まめまみなブログ

グルメネタ中心 ~泉州より~

💪【ZERO-ONE】『真撃』2001年6月14日 大阪城ホール 観衆:8377人

2001年06月14日 | 大阪市京橋大阪城

  

 大阪城ホールで開催された「真撃」を観戦。

  

 橋本真也の「ZERO-ONE」が勝負をかけた興業。

  

 第1試合
 リー・ヤングガン {6分26秒 KO} 星川尚浩

 星川が勝つと予想していたが、ヤングガンの打撃に対処しきれなかった。一発のケリで流れが変わってしまった。

  

 第2試合
 グレッグ・ベレイス {3分52秒 チョーク式裸絞め} 佐藤耕平

 身長がある佐藤に期待したが・・・。

  

 第3試合 シュートボクシング提供試合
 前田辰也 {2回1分1秒 KO} ジャンボジム 

 シュートボクシングというものを体験した。

  

 第4試合
 ○サモア・ジョー・ケイジ・サコダ {16分48秒 裸絞め} 石川雄規・●臼田勝美

9試合の中で一番こてこてのプロレスらしい試合であった。外人チームはツープラトン攻撃も積極的に出していた。

  

 第5試合
 ジェラルド・ゴルドー・イゴール・メインダート {14分51秒 レフェリーストップ}
 ●高岩竜一・アレクサンダー大塚

 高岩とアレクでは、アレクの方が声援が大きかった。ZERO-ONEの選手なのにきついヤジも聞かれた。ラリアットなどの高岩らしいアピールする技をがんがん出してほしかった。ゴルドーのケリは確かに痛そうだが、ガマンしてでも平気な顔をしてほしかったな。一方、アレクはおなじみのアマレス風なタイツではなく、スキンヘッドが決まっていて、いい味を出していた。
 最後は、ゴルドーがグローブをはずして、コーナーの高岩に正拳突きを数発入れていたので、ゴルドーチームの反則負けかな?と思った。しかし、次の日の新聞を読むと、顔面ではなく胸元だと主張したのが通ったらしい。

 

 第6試合
 謙吾 {1回3分36秒 ノーコンテスト}ジェイソン・ドゥレクセル

 謙吾はその鍛えられた体だけで客をうならせるものがある。最初から謙吾が押し込んでいたので期待していたら、バッティングで相手が出血のため、パンクラスルールで無効試合になった。

  

 第7試合
 大谷晋二郎 {7分55秒 反則} 村上一成

 今まで村上のことを、力もないのに口撃だけ、と思っていたが、生で村上の試合を観て、かなり評価が上がった。根性がある。この二人の試合はかみあわない。どちらかが攻めまくるだけである。一瞬の油断で攻守が逆転してしまう。それだけにレフェリーの存在が重要になってくるのだが、中途半端な制止が何回かあり、その度に試合が逆転していた。
 最後は、レフェリーの制止のスキをついて、グローブをはずして投げた村上がパンチを決めたため、反則をとられた。しばらくのびていた大谷であったが、後のマイクアピールで「俺がゼロワンだ」と言った。

  

 第8試合
 小川直也 {6分48秒 レフェリーストップ}藤原喜明

 さすが組長、足に的を絞った関節技で顔をゆがませる小川。しかし、最後はSTOを連発。このパターンになるともうどうしようもない。しかし、組長が技を決めると会場が沸く。さすが役者というところか。小川が攻めにまわると、「いじめんといて~」という声があちこちから・・・。
 勝った後、小川がマイクを持った。「今日は来てくれてどうもありがとう・・・・。」あれっ、まじめな小川だ。頭を深々と下げている・・・・、とその瞬間、ジャージ姿の山本憲尚がいきなりリングに上がり不意打ちのパンチ!マイクで小川を罵倒して去っていった。
 やっと起きあがった小川がマイクを持った・・・。山本に何か言うのかと思ったら、「ありがとうございました・・・」だけ言って、少しふらふらしながら控え室へ行った。かなりパンチが効いていたようだ。
 この日の小川は、最初のにらみあいの時だけ例のあの怖い目をしていたが、その他は好青年であった。
 山本に何があったのかは知らないが、6/4の大阪府立では同じ元リングスの成瀬が正々堂々と宣戦布告をしていて交換が持てた。

  

 第9試合
 橋本真也 {11分57秒 スタンディングカカト固め} トム・ハワード

 写真ではすごく怖い顔で写っていたハワードだが、実物はそれほどでもなかった。しかし、関節技が上手く瞬発力もある。ポイントはコーナーの橋本に対して回転したハイキックがかわされたところだろう。ハワードはそのまま場外へ飛んで行った。もし、あれが決まっていたらかなりのダメージだったと思う。
 当たり前のことだが、エース橋本の試合の時は、声援もすごく盛り上がる。UPWと今後も提携していくようだが、やっぱり対小川、対三沢、対藤田、対秋山などの日本人の大物との対戦に期待する。


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