今年学んだことを・・・

大晦日の朝です。今朝はいつもより車のフロントガラスが霜で真っ白ではありません。
出勤の人にはホント霜取りはひと手間ですもんね。

「すべてのものは無常である」（諸行無常）と明らかな智慧をもって観るときに、
人は苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになれる道である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『法句経』
諸行無常。あらゆるものは常に変化して行くという意味です。不安定であるがゆえに
変化して行きます。地殻も不安定なので地震も起きてしまいます。海も安定しているわけではないので
それによって津波も起きてしまいます。私たちも完成された人間ではないので、それによって恐怖や
苦しみ、怒りや不安などの感情でいっぱいになってしまいます。大前提としてあらゆるものは変化して行く
のに、私たちはあり得ない安定を夢見てしまい、その差が出たとき苦しんでしまいます。
変化を認め、自分たちもその変化を受け入れ、自分自身も変化して行かなければならないんでしょう。
言葉では簡単ですが、実践は難しい。でも世の中すべてが“諸行無常”なんですよね。
この真理をこれほどまで感じた年はありませんでした。2011年から学んだことを無駄にしないで2012年を
迎えたいです。皆様にとって良い年でありますように。
～生きとし生けるものが幸せでありますように～