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『オーケストラ!』 映画

2010-04-18 00:59:46 | movie
2010年  製作国:フランス
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
出演:アレクセイ・グシュコブ/メラニー・ロラン/フランソワ・ベルレアン


【ストーリー】
かつてロシア・ボリショイ交響楽団で天才指揮者と呼ばれたアンドレは、いまやさえない劇場清掃員。ある日、劇場に届いた「出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探している」というFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは彼と同じく、いまや落ちぶれてしまった、かつてのオーケストラ仲間を集め、ボリショイの代表としてこのコンサートに出場するというものだった…。


【感想】
いい。この映画、めっちゃいいわ。

私人に映画勧めることってめっっったにないけど、これはオススメするわ。
ストーリー自体は特に目新しいものではないと思う。
前半はコメディっぽくもあり、ちょっとだけ冗長な感じもする。

が、後半というかラストのオーケストラ演奏シーン。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、ところどころ組み込まれる回想シーン。
音と音の交流で心を通わせているかのような。
10分以上にもわたるこの演奏シーンがとにかく素晴らしくて、ただただ涙が止まりませんでした。
普段はクラシック全然聴かない私でも、鳥肌が立つほど良かった。

やっぱり音楽を題材にした映画の良さって、結局のところどれだけ劇中の音楽シーンがいいかで決まると思う。

その点この映画は、軽く100点を超えてます。


シネスイッチ銀座で観たんだけど、あそこはいい映画がかかることは有名で、単館系映画好きがたくさん集まる映画館。且つ、公開初日の土曜はほぼいつも満席ってことは分かってるので、あらかじめ「ぴあシネマリザーブチケット」を取って行きました。
これが正解でした。

2階席の一番前。小さめの映画館だからまさにここがベストポジション。


もう一度観に行こうかな。マジで。

会社カラオケ。

2010-04-17 00:05:55 | diary
会社入って初めて、会社の人たちと一緒にカラオケ行った。

4.1付けで部に移ってきた人たちの歓迎会を会社のビル内にあるレストランでやって、その後有志で二次会カラオケ。

ちょっと歩くと赤坂なので、赤坂でございます。
そーいや最近赤坂見附で飲むことが多いな。飲み屋多いし便利なのかも。

参加者は部内でも比較的若めメンバー。一人チームリーダーが参加してて、むしろ今回はそのチームリーダーがメインぽかったんだけど、なんせ人間関係が極めて良好な部なのでラク。

でもここ最近全然カラオケ行ってなかったから、久しぶりすぎて最初声が出しにくい。
カラオケって大体いつも同じ人といってたんだけど、ちょっと事情があって来月までお誘いできない。もう少し我慢じゃ。


新しいチームに移って仕事の進め方をどうすればいいのか分からなかったけど、徐々に先輩のやり方も分かってきたので、ぼちぼちマイペースにしっかり誠実に頑張ろー。おー。


最近大好きなAKB48。お昼一緒に食べてる部の女性陣(38歳ぐらいが3人と32歳の先輩、私は最年少)に、最近気になる人がいてテレビ録画してるんですよねー、と言ってしまったが最後、結局「AKB」とカムアウトすることに!いや、まー全然いいんだけど。というかむしろオイシイと思うんだけど(笑)

そしたらまぁ、これも想定内ではあったことだけど、女性の先輩が歓迎会(飲み会)の席でさらに上司の人たち暴露していたー。うむ。オイシイな。


仕事から帰ってきて残業でだいぶ遅くなってしまっても、ついつい眠い目をこすりながらAKB関連の録画なりネットの動画なりを見てしまう!!かわいい!!

もともとバラエティでキャラに惹かれたので歌は全く興味なかったし正直全然上手いと思わないんだけど、ついPVを見てしまった。見てしまったら最後、ちょーーかわいくてすっごいニコニコしちゃう私。

あれだねー。AKBは憧れでもなんでもなくて、ただただ愛でる対象なんだなー。かわいー。いい子だー。みたいな。

人に会う、人に会わない。

2010-04-11 18:30:46 | diary
一人でいるのが居心地よくって。

何日も誰とも話さなくても割と平気で。


たとえば学校や会社で毎日誰かしらと会う生活ならば、週末は一人でいたいなーと自然と思ってしまって。


でも、本やら映画やらで人と人との交流や恋愛や家族団らんや、そんなシーンを観るとやはり出来るだけ人と一緒のときを過ごした方がいいよなーって簡単に流されて。


そうはいってもそれは一時のものでしかなく、テンションが普通に戻るとやっぱり少なくとも週1は一人でいたい、と思う。だからきっと私はそういう人間なのだろう。


今週末もそんなこんなで映画館行ったり映画館行ったり映画館行ったりとかしてふらーっと過ごすのかなーと思っていた。
が、今週は4.1付で別の部署に異動した人の送別会を部としてではなく内輪でやろう、という話になり、私も呼んでもらったので江古田へ。なぜに江古田?初めて足を踏み入れたぜ、江古田。
江古田で行きたい店があったかららしいが。

総勢7名、もちろん上司もいた。いやー、土曜日の夜にわざわざ会社の人と会うとは。全然苦手な人たちではないので嫌じゃないのだが。
電車まだ大丈夫?まぁ5時間後にはまた電車動くしな(始発)。なんだったら○○(女の先輩)の家に泊めてもらっちゃえよ、みたいな会話はしたけど終電でお開きになったので普通に帰ってきた。


日曜日。仕事(超苦手な英語の)を持ち帰ってきててそれを月曜に持っていかなきゃならないので一日かけてやるぞ!と思っていたところに実家から電話があって、どうやら父母が車で荷物持ってくることになった。父だけ別行動で、母と私でご飯食べに行ったり桜見たりした。
やべー。英語orz


チームが変わってまだ右も左も分からないので、しばらく残業で帰るの遅くなりそう。気分が沈みこまない程度に頑張るぞー。


来週は「オーケストラ!」と「アリス・イン・ワンダーランド」を観に行く。楽しみ♪

ホテル生活

2010-04-06 00:52:53 | diary
研修折り返し地点。あと三回寝たら自宅に帰れる!

ホテル生活は性に合わない。私は『生活』がしたいのよ。

DVDもなければPCもなく、どーしても某映画監督の情報を得たいがためにツイッターを覗こうとしたらモバイルからはログインしないと見れなかったため、これまで回避していたツイッターのIDを取得してしまい、なんか負けた気分。


暇だから早く会社戻って残業したいー。
マナー研修でディスカッションしてるときに『自分の意見をしっかり持って論理的にブレずに主張することは問題ないが、若干攻撃的で尖った印象を受ける』て指摘され、話かけずらいってそりゃもー小学生の頃から言われてきてるから気をつけてはいるものの、全然直ってないらしい事実を目の前にいやはやどーにかせねばと思う次第。
やはりこれは、GCをいっぱいやるなりして初対面の軽い雰囲気への抵抗をなくす練習が必要なのかしらー。

地に足つけた暮らしがしたい。高層オフィスも高層ホテルも最上階マンションも飽きた。
やっぱり生まれ育った環境てのが一番落ち着くの。


なにはともあれ、ちょうど今テレビにAKBが出てるので楽しい

正しき花見

2010-04-04 09:45:53 | diary
花見に行ってきた。
久しぶりに見る顔もちらほら。

途中からめっちゃ寒くなったので3時間ぐらいで切り上げたが、花見中一度も花を見ようと上を見上げなかったーorz

サクラ咲いてたのになー。


でも結局のところ、花見っちゅーもんは人が集まって飲むというところに主眼があるんだと思うので、これはこれでオーケー。

『カケラ』 映画

2010-04-03 21:49:40 | movie
2010年  製作国:日本
監督:安藤モモ子
出演:満島ひかり/中村映里子/永岡祐/かたせ梨乃


【ストーリー】
愛に対して疑問を持つ女子大生はる(満島ひかり)と仕事に生きる女リコ(中村映里子)。メディカル・アーティストとして評判が高いリコは、仕事を通して愛に対し男女の境目は無いと考える。そんな価値観を持つリコに影響されていくはる。自分の「カケラ」を探すかの様に2人の関係の隙間を埋めていく――。


【感想】
初日舞台挨拶あり。

安藤モモ子監督、満島ひかり、中村映里子、かたせ梨乃、永岡佑(了太役)。

満島ひかり、少年みたいなショートカットだった。背ちっちゃくて細くて顔小さくて、その上ショートカットだからめっちゃ少年!スカートはいてたけど、体も決してグラマーじゃないので。でもかわいかった~。

リコ役の中村映里子さんは、実物はすごくきれいな方だった。シャンプーのCMに出れそうなぐらいきれいな黒髪で、おっとりした感じ。リコの性格とは全然違うっぽい。

安藤監督、声は姉妹なだけあって、安藤サクラに似てた。結構ロックなファッションで、かっこいい女性でした。映画への想いもかなりアツそうで。かたせ梨乃は安藤監督が小さい頃から知ってるらしく「モモちゃん」ってまるで近所の子供が大きく成長したのをほほえましく見守ってるみたいな感じだった。

安藤監督、親兄弟が俳優なだけあって、なんだか俳優と同じようなオーラをまとってたよ。


監督は今回の映画を決してガールズラブ作品にしたいとは思ってなくて、「人と人」が関係する映画にしたいとインタビューで語ってたのを読んだ覚えがある。

なのでキスシーンとかはあるものの、それほどキュンとせず。

リコの押しが強くて、ハルの飲み会に押しかけるところなんて、ようやく了太から離れたのに今度はリコかー面倒だなーと思ってしまった。しかもそのときはまだハルの目が死んだ魚のようだったし全く主体的にリコの愛情に応えてなかったので、余計そう感じたのかもしれない。
ちなみに、私は居酒屋でのリコには「もう少し空気読んで~!」って思った。せっかく楽しく飲んでる周りの人に配慮して~!って(笑)

リコの真っ直ぐな愛情はすごかったです。私だってハルちゃんを抱きたいよ、いっぱいキスしたいよ、ってセリフは切なし。うむ。


ラスト近く、ハルが部屋の掃除をし、スカートを履いたのも、これまでの鬱々としたやりきれない毎日をふっきって、誰に流されるわけでもなく自分の意思を持ってリコと対峙しようという気持ちにやっと辿り着いた表れだと思った。
ラストは「え!?終わり!?」って思ったけど、ハッピーエンドだと解釈します!