a girl

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タマが死んだ。

2010-08-29 14:02:36 | diary
実家で飼っている猫が今日の午前2時ぐらいに死んだ。18歳というかなりのお年で、老衰だと思う。
先月中旬頃母親から、まっすぐ歩けない、もう目もほとんど見えないみたい、だという連絡があった。

うちではずっと動物を飼っていて、私が生まれてからは犬、犬、猫、犬。最初の2匹はもういない。


私は完全に猫派だった。猫を飼ってみてそれが分かった。だからタマが大好きだった。
いやがられても傍に寄っていくし、多分うざがられてるんだろうなーと思いつつ抱きしめたりチューしたりした。


先月からほぼ週末は実家に帰っていた。
私は、好きだったら生きてるうちにどうにかしないと意味ないと思う。
死んだら伝わらない。死んだときもっと会っとけば良かったっていう後悔をしたくない。


今朝母からタマが死んだとの連絡をもらっても、正直死んだタマを目の当たりにしていないから悲しくなかった。いっっっぱいかわいがったし、いっっっぱい愛したし、ここ1カ月は毎週会いに行ってたから後悔はない。
タマはうちに拾われて絶対幸せだったよなー、と思う。

タマ大好きだよ。18年間ありがとう。
死んだって知った時は悲しくなかったけど、今改めて「タマがいた18年間何があったかな。私が部屋で泣いてるときに、タマがスっとドアから入ってきたこともあったよな。18年前って私が小学生の頃じゃん!」と考えたら目がうるんできた。


タマの死で、時の流れの早さ、儚さを感じた一瞬。

『カラフル』 映画

2010-08-29 12:48:05 | movie
2010年  製作国:日本
監督:原恵一


【ストーリー】
突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることに。現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、やがて真が自ら死を選んだ理由を知る。そんな中、“ぼく”は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始めるが……。


【感想】
泣いた…。途中まではあんまり心動かなかったし、評判ほどか?と思って観てたんだけど、後半になって一気に来たわ。

家族と友達って大事だね。この映画の感想はここに集約されると思います。

最近「家族」について考える。自分が子供の立場にいる今の家族のことではなく、まだ何も見えない、自分が母や妻の立場にいる家族のこと。そもそも結婚に興味なくて、子供欲しいと思ったこともなくて、全然考えないままいたんだけど。友達が結婚しても羨ましいとか思わなかった。けどお姉ちゃんが結婚して、それまで意固地であんまり優しくなくて不満顔ばかりしていた姉が、甘えられる人を見つけてすごく精神的に安心してるのを目の当たりにして「お姉ちゃん結婚してほんと良かったな。結婚て案外良いものなのかもしれない。」と初めて思った。それ以来しばしば考える。まぁ行動には一切移してないんだけど。考えるようになっただけでも進歩したなと思う。


そんなこんなで、家族とか友達とかの良さをテーマにしたこの映画にはグッとくるのです。タイミング的にグッとくるのです。


監督は、「泣けるクレヨンしんちゃん」と呼ばれる映画の監督をしたことで有名な原恵一。この人の映画はほんと泣いてしまう。