もっと公園を

昨日国営の公園にいってみて改めて感じたのだが
大きな公園、特に公営の公園はもっと必要な気がする。
勿論土地や資金の問題などいろんな難題があるだろう。
しかし、昨日の公園の様子を見て改めてそう思ったのだ。
　
ここ最近新聞などにも掲載されているが
子供の体力不足が問題視されている。
昔みたいに短距離走は得意だだが長距離走はニガテとか
そういう意味での体力不足ではなくて
基本的な体力・・・５０ｍをまっすぐ走れないとか
ソフトボールが投げられないとかの話である。
これではスポーツテストの成績どころか
スポーツテストもまともに受けられない状態だ。
テレビでは山間部などの子供達も
学校が遠いせいでバス通学や親による送迎などに頼りがちなので
都会の子供と体力に差がないという話もあった。

これは子供のせいではない。
子供だけで自由に遊べる空間と時間がなくなったからと
まずは考えらるだろう。
車が多くなり、子供を狙った犯罪は増加し、親は共働きが増えた。
子供の遊び場がなくなっているのは当然だろう。

したがって子供は小さな時からスポーツ塾に行く場合もでてくる。
これはこれで意味ある事と思う。
でも自然の中もしくは町中で遊び、知恵と体力をつけることとは
意味が異なるような気がする。

営利目的の公園などは入場料が高いこともあり
子供だけで遊ぶには少々無理があるだろう。
わずかな料金で遊べて
自然と触れ合いながら自由に遊べる
公営の公園のようなものが身近にもっとあれば
親子でも遊びやすいのだが。

安全面でも管理する人間がいるので
少なくとも出入りする人間のチェックも少しはできるだろう。
必要なら身分証明書を提示してもいいかもしれない。

昔のように自由に思いっきり遊べる場所が欲しいと切実に思う。