トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

遺体に湧くうじ虫

2022-05-15 21:10:19 | 世相(日本)
 ロシアのウクライナ侵攻により、護憲・非核三原則墨守派には動揺が広がっているようだ。5月10日付の河北新報の19面に、県原爆被害者の会と核兵器廃絶ネットワークが記者会見した記事が載っていた。見出しは「核兵器使用絶対許さず」、以下は記事全文。 ―ロシアのウクライナ侵攻を受け、県原爆被害者の会と核兵器廃絶ネットワークみやぎが9日、抗議声明を発表し、「唯一の戦争被爆国の国民として黙っていることはできな . . . 本文を読む
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ロ国民は権力腐敗許すな

2022-05-13 21:45:16 | マスコミ、ネット
 他紙も同じかもしれないが、河北新報の読者欄「声の交差点」には暫く前から実に下らなく、読むに堪えない投稿が目に付くようになっている。5月10日付にロシアのウクライナ侵攻関連の投稿が掲載され、タイトルは「ロ国民は権力腐敗許すな」。投稿者は仙台市若林区・無職の林 智徳氏(84歳)。“智徳”の名とは裏腹に世間知らずと他国事情への無知を曝す内容だった。以下はその全文。 ―ウクライ . . . 本文を読む
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もうすぐいなくなります 絶滅の生物学 その二

2022-05-06 22:10:15 | 読書/ノンフィクション
その一の続き ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの祖先とは、会話は出来なかったと思われている。しかし、前者のDNAは現生人類にも数パーセント入っている。つまり、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスの祖先と性交渉をしていたのだ。言葉は通じずとも、性行為は出来るから。  最終章に載った著者自身のエピソードは面白い。2018年の春まで著者は早稲田大学の国際教養部という外国人学生が多い学部で教えていて . . . 本文を読む
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もうすぐいなくなります 絶滅の生物学 その一

2022-05-05 21:00:08 | 読書/ノンフィクション
『もうすぐいなくなります 絶滅の生物学』(池田清彦 著、新潮文庫)を読了した。3年前に見た『わけあって絶滅しました。』(ダイヤモンド社)は図鑑だったこともあって楽しく読めたが、本書は筆者が生物学者ということもあり、ややマニアックな印象。以下は新潮社HPでの紹介。 ―生命誕生からおよそ38億年。地球上ではおびただしい数の生物種が出現と絶滅を繰り返してきた。現在でも、例えばトキやニホンオオカミはとう . . . 本文を読む
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プーチンに肩入れする者たち その五

2022-04-30 22:00:05 | 世相(日本)
その一、その二、その三、その四の続き ロシアのウクライナ侵攻について、アルファブロガー鈴木傾城氏の醒めた見解は素晴らしいので冒頭を紹介したい。―ロシアのウクライナ侵攻を見て、私自身は素直に「プーチンがウクライナに仕掛けた戦争」と見ているのだが、世の中には「アメリカがプーチン大統領を追い込んで起こした戦争」と考える人もいる。 私自身は「真相」がどうであったもまったく関係ないし、正直言うと興味もない . . . 本文を読む
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プーチンに肩入れする者たち その四

2022-04-29 21:40:16 | 世相(日本)
その一、その二、その三の続き 以下は私のコメントへの黒木氏のレス。「私は西歐系アメリカ人への批判を避けている訳ではなく、批判のメリットをあまり感じないからブログで述べないだけです。白人による虐殺を糾弾するのはいたって簡単で、別に難しいことではありません。ただ、我々がインディアンに同情する場合、その先にある解決策や提案はどのようなものになるのか? 日本人が白人の全面撤退を提案した場合、果たしてその解 . . . 本文を読む
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プーチンに肩入れする者たち その三

2022-04-27 22:00:42 | 世相(日本)
その一、その二の続き 欧米社会を牛耳るユダヤ人や彼らに協力する欧米人リベラル派を激しく糾弾し続ける黒木頼景氏だが、欧米人には全く非難していない。それどころか記事から極め付きの欧米崇拝者なのが伺えた。氏のあるコメントを引用したい。 「日本では矢鱈と白人に対する非難が多いけど、なぜ批判者たちは他国の人種に文句をつけるのか不思議です。黒人であれ白人であれ、それぞれが独自の「好み」を持つのは当然で、それ . . . 本文を読む
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プーチンに肩入れする者たち その二

2022-04-26 21:40:17 | 世相(日本)
その一の続き ロシアのウクライナ侵攻後も、ネット上ではプーチン支持を止めるどころか、肩入れを強めている者を見かける。プーチン擁護の最大の理由はディープステート(以下DS)がメディアを駆使してプーチンは悪者扱いしており、プーチンはむしろDSの陰謀の被害者というのだ。 試しに「ウクライナ DS」で検索すると、その類の陰謀論記事ヒットの多いこと。検索トップで出てきた記事のひとつ「ロシアの「ウクライナ侵攻 . . . 本文を読む
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プーチンに肩入れする者たち その一

2022-04-24 21:30:14 | 世相(日本)
 今年2月のロシアのウクライナ侵攻以前から、左派のみならず保守系日本人にもプーチンに肩入れする人達がいた。元からロシアシンパの多い前者ならプーチンを対米の盟主の如く仰ぐのは当然の流れだし、そんな者は拙ブログにも現れた。 例えば2015年に書込みしてきた根保孝栄・石塚邦男なる自称苫小牧市在住のフリージャーナリストだが、「ロシアの歴史に“民族の本源性”を探る~プロローグ」という . . . 本文を読む
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サハロフ博士のコラム

2022-04-20 21:30:08 | 歴史諸随想
 理工系は違うかもしれないが、「ソ連水爆の父」と呼ばれたアンドレイ・サハロフ博士を今の若い方の多くは知らないだろう。「ソ連水爆の父」の異名通り水爆開発を行った物理学者で、32歳の若さでソ連科学アカデミーの正会員となった人物。 だが、核実験による放射能汚染を目の当たりにし、核実験の中止を進言するに至った。1960年代後半から民主化を求めて社会的発言をするようになり、当然ソ連当局から冷遇されるばかりか . . . 本文を読む
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ホロドモール その二

2022-04-15 21:30:12 | 歴史諸随想
その一の続き ホロドモールのような未曾有の惨事を各国は知らなかったのか?と現代人なら思うはず。wikiの「国際社会の反応」にはいかにソ連が狡猾に隠蔽、それに手を貸した欧米の知識人がいたことが載っており、ここから一部引用したい。 ―ウクライナの報道も制限されていたので、ごく少数の目撃者をのぞいて世界に知られることもなかった。ジャーナリストのガレス・ジョーンズは1933年3月、ウクライナへの旅行禁止 . . . 本文を読む
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ホロドモール その一

2022-04-14 21:40:18 | 歴史諸随想
 2月24日のロシアのウクライナ侵攻以降、ウクライナ情勢の話題には「ホロドモール」という言葉がネット上でよく見られるようになった。 私が初めてホロドモールを知ったのは数年ほど前、ブログ『ブルガリア研究室』管理人さんから教わったためだった。いかにスターリンによる「大粛清」が行われていた時代にせよ、欧州のパン籠と呼ばれた沃土の国ウクライナで、このほどまでの惨事があったことにはショックを受けた。  ロ . . . 本文を読む
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皆の衆

2022-04-11 22:15:29 | マスコミ、ネット
 連日トップニュースで報じられているウクライナ情勢だが、未だにウクライナにも悪いところがあるといったDD論を展開する著名人が一部いる。 しかし、ウクライナ侵攻により大量の市民が犠牲になっているにも関わらず、未だに「戦争放棄」を主張する文化人も健在らしい。昨日付の河北新報の日曜連載コラム『おじさん図鑑』のタイトルは「皆の衆」、以下はその全文。 「プーチンがウクライナに攻め込んだ。旧ソ連の日本の北方 . . . 本文を読む
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精神改造 恐怖の洗脳計画

2022-04-09 22:00:07 | 音楽、TV、観劇
 録画していた『フランケンシュタインの誘惑』の「精神改造 恐怖の洗脳計画」(放送3月24日)を見た。この番組で「MKウルトラ」なるプロジェクトを初めて知ったが、以下は番組HPでの紹介。 「科学は、人の思考や行動を、どこまで意のままにコントロールできるのか?1953年からアメリカCIAが極秘で推し進めた洗脳実験プロジェクト「MKウルトラ」。幻覚剤や電気ショックなど数々の危険な人体実験を行い、死者・ . . . 本文を読む
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逃げぬピーチ姫議論 その二

2022-04-04 22:00:23 | 世相(日本)
その一の続き 現代の若者には知らない人も少なくないだろうが、昭和の終わり(※1988(昭和63)年11月~1989(昭和64)年1月の間に発生)に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件も拉致監禁の挙句、惨殺された事件だった。女子高生は約40日間に亘り、不良少年グループから暴行・強姦を受け続け、凄惨な集団リンチを受けて亡くなる。享年17歳。 wikiには事件へのマスメディアの反応が詳細に載っている、 . . . 本文を読む
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