一人の人間が「知っている」ことなんてたかが知れていて。

午前中、２ヶ月ぶりの皮膚科に行ったあと、再び仮眠。
最近休みになると寝てる気がする。
肉体的にはそうでもないはずなんだけど、精神的に疲労が溜まってるのだろうか？

午後、時間の調整をして、３時前にアルタ地下で待ち合わせて、
新宿アルタやサブナードを見て回る。
丸井や伊勢丹なんかはよく見て回るけど、
女の子ものが多いアルタやサブナードは、「通過する」ことはあれど、
見て回る事なんてほとんどない。
だからこうやって改めてじっくり見ていくと、
自分が今まで見てなかったもの、気づかなかったことが多くて、
ほんとに吃驚する。

こういう些細なことから、
人が誰かを知って、世界が広がるって言うことが
実に不思議で素敵なことなのだなぁと、しみじみと実感してしまう。
「私」の知っていることと、「あなた」の知っていることが重なり合って、
お互いが世界を広げ、明るくし、より楽しく生きていけるということが、
人の幸せなのだろう。

この１年で色んなことを吸収してる。
去年まではヒールの高い靴とか、全部おんなじに見えてたわけだから。


新宿の北西エリアは、学生時代は輸入ＣＤ屋とかに良く通いつめてたけど、
それからもう十年以上後無沙汰していて、
凄く久しぶりに歩いた。
ほんの僅かしか離れていないのに、新宿のあの喧騒が嘘みたいに、
ここは一歩奥に入ると静かだ。
だけど、通り魔事件があったり、ホームレスが公園にたむろしてたり、
結構治安が悪いみたい。
少なからず、不安と心配に襲われる。

再び、新宿。
いつも素通りしていた店の二階に、全く気づかなかったお店があって、
二人で入ってみる。

一人ではいれば（そもそも一人だったらまず入らないけど）絶対に居心地が
悪くて疲労するようなそのお店も、二人だと、全然気にならない。
店員とゲームに興じて普通に真剣になってる自分が、何だか可笑しい。

時間にして２時間ぐらいなんだけど、何だかスゴイ濃密な２時間。
毎日このくらいな時間の過ごし方が出来ればいいのに、と思った。


夜、ＴＶ初放映の「交渉人・真下正義」に思わず見入ってしまう。
「踊る～」シリーズは結局１回も映画館で見ず、全部ＴＶ放映で見たのだけど、
そして全部ＴＶ放映で見てから嵌ってしまうという体たらく。
微妙に私のツボをついて来るんだよなぁ。
というわけで、来週金曜日の「逃亡者・木島丈一郎」も既に録画予約済み。
土曜日の「容疑者・室井慎次」も見入ってしまうことでしょう。

あと、大かま騒ぎは何度見ても面白い。立て続けに２回も見てしまった。