叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

驚きましたね    杉田

2008-12-12 20:30:27 | Weblog
良識有る青鬼がそんな事を考えているとは。
大酒食らって、酔いに任せてまた忍法00を使ったのでしょう。
松葉さんの危惧する所よくに解りますよ。文章にしたのでは思うところの十分の一も伝えられなく、まどろっこしいことでしょう。
私、何事につけても余り「ポリシー」ありません。それで、「展覧会」出品を考える時でも、余り深くは考えません。機会があればどんな「展覧会」でも応募するつもりです。
要は、「自分の作風を一人でも多くの人に観て頂く」唯これだけです。「むらくも会」の活動も同じ事です。それぞれに路線が違うのは、始めから解っていることでしょう。もちろん展覧会に出品する以上、その成績は大変気になるところです。しかしながら、展覧会のあり方、審査委員の考え方、色々ありますからね。
今日「古名刀」として残っている刀剣の、価値、魅力、美しさ、などなど、は、何処から来ているのでしょか。そう難しい事ではない。
それは、時の流れに洗われて、名刀は、名刀として、駄作は駄作として今日に至った訳です。時代時代の目利き鑑定家、愛刀家、、時の権力者、あるいは実戦に用いられ、取捨選択されてきた訳で、その結果として今日それぞれの格があるのでしょう。その様な名品を目標として何が悪いのでしょう。悪いどころか、「目標にしています。」ということ自体
自分の技術を勘案すれば、気恥ずかしくなる。(最も、テレビや、新聞などに載る場合はショッチュウ言っていますが。)反面、現代のあり方を模索して、文字どうり、「新作現代刀」の作風を確立する事も結構なことでしょう。しかし、こちらの方が、遥かに難しく、才能を必要とする事でしょう。なぜならば、「古名刀」と少なくとも同等の魅力ある物を造らなければならないのですから。

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