▼こんなタイトルの報道で
今回の関空沈没で
顧客密着型のコテコテ
小さな旅行代理店の存在が改めて見直された
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航空券の予約、ネット利用でもキャンセルは電話?
台風21号によって関西国際空港が大きな被害を受けたことで、
旅行の日程を組んでいた人は大混乱に陥ってしまいました。
ネット上で特に話題となっていたのが、エクスペディアなどネット上の外資系旅行代理店で取ったチケットがなかなかキャンセルできないという問題です。
航空券を予約する方法は大きく分けて航空会社から直接予約する方法と、
旅行代理店から予約する方法の2種類があります。
航空券をキャンセルしたり、予約内容を変更する場合には、原則として航空券を発券したところに連絡を行う必要があります。ここで問題となるのがWebでの手続きの可否と言語のカベです。
航空会社のWebサイトで予約した場合には、チケットの種類によってネット上でキャンセルができますが、
場合によってはコールセンターへの電話が必要となります。
また旅行代理店のWebサイトからの予約であっても、
直前のキャンセルなど出発まであまり時間がない場合には電話が必要というケースが多くなっています。
今回、大量の旅行客が影響を受けたことから、旅行代理店のコールセンターにはたくさんの電話が殺到し、
なかなかキャンセルができないという事態が発生してしまいました。
特に利用者を困らせたのが、ネット上で予約できる外資系の旅行代理店です。
例えばエクスペディアは、予約はすべてネットで完結しますが、予約後のキャンセルや変更はコールセンターに電話しないと手続きができません。
ところがコールセンターには電話が殺到し、何時間待っても電話がつながらないという状況が続きました。
エクスペディアは外資系ですので、英語での手続きも可能となっており、
ツイッターなどには、英語を選択すれば比較的短時間で電話がつながるという情報もアップされています。
それでも数時間の待ち時間が必要だったのは事実のようです。
航空会社のコールセンターも、営業時間が限定されていたり、
外資系の場合には英語のみだったりとサービスレベルは様々です。
飛行機のキャンセルや予約変更が意外と大変な作業であることは旅慣れている人にとっては半ば、
常識ともいえる話ですが、今回、大規模な災害が発生したことで多くの人が認識する結果となってしまったようです。
出処:(The Capital Tribune Japan)
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