さて、今日は絹張りです。
私は2匁を使っていますが、
厚みは、僅か0.02mm。極薄ですので取り扱い要注意です。
ま、普通通りに絹を切るのですが、
絹裁断専用の鋏です。この鋏で他の物は切りません。
絹張りの様子は、4年ほど前にユーチューブにUPしています。
https://www.youtube.com/watch?v=bkOWj0NZVQY
で、絹のカットは、余分な部分をちょっと引っ張りながら、
カッターの刃を当てて切りますが、絹を切って行くと言う
感じではなく、切れて行くというイメージです。
もちろんカッター刃は新品を使います。
絹の合わせ目は、なるべく少なくした方がいいかも。
画像ですが、ちょっとペーパーを掛けてオーバーラップ部を
判り易くしています。
主尾翼の前縁部分などはRがきついので、
絹張り後の行程でのペーパー掛けは注意が必要です。
折角、張った絹を研ぎ落としてバルサ目を出してしまうと
後でちょっと苦労しますから。
昨日、型取りした部材をカット。
カウル側もカット。
超音波カッター、ここでも大活躍。購入してて良かった~~~~ァ。
なるべく隙間を作らないように慎重に削り合わせ。
表側をテープで固定。
そして、裏側からは、
10mm幅くらいに切ったカーボンクロスを貼り付けました。
ザッとペーパーを掛けてみました。
微妙な曲面なんですが、まあ、こんなもんでしょうか。
合格点、頂ける・・・・・・とは・・・・・・・・・思います。
胴体に取り付け、最終仕上げをしてから本当の型取りをしようと
思っています。
カナライザーも取り付け完了しました。
アライメントの再確認。
バッチリです。
神経使う行程ばかりでヘトヘトです。
休みたい、休めない・・・・・よね~~~~ェ。
お客様は一日でも早くほしいと思っている事でしょうから。
でも、急いで、焦って、いい加減な仕事で渡す訳にもいけません。
は~~~い。頑張りま~~~す。