ヴァンパイアと狼男はホラー映画界の人気者だ。これらのモンスターは何度も映画化されているが、この2つの種族の種族の生存を賭けた壮絶な戦いという、斬新なアイディアでヒットした映画の続編。今回の物語はヴァンパイアとライカン(狼男)の創世の謎が明かされる。
この映画のヒロインは前回同様ヴァンパイアの闇の処刑人セリーン。
今回も敵と戦う時にレザーのロングコートを着て、肩まである髪はそのままとき流したまま。戦いにさぞ邪魔だと思うが、やはりビジュアル面を重視してるのは
確かだ。軍服やひっつめ若しくは刈上げヘアでは格好が良くない。セリーン役のケイト・ベッキンセールは熱演してるが、アクション連発でもどこか品があるの
はイギリス人だからだろうか。アメリカの女優だともっとラフで男っぽくなるのだが。
唯一の味方がヴァンパイアとライカンの混血種マイケルで、セリーンと恋に落ちるがかなり影が薄い。狼男に変身した時だけ強い。
前作ではヴァンパイア映画なのにヴァンパイアが人間を襲い食事する場面がなかったが、今回はちゃんと吸血行為をしている。だたし相手は人間でなく同族で、拷問や処刑、キス代わりに相手の首に噛み付いている。
現代のヴァンパイアゆえパソコンを駆使し、センサー完備でセキュリティー万全の館に住んでいたりするのは面白い。敵を倒すのは銃で撃って撃って撃ちまくる。銃を操るヴァンパイアも風変わりなのでヒットしたのだろう。
ヒット作の二作目は一作目を超えられないというジンクスがあるが、この映画もそうだった。前作のようにヴァンパイアとライカンの血みどろの争いに陰謀や密約が絡む物語の方が面白かった。
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ヴァンパイアと獣人(狼男)はホラー映画界に限らず、ゲーム世界でもの人気者ですね。また、某マンガでは狼男とバンパイアのカップルというものもありました。お互い、人の肉や血が欲しくなると、相手とは別の者を襲うことにより、仲を保っていましたが。人間にとっては、迷惑な話ですね(いつまで二人(二匹?)の仲が続くかは不明です)。
ヴァンパイアに限らず、現代の人間界に接していれば、人間と同様の生活様式に、ある程度あわせてくるでしょうね(中には、あまりにも人間との生活様式に合わせせすぎて、本来の力を失ってしまうものもいます。例えば、エルフにしても、不老不死でなくなる者も少なくなく、本来のエルフは少数になっているようです)。まぁ、ヴァンパイアにしても万能ではないですので、(特に狼人間族と戦争状態であれば)セキュリティ万全の部屋に住んでいても不思議でないですね。
ところで、話が変わって申し訳ないですが、mugiさんはワードナ(W*E*R*D*N*A)とトレボー(Trebor)をご存知でしょうか?どちらも「Wizardry」というRPGの製作者の名前から来ています(前者はアンドリュー・グリーンバーグ(Andrew Greenberg)氏の、後者はロバート・ウッドヘッド (Robert Woodhead)氏のファーストネームを逆さにつづったものです)。何故かは分かりませんが、1作目以降、ヴァンパイアは王(ヴァンパイアロード)を含め、各シナリオのボスに従属する事になるのですが。魔物の世界も、上下関係が厳しいのでしょうね。
(しかし、Wizシリーズのヴァンパイアはドレインという特殊能力があり、せっかく上げたレベルを下げられるのは、勘弁してほしいのですが。)
やはりヴァンパイアと獣人(狼男)はゲーム世界でも好まれるキャラでしょうね。狼男とバンパイアのカップルなんてマンガもあったとは知りませんでした。もし、2人(?)の間に子供が生まれたら、どうなるのでしょうか?
ヴァンパイアといえば、お館に住み棺桶で眠るというクラシックなイメージが未だにありますから、上記の映画はあまりにも現代人間的で、そこがまた意外性がありました。人間の血を吸わない吸血鬼映画も珍しい。
アンダーワールドや他のヴァンパイア映画でも一族の長は、人間の専制君主の比ではありません。何しろパワーがありすぎるので、束になってもヒラ(?)は敵わない。逆らえば即座に死、しかも自ら始末する。
ゲームは全く疎いので、ワードナ(W*E*R*D*N*A)とトレボー(Trebor)は初耳です。ゲームはしたいと思っても時間がないし、難しそうで・・・
私が買ったゲームは百円ショップの商品だけで、すぐ飽きてしまいました。ショボイ
また、オタク的ネタで申し訳ないです。
昨日、BLOOD+(ブラッドプラス)というアニメの1、2巻を見て興味が涌いてきました。とうのも、女子高生・制服の主人公にマンセーとは、少し無理ぽですが、今後の内容に期待です。
内容は、ベトナム戦争で、米軍を悩ませた異形のもの(翼手と呼ばれる)は、実は、他の戦争でも米軍を悩ませ、そして某極東の基地より出撃した米軍と関係があるという、、、。そう、某極東の基地とは沖縄であり、翼手に対抗できる救世主となりえるかもしれないのが、日本刀で魔物を切り裂く主人公なのです。
主人公の刀にしても、血を受け力を発揮して、翼手も血を介在して、伝染する。どうみても、バン○イア系と話が通じるように思えるのですが、、、。
(何故か、主人公は、刀を振り回すときも制服姿なのです。モ○ーの方は分かりませんが、返り血をあびる事を思えば、もう少し、別の服装の方が言いように思えます。)
女子高生の制服姿の主人公が日本刀を振り回すとは、少し興ざめですね。やはりセーラー服ですよね?アンダーワールドのヒロイン・セリーンも終始体にぴったり合うレザースーツスタイルなので、これもコスプレですが、どちらを好むかは個人差がありますね。前者は少女で後者は大人の女なので。
私は極東の基地より出撃した米軍を悩ませる翼手と、米軍の味方ともなりえるヒロインの設定が面白いと思いました。なにやら日本人の米軍に対する複雑な感情がアニメにも反映されているような。
ヴァンパイアは結構漫画になってますね。手塚治虫の『ドン・ドラキュラ』、見え張りで威張りんぼのくせに娘には甘いドラキュラのお父さんには笑えました。彼氏には目を光らせ口やかましいのも。
>なにやら日本人の米軍に対する複雑な感情がアニメにも反映されているような。
mugiさんは鋭いですね。実は、私もそう思いました。例えば、翼手に殺された、主人公の学校の先生の遺体が、地位協定の元、遺族に返されないというストーリーからも伺えます(地位協定に対する複雑な感情は、本土でもそうですが、地元の人にとって、現実問題として、より複雑な思いがあると思います)。
※ちなみに、主人公の名前は音無小夜(オトナシ・サヨ)といいます。
ドラキュラといえ、男親ならば、娘に厳しいのは、種族を超えたものでしょうか?それとも、ドラキュラのキャラクターを考えたものが、某宗教のように、極端な男尊女卑でないからか?まぁ、何にしても、実在のドラキュラ伯爵からすれば、吸血鬼とは、いい濡れ衣でしょうけどね。
地位協定の話が出てくるのを見れば、やはり米軍に対する感情が伺えますね。宮城県の王城寺原演習場に米軍も年に一度来ます。今のところはトラブルはないですが、正直言って来て欲しくない。
ヒロインは音無小夜ですか。大人しいサヨ(左翼)とは無関係ですね。
「ドン・ドラキュラ」はバツ一で、離婚を決意したのも妻が悪妻で、娘が妻のようになって欲しくなかったからです。離婚された妻の方は娘を取り返そうと狙っているという設定。娘の彼氏には渋面でも、普段は娘にかなり甘いのは人間と同じです。