清和天皇の第四皇子、滋野の海野荘園、官牧の長官として赴任、詳細は不明。
善淵王(貞保の孫)が滋野姓を賜り、滋野氏から滋野三家(海野、望月、祢津氏)へと分流・・・。
海野広道は海野家の始祖。

拝殿の前に立つ樹齢700年余、樹高30m、目廻り周囲.7.2mの大欅・・・

この神社が史書に記されたのは平安時代の戦記「源平盛衰記木曽義仲挙兵の際の戦勝祈願がの下りが初出とされます
※撮影日は2月7日。


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