のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

BGM

2006-03-16 10:06:32 | おんがく
今回の会合(?)はBGMを担当した。

ナレーションとの合わせ練習の数日前に正式な脚本が決まり
慌てて選曲したのだが、この作業は大変ながらもナカナカ楽しいものだった思う。

ナレーションの内容を熟読し、
イメージに合うものを手持ちの楽譜の中から選ぶ。
幼稚園というシチュエーションと対象になる人間
BGMという役割(途中でフェイドアウトする)を考慮した。
またスタッフにダメだしされることを想定し
さらに予備に数曲選択しておいた・・・全部で約10曲。

今回は手持ちの楽譜で何とかなったが、これは奇跡に近いような気がする。
確かにどうにもならないこじつけの選曲もあったのだが
プロのやるものではないし、
あまり1人で突っ走っても浮いただろうからこれでいいとした(笑)。

いよいよ曲の譜読みと練習に取り掛かる。
いかに簡単な曲でもナレーションに合わせつつ、終止を確実にするのは
結構気を使うものだ。
でも今回の役目は主役ではない(笑)。
ナレーションが曲の流れに合わせて行われるということはほとんどなかったし
どうしてもあわせるのが困難な部分は
一応こちらにあわせてもらえないか要望はだしたのだが
色んな状況がそれを許さなかったらしい。

結局、もう1人の音楽係のお母さんと
ひたすら連絡待ちの陸の孤島状態になってしまった(笑)。
(決定事項を遂行するのみ

実際のホールで演奏してみて、ナレーションの音量とのバランス
また人が入ったときの雑音を想定して、演奏の音量に配慮したつもりだが
直前になって事情でアップライトピアノの蓋が開けられたりして
・・・まぁ、その配慮も水泡に帰すことになったりした(笑)。

で、本番は「周りへの配慮をしつつ、自分の納得する演奏をする」
ともう1人の奏者と結論を出した。
どんな場でも自分の目指す演奏のイメージが沸かないと
演奏する事ができない


お母さん達の主催のものだから素人芸だろうとは思う。
でも中には色んな分野でのセミプロみたいな人もちらほらいるし
どうしてもそういった人材には役目が回ってくる。
実際その役目に携わると色んなジレンマが発生することも当然といえる。
でも、ここは自己表現の場ではないのだ。
自己表現したければ、自分で機会を作ってやればいい話なのだ。
周りへの協調を忘れず、可能なところで自分の思うようにやれれば
御の字であろう。


結果として会合は成功。本当によかったと思う。
自分が色んな面で工夫したり考えぬいたものが無になったこともあったのだが
その過程がワタシにとって貴重な体験となった。
またそういう場を与えてくださった卒対委員の方々に
心よりのお礼を申し上げたいと思う


それにしても卒対委員のお母さん達には頭が下がった。
その熱意もさることながら、
皆背中に赤ちゃんを背負ってのボランティアだもんな~
委員の人たちがこんなにも熱心でなかったら
ワタシももっと手を抜いて仕事をしていたと思う。
一生懸命になることって本当に大事なことだと思う。




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