朝5時に出発3時間かけて大観峰に到着しました。・・・・・・・が、
ちょっと手を伸ばせば雲です。おまけに超強風。風速20mはあったのでは
ないかと思います。そして時折、細かい雨が・・・・・。
皆で競技、ではなく、協議です。
とうとう、延期になりました。
で、yamaさんの、ご質問に、お答えします。
まず、マイクログラスの使用はメーカーさんからの指定です。
強度についてですが、エルロンの角、フィレットのやや外側からの破損については
私自身も経験しています。しかし主翼中央部から破損したと言うのは、国産機
では見た事がありません。主翼中央部の重ね張りですが、もちろん
強度を上げるには有効手段と思います。ただ、中央部、特にスパーより前縁部
は凸になっているのでパテ打ち後のサンディングの際、頂点部を削り落として
しまう事を防ぐ為の手法ではないかと思います。昔の機体は左右の主翼接合
部にはカンザシ状の物を挿入して強度を出していたようです。
特にメインギヤーが主翼に付いていたので、その必要性があったのではと
考えます。しかし現在はただ張り合わせているだけです。
合わせ面の接着不良等がありエンジン等の振動や着陸の際のストレスで
クラック等が発生すれば中央部からの破損も考えられますが、前記の
サンディングをする際に注意をし、グラスを削り落とさなければ、
一枚でも強度は充分だと考えます。
応力集中は前記でも書いたようにエルロンの角とフィレット外側の場所が
主と思います。その応力の対応ですが、黄色のテープで示したメインスパー、
青の広いテープ示したサブスパー、さらにヒンジラインの延長線の部材等とで
強度の確保をしていると思われます。この構造は複葉機、単葉機を問わず
採用されていると思われます。
今回の複葉機ですが、上下二枚の主翼と支柱が有り正面から見ると
ロ の構造になってます。そして ロ の中に胴体がに入りますので
主翼中央部にかかる力は分散されていると考えます。
文章ですので、うまく表現出来ていないかも知れませんが、ご容赦下さい。
長文になりましたが、あくまでも私個人の考えです。私自身が強度試験
破壊検査等を行なった訳ではありませんので念の為申し添えておきます。