M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

年末からの波乱万丈25(頭蓋咽頭腫と、退院後7 退院後の経過診察2)

2010-06-30 20:47:58 | 闘病記
昨日は、術後の経過診察2回め。

前回の血液検査は「申し分なく順調」だそうでした。

「(目の状態は)変わりはないですか?」と聞かれたので、
「(まだ右目が見えないので)変わらないです。」と答えました。

ちょっと残念そうな顔をした後、
「では、血管奇形の手術と、ガンマナイフの手術、
 どちらの手術を先にしたいですか?」
との質問。
前回の診察では、腫瘍はほとんど取れちゃったので、
ガンマナイフも必要かどうか分からないと言っていたのに・・・。

目の回復については、もうどうでもよいのでしょう。
ここから、私がずっと考えていた行動を起こすことにしました。
そうです。地元の病院に転院することです。

「手術の前に、一度外来に来ていただくことになりますが、
土曜日あたりどうでしょう?」と先生からの提案に対し、
「すみません。相方が仕事を休むことができないので、
 私一人で来ることになります。
 今日、それができるか確認しながら、やって来ましたが、
 到底一人で行動することは無理でした。
 ですので、今日より以降は来ることが出来ません。」
と答えました。
(実際、二人の交通費も馬鹿になりませんし、
 私は疲れるだけですし。)

「じゃあ、しばらく待ちましょう」と先生。
そこに私が「できれば、地元の病院で診察して頂ける様に、
紹介状を書いて頂けると助かるのですが・・・。」と
お願いしました。
先生は「そうですね。分かりました。では、紹介状を書きましょう。」
とあっさり。
「ただ、紹介状を書くのに時間を下さい。二週間程。」
二週間もかかるの???
診断書も二週間以上かかったのに、大丈夫か?
とも思いましたが、へそを曲げられてもこまるので、
突っ込まずに我慢しました。

「血管奇形の手術や、ガンマナイフも、
 地元の病院で出来るようだったら、
 やって大丈夫でしょう。
 また何かあったら、こちらに来ていただいても
 いいですよ。」
と、怒った様子もなく、事はすんなり運びました。

最後に、薬を三か月分(多すぎますが・・・。)と、
今までの画像データCD(これを紹介状と一緒に
地元の病院に渡します。)を頂きました。


地元の病院の主治医になって下さる先生は、
友人に紹介してもらった方で、すてきな先生だそうです。

今度の先生は、色々詳しく説明してくれて、
私の目のことも気にかけて下さる事を期待してます。