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17年5月まひ月へ

高畑勲展

2021-11-01 00:43:06 | animation

思いがけないところから、招待券いただきました。

巡回展なので、東京でもうご覧になったのかも。

行ける人が限られる昨今。ありがたい。

東京と岡山と、次は福岡に行くみたい。

 入り口からもうかわいい。

 パパンダー!!

この先は撮影禁止。

で。家族に送ってもらって、2時間後ねーと待ち合わせたんだけど

高畑さんは絵を描かない。それは知ってた。知ってたんだけども

一番最初のホルスのブースで1時間経過。 

だって読むのに時間が。

みなさん、読まずにサラサラと通り過ぎていきますが

若き日の駿の考察にパズーとシータの名前があったり

真摯に真剣に作品を作っていた熱い思いが何十ページも

当時の形骸化しつつあるアニメーション業界と会社にケンカ売ってたー。若い。

群衆を全員動かす必要はないとか怒られてた。。。

ドラえもんのアニメ化にかかわっていたお話も興味深い内容でした。

この後もこれだったらどうしようと思ったんだけど

その後は、人の書いた絵コンテやセル、原画、背景、映像展示だったので

何とか時間内に観れたけど

家族ももっと時間を取りたかったそう。メールすればよかった。

(会場内では端末出しにくい。。。)

幻の長くつしたのピッピの設定資料もあった。ミミ子そっくり。

一番最初の年表もガッツリ見たのですが

雪の女王は昔観に行ったけど、王と鳥は初めて見たかも。

ジブリ美術館で観れたんだね。一回行ってみてもいいのかも。

広島国際アニメーションフェスでも上映あったそうです。

大藤信郎賞を取ってるのに、くじらと幽霊船の年表記載が無くて不満。。。

思いがけず、直筆のノルシュティンのお手紙や

フレデリック・バックの大好きなクラック!も観れてうれしい。

火垂るの墓の輪郭線が茶色なのは知ってたけど、だいぶ後に決まったよう。

駅の忠実な描写も綺麗でした。

かぐや姫のメイキングをもっと見たかったけど、短めのが2本だった。

【かぐや姫の物語】天人の音楽 / 作曲 久石譲

線の美しさの話は、クラック!からの流れで納得。

Frederic Back Crac 1981  

綺麗だよね踊る線。13分くらいからです。

絵コンテからのレイアウトの話も面白かったです。

グッズの量からなのか、ハイジ多め。

超分厚い図録も売っていました。自筆原稿じゃなければこれで読むのがいいかも。

なぜかオオカミ少年ケンの手ぬぐいが売り切れていました。売店は撮影不可。

 だいぶガマン。

なにかの期間中で、アンのステッカーももらえた。ラッキ

富野由悠季さんのももらえた。行ってないけど。まあいいけど。

かぐや姫をつくるずいぶん前に、かぐや姫企画が没になっていて

その時の考察も大変深いものが2プラン展示されていて

これを作りたかったのだなと、間に合って良かったと思いました。

絵画も人形もそうだけど、形でなく作り手の想いがあるものが好きだな。

キャラクターに感情移入じゃなくて。そこから先の話。なんでも。

 パンコパかわいいよ

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