のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

ズタボロな曲

2006-07-25 22:03:30 | ピアノ練習記録
このカテの投稿は最近ご無沙汰。
でもちゃんと練習はやっていた・・・とっても地道に。
いつか自分の思うような演奏ができることを祈りつつ。

この2週間はフランス組曲に集中。
まるでエアコンのオーバーホールみたいな作業をしていた。

いったん形ができたと(思っていた)ものを細かくバラし
汚れをとって、その部品の本来の姿を再認識し
再びキレイに組み立て、作業完了。


しかしこの作業はやってよかったものなのか。正直結論がでない。
なぜなら当然のことながら、再び組み立てたものは
今までとは全く違うものなのだ。
テンポも構成も感じ方も・・・うう~ん

しかし、どうしてここで迷うのだろう~~~~~???(笑)
この練習方法でいいのか?

しかも自分の演奏を試しに録音してみると、どうも音が忙しい
「もっとゆったりと・・・リラックスして」
と師匠が繰り返し言っていた訳が、やっとわかった。
音をちゃんと聴いていないんだな。
バッハみたいに各声部がそれなりにメロディーを主張している形態の曲は
あからさまにその傾向がでてしまうんだなぁ・・・はぁ~。


3月に自分が演奏した様子をDVDで観た時も
なんというせせこましい音を出しているんだろうと
自分に呆れるやら、幻滅するやらで相当ショックを受けたのだが
今もソレに近い感じだ。

「最もバッハらしいのがフランス組曲のような気がする」
と師匠がいったのだが、今それがどういうことだったのか・・・
ようやく少し訳がわかったような気がする。

2年前にやった時よりはだいぶマシだと思っていたが
自分が思うような出来に完成するのは、この曲では無理な気がしてきた。
何度も折りなおした折り紙みたいな状態の今の持ち曲
(そういえば、昔家庭科でスカートを作ったとき
 不器用なワタシは
 どうしてもファスナーを上手につけることができなかった。
 何度もやり直しているうちに
 その周辺の布がズタボロになってしまったっけ


忙しい音になるのは、やはり今の生活環境が影響しているのか
それとも譜読みの段階でのイメージの持ち方のミスなのか。
一体ワタシはいつになったらマトモなピアノが弾けるのだろう?


演奏が上手いだけが、
音楽の感動を呼ぶものではないとはわかっているのだけれどね・・・。

とにかくここまでやってきたものを放り出すわけにはいかないから
蚤の市にでているアンティークみたいな仕上がりを目指すしかなさそう(笑)。
新品、というわけにはいかないのが悲しいけれど


ああ、夏休み。
・・・と、かつて歌ったのはチューブですか(笑う)。
夏休みが楽しいのは若い頃だけですネ。
こちらは毎日夕方まで子供の遊びに付き合い、
自分の時間はちょっとナイねぇ
あ~、妹のところに来たと言うブルの子犬、見てぇ
(久しぶりに現実逃避)


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