のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

やはり決別

2006-07-09 20:58:36 | ピアノ練習記録
昨日のレッスンは曲目が少なめなので先月と同様、
「時間的に」ちょっと余裕のある内容(笑)。

実は先日、自分の演奏を録音して聴いてみるということを
20年ぶりくらいにした(しみじみワタシってバカだなぁ・・・。)
自らの演奏を聴くのは何だか気恥ずかしくて
アルマンドだけを録音。
恐る恐る聴いてみると・・・
ぬあんじゃ~っ!
このおばさんくさい音はっ
(恥ずかしっ。)


いいえ、いいえ、自分が30代半ばということは
ちゃんと自覚しております
でも何だか人前で弾くのが一段と恐ろしく感じるようになり・・・。
演奏をするということは自分をさらけ出すことに他ならず
臆病者のワタシはこの怖さ、骨の髄までしみている

でも20年来のお付き合いの師匠には遠慮も何もしなくてもいい。
・・・というかしたらレッスンが成立しない(笑)。
しかし10代の頃は師匠の前で演奏するのも
どうにも恥ずかしくて仕方なかった時期があったのだから
本当に手に負えない


「・・・あのぅ~。思い切って伺うんですが
 ワタシ先日こういうわけで激しくショックを受けたのですが・・・。
 ワタシの音、おばさんくさくないですかっ?」
・・・・・・・・・っ・・・(爆笑中)」

 だって音が老けてました~っ!
「・・・・・・・(引き続き、爆笑中)・・・!!」
この結論については後ほど。



そんな問答後、レッスン
フランス組曲1番を全曲とバラ2。
フランスについては内容は先月とほぼ同じ。進歩ねーぞ。
トリルやモルデントプラルトリラーについて全曲に渡って再び見直し。
アルマンドは音色について、ジグはリズムについて指示アリ。
このジグってリズムが本当に難しいが(よく3連符ぽくなる)
声部ごとに丹念に見直せば解決するであろうことはよく理解できる。
問題はそれができるかだ(笑)。


バラ2は意外に指摘はなかったので
コーダ部分を集中的にレッスンしていただく。
ここで指摘されたのは、勿論自分の練習の仕方が間違っていた部分。
危なく弾き飛ばす癖がつくところだった。
ここは初めから最後までほぼフォルテっぽい所だが
2ページもそれでは飽きるし、弾けっこない
途中の微妙な調整で魅力的なコーダが作れることを教わった。
やれやれ・・・ここは結構時間がかかるぞ



レッスン後。やはり気になって
「あの~、ワタシの演奏大丈夫ですか?」
と問いに
ショパンはいい。でも音に落差がある。
いい音はとてもいいが、悪い時もある。
先生、それはワタシのパーソナリティそのものです(笑)。
日常的に躁鬱の差が激しいので、自分で自分がわからないんです。
だから演奏していてもなかなかいいなと思う反面
恐ろしく不器用なワタシも存在していて・・・。
だから自分がちゃんと上達しているのか、時々とても不安なんです・・・。


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


演奏スタイルと個人のパーソナリティは深い関連性があると思う。
ワタシどのように生まれ、育てられ、生きてきたのか。
それはワタシ自身の考えも大いに影響するのだが
環境というものに左右される部分もあるのは確かだろう。

果たしてワタシは自信を持たされて生きてこれただろうか。
どちらかというと、残念ながらそれほどではないのかもしれない。
でもそのことを理解し、今までの自分と決別する事は
ワタシの年齢なら不可能ではないと思える。
自分の家庭を持ったことで環境が変わり
その可能性が増えたのではないか?


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先生、それは変わることができますか?
うん。気をつけていればできるよ。
よかったです・・・。
はははは・・・(再び爆笑)。


先生には懸案の調律師さんも良い方紹介していただいた。
もう今までのピアノは弾けないし、弾かないようにしなくては。

そろそろ来年のビジョンを立てようと相談。
来年は引き続きバラ2,4とベートーヴェン(ああ・・・)
とりあえずイギリス組曲。
あと「ロシアの現代音楽をやってみたい」との希望に師匠が
○★☆◎●●とかいう作曲家名を口にした。
その場では「はい、わかりました~」と覚えていたのだが
全く思い出せない
楽譜を用意しなければいけないのに~~どうしよう
確か技術的には比較的簡単でシンプルで伝統的作風で
ピースにもあるとか・・・後で調べてみよう










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