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オリビアを聴きながら

大好きな洋楽を中心にセレクトしています。
ショート、ショートで綴る音楽サロンです。

美しく青きドナウ / 2001年宇宙の旅

2008-03-20 00:12:49 | 映画

SF作家のアーサー・C・クラーク氏が今月19日、スリランカで死去されました。
ご冥福をお祈りいたします。
クラーク氏はスタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」の原作者として知られています。
また「幼年期の終わり」はSF小説のベストワンといわれるくらい高い評価を得ています。
私としては「銀河帝国の崩壊」が冒険と謎解きがあって大好きです。
はるか未来の地球が舞台で、飛躍的に寿命が延び、もはや病気で死ぬこともなくなった人類で何十年ぶりに生まれた子供が物語の主人公です。
彼はたいへん好奇心が旺盛で、人類のルーツを探そうとします。
あえて自分たちのルーツに関わろうとしない大人達を尻目に、とうとうそれを解き明かす通路の入口を探し出すというストーリーです。
氏はこの小説の完成度に不満があったのか書き直した「都市と星」いう小説を後に出しています。
でも私的には完成度が高まった分、面白みに欠けるような気がしますね。

余談が長くなりましたが、クラーク氏を偲んで「2001年宇宙の旅」の名場面中の名場面をお送りします。
宇宙ステーションとシャトルが「美しく青きドナウ」にあわせて回転するシーンです。


2001 A Space Odyssey - Space Sequences Tribute Part 1of4