雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

活字欲求。それと変わらない価値について。

2006年04月06日 | 一番大事なこと(恋とか愛とか)
昨日のブログ。
2重投稿のようになってますが、最初のをUPしている途中で、
思うところあって2箇所ほど変えました。
30秒の間に変わった意識の差を実感するため、あえてこのまま残すことに。

そして昨日の今日。
感覚的言葉の欲求はまだ冷めていなくて、
衝動的に本を買う。

リリーフランキーの「東京タワー」と、
村上春樹の「そうだ、村上さんに聞いてみよう」。
両方とも、微妙にいまさら感はあるけど。

「東京タワー」は前々から呼んでみようと思ってて、
昨日「本屋大賞」を受賞したのを知って、
これが最終的なきっかけに。
読みやすくて、独特なユーモアセンス溢れる表現に惹かれている。
あっという間に読んでしまいそうだ。

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」は、続編読む前に読んでおこうかと。

それと平行して鴻上尚史「恋愛戯曲」を再び読み始める。
6月に再演があるというのもあるけど、
色んな思いがあって、今どうしても読んで確認したいのだ。

しばらくの間は、通勤のお供は言葉になりそうだ。



「価値の転換・価値の消滅」についてふと考える。

ある日、それまで魅力的に見えていたものが突然何の興味も惹かなくなる。
あるいは、楽しかったことが急につまらないと感じる。
あんなに溜め込んでいたものが、あっという間に「無駄なもの」に変わる。

今、ちょっとその過渡期に差し掛かってる。

見えてたものの意味の角度がたった1度変わるだけで、
必要なもの、大切なもの、いらないものがドラスティックに変わる。
それはものすごくあっさりと。面白いくらいに。
そしてそれは、きっと誰にでも、どこでも、なんにでもありうること。


では、「変わらない価値」って、あるのだろうか?

恋愛は残念ながら当てはまらない。
勿論「変わらないで保ち続けること」は出来るだろうけど。
そうじゃない人、「変わらないでいられなかった人」も沢山いる。
みんなそれはわかっている。だからみんな悩んでる。

そこでまた、意識は別の疑問へ飛ぶ。

「変わるかもしれない」ことを知りながら、
何故人は恋愛の価値をそんなに高く掲げようとするのだろう?
「恋愛の価値」を求めようとするのだろう?

「あばたもえくぼ」の例を出すまでもなく、
人は恋に落ちると、相手を神格化したがると言う。
「ソンナコトネーヨ!」と思っても、どこかで(意識上か、意識下か)必ず
その感覚は付いてまわるはず。

「恋愛の始まりには理由はないが、終わりには必ず理由がある」

そんな言葉を思い出しながら、「価値の消滅」について考えてしまう。


但し、逆もまた真なりで、
「価値の成立」ということも同時に成立するのではないか。
「価値の量はは必ず一定」と言うことなのだろう。

だけど、では、「恋愛の終わり」に新たな価値が成立するのなら、
「新たな価値」とは一体なんなのだろう?
「価値の消滅と成立」を繰り返しながら、
人は…いや、私は何を求めているのだろう?


そもそも、私は何であのこのこと、好きなんだろう?
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