叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

楷書と直刃  ビンゴ住人

2008-12-02 18:54:33 | Weblog
確かに、私も、楷書と直刃はよく似ているといつも感じています。
今も、毎日短刀の箱書き(楷書で)の練習をしていますが、そろそろ意を決して、箱に書かなくてはいけません。
最近、短刀や刀に好んで直刃を焼いていますが、直刃は、楷書同様、一点の緩みも許されないので、ほんの小さな焼きの崩れに泣かされることもしばしばです。

しかし、ここ数年、直刃調の長光写しをやるようになってからは、その誤魔化しの効かない難しさになんとも言えない魅力を感じています。
失敗が続く時には、「ぐれてやる~!」と叫びながら自棄酒を飲みますが、しっかりぐれると、翌日には、またやる気が沸いてきます。
難しいことに挑戦している時は苦しいですが、生きている事を実感できます。

今見ましたが、月と木星金星の天体ショー、見事ですね。

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