村人の気まぐれブログ

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BC2711の振動2

2013年08月09日 | 刈り払い機

先週は予備機の2711を3日ほど使いました。
整備済みの予備機も状態確認の為、年に一回位は仕事に使います。
2年前には燃料ホースの硬化により燃料タンクグロメットの所から燃料漏れが発生。

☆燃料フィルター

2年前に交換した燃料フィルターですがタンク内を転がり回るのでアルミ部分が減っています。

 

予備機は1日目は問題無かったのですが、2日目から少しクラッチが原因の振動が発生。
常用域の振動も、草の濃い所で使う回転域になると振動は気にならなくなります。

前回の整備はまだ深く考えないでやっていた頃なので2年前位か。
シューは中古だが、ドラムが新品で前回の記事同様ドラムに部分的に当たっていない所が見られる。
分解時の写真は取り忘れました!

☆クラッチ

左が新品で右が付いていた物の清掃済み品。

分解前のクラッチシューの動きは問題無く、本体から外した状態でボルトを回してみても
回転はスムーズ。
ボルトに錆は出ている物の、シューのボルト穴を覗くとまだいくらかグリースは残っている状態。
しかし、フライホイール側のワッシャーに油分はなく、上からスプリングワッシャーで
押さえつけられている為にこの部分の摺動抵抗が原因と思われる。
ライニングの厚さを測ってみると0.2mm程厚みが違う様だが誤差の範囲か?
とりあえず錆び落としと給油で組み付けて今回は終わり。

しかし、この部分は何故こんなに錆が出るのだろうか。
ボルト周りのワッシャーはテフロンシートに置き換えたらと思うので、そのうち暇が出来たら
探してみよう。
軸方向のガタはスプリングワッシャーで押さえつけるのではなく、ワッシャーの枚数で
調整したいと思います。

手短な所では台所用のクッキングシートとか?で代用出来ないかな。

摺動部分はテフロン系潤滑剤という乾燥系の潤滑剤が有る様なので
それも今度試してみようと思います。

☆ドラム側スプライン

前回アップしていないと思ったのでドラム側スプラインの錆の写真。
金属の酸化物は皆?元より体積が大きくなり硬度も固くなる物だと思っています。
だからこの部分に錆が出ると錆が研磨剤となり振動で痩せていくのではないかと。

BCZ271を導入した仲間の話では、新型はスプラインが大きくなっているとか。
この部分に弱点がある事、メーカーは分かっていても部品の互換性の関係上
簡単に仕様変更は出来ないのかも知れません。


話は変わりますが、岩手の樋口金物機構さんのスチールのFS2200の初期型ギヤヘッドが
無償交換になったと書かれていました。車ならリコールみたいな対応でしょうか。
普通は社外秘で、修理に入った時にこっそりと対策品に交換されるのに、こんな情報を
オープンにするスチール社は凄いですね。
スチール社は部品供給停止になった機種もちゃんと情報公開していますし。


BC2711修理

2013年08月07日 | 刈り払い機

今朝、会社持ちの刈り払い機のエンジンが掛からないとの事でお預かり。
点検を始めてすぐに原因が判明。
何とキャブレターがグラグラで、インシュレーターの取り付けネジが緩んでいる。

☆インシュレーターごと外れそうなキャブレター

1番のネジはまだ緩んでいる状態だけど2番のネジは完全に外れている。
幸いキャブレターに当たってそれ以上出てこないので紛失は免れている。
とりあえずキャブレター周りを清掃してからキャブレターを外したが、
インシュレーターガスケットはオイルとゴミにまみれているので交換して、
他の綺麗なガスケットは再使用。

こんな状態になる前にエンジンは使って居られない位不調だった筈なんだけど、
プラグの焼け具合は悪くなかったので突然緩んだのか?

ついでに各部の点検整備を行い、これでもう不具合は出ないでしょう。

☆冷却フィン周り

先週からメクラアブが多いので冷却フィンにもずいぶんと吸い込んでいる


蜂刺され

2013年08月07日 | 林業その他

草刈りも2回刈りの1回目と1回刈りが終わり現在2回刈りの2回目の作業中。

今日は朝一番で入った現場で草刈りを初めてすぐに蜂刺され。
右足にハチ特有の激痛を感じたので周りを見回し、すぐにハチの発生源から離れる。
発見したのはソフトボールより大きな蜂の巣だが、まだ蜂の巣をつついた様な大騒ぎにはなっていない。
蜂の種類は不明だが、巣の周りだけ残して仕事を続行。
毒の量が少なかったのか、蜂刺されの痛みとしては軽症な方。

2時間ほどで現場が終わり、次の現場に移動する為に機械を車に積んで後部座席に乗り込んだ途端
今度は右腕に蜂刺されの激痛。車内を見回すと2Cm程の蜂がいる。
アシナガバチかスズメバチの仲間と思われるが種類は不明。
さらに左腕も刺されたので慌てて車外に脱出。
何が起きたのか分からなかったが、作業中の2時間ほどの間に蜂が車内に巣を作り始めた事が判明。
車内に殺虫剤を吹きまくって蜂は退治したがこんなことは初めて。

☆矢印が車内に巣を作り始めた痕跡


今日は気温が上がりそうなのでテールゲートを開けっ放しだったのが悪かった様。
蜂は優良物件発見と言う事ですぐに家造りを始めちゃったんですね。

今年は仲間も何度か蜂刺されの被害に遭っているので蜂が多いのか。
もうポイズンリムバーを携行しなくてはならない季節になりました。

ポイズンリムバーが行方不明なので買ってこなくちゃ!
防峰手袋も持っているので、これも使うべきなのだが、まだ30度近い日が有るので
ちょっと暑すぎる感じ。
本当は作業着も表面がツルツルした素材なら蜂がつかまれないので良いのだろうけれど、
それで熱中症になるのも嫌だしね。
蜂刺されについてはこの仕事の宿命と言う事で仕方ないのでしょう。