雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

夜見島。02:00。

2006年02月10日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
この島は不気味だ。

まともな人が誰もいない。
特に島民を一人も見ていない。

さっきはサイレンのような音が大音量で突然鳴り響いて、
海が赤く染まってるように見えた。

…嫌な物音がする。
決して私を安心させる音ではない。
そして、なんだか視線を感じて仕方がない。

さっき、赤い服を着た少女を見かけた。
この島ではじめて見た、美しい少女だった。

だけど、近づけなかった。
私の体が、本能が、この少女に近づいてはいけないと警告している。

怖い。
この島は、とてつもなく怖い。
体の底から、恐怖を感じている。

私はここから抜け出せるんだろうか…?



…ってことで、「夜見島探索期」1日目でございます。

人気ホラーゲームの続編の宿命として、
「シリーズが続くと、恐怖は薄まる」
と言うのがあります。

コレはしょうがないことなのですが、
人間は恐怖に対する耐性が発生してしまうこともあり、
最初は恐怖に怯えたゲームでも、シリーズが進み慣れてしまうと、
恐怖感は薄まっていくのです。
それは「バイオハザード」シリーズ然り。
だから「バイオ4」ではあそこまでシステムを変化せざるを得なかった、
と言うことはあると思います。

加えて、日本のコンシューマーゲームの残虐描写規制は実は欧米より厳しく、
意外と直接的描写(例えば切断とか)はご法度だったりします。

なので、逆に「心理的恐怖」を追及した日本独特のホラー文化が
育っていくと言うこともあるのですが。

さてこの「SIREN2」。
恐怖感はやはり前作よりも薄まっております。

コレは一方では仕方がないことでもありますし、
逆に「どの方向でユーザーを楽しませるか」と言う意味において、
クリエイターの腕の見せ所だったりします。

前作は恐怖と同時にゲーム自体の難しさでさじを投げた方が多数おりました。
(私も攻略本がなければ何も出来なかったし…)

んで、今回は随分とユーザーフレンドリーになっております。
痒いところに手を届く、というか。

一番嬉しいのは、屍人が近くにいるときに警告が出るということ。
コレは結構ありがたい。

元々前作をちゃんとやっていれば、このゲームはメタルギアソリッドばりの
「スニーキングアクション」なんだとわかります。
だとすると一番大事なのは、「敵がどこにいるか?」ということで、
前作はそれが非常に判りにくかった。

でも今回は「近くにいる!」と、鼓動が早くなるが如く、
警告音とバイブレーションが警報を発してくれます。
コレで逆に屍人の状況がわかるようになります。

また、この効果は突然発しますので、「恐怖感をあおる」演出にも
一役かってます。

そのほか細かい親切な改良により、ライトゲーマーでも何とか進められる
難易度を確保し(しかも難易度自体も変更が出来る!)、
その分この特異な物語に集中できる、と言う意味において、
「SIREN2」は前作よりもはるかにのめりこむことが出来ると思います。


さて。
現在のところまだ序盤で、ようやっとチュートリアル的シナリオが終了した
状態なので、まだ物語の骨格が完全には現れていません。
キャラクターも全員は出てきてないし。

これからこの夜見島で、どんな惨劇とどんな悲劇が展開されていくのか、
屍人、闇人を避けながらじっくりと味わいたいと思います。


…の前に、明日はもう一つの惨劇の島、夜「美」島を探訪してきますが。

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赤い水満ちサイレン鳴り響く場所に、今降り立つ。

2006年02月09日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
昨年の9月、ツアーのスケジュールがついに発表となったあの日から半年弱、
ずっとこの日を待ち続けていました。

紹介されたサイトを、何度繰り返し見たことか。

少しずつ小出しに出てくる風景写真を見るたびに、
その場所に想いを馳せます。

色んな新企画が目白押しで、
発表されるたびに、どきどきしていました。

年末についに予約が始まり、
私は即行でチケットを予約したのです。

先週から、私の中ではずっとカウントダウンが始まってました。

7…
6…
5…
4…

3…


2…



1…




そしてついに出発の時がやってきました。
待ちに待ってたこの日。
私は…


夜見島に旅立ちます。


はいっ!というわけで、
ようやっと、ほんとにようやっと出たよ「SIREN2」がっ!!

2003年11月に発売され、
私の中では2003-2004ベストゲームであった前作から約2年半。
絶対出るであろうとは思ってたけど、やはり正式発表されたときは、
小躍りして喜んだねぇ。
去年のTGS(東京ゲームショー)なんか、SIREN2情報が知りたいから
無理矢理行ったようなもんだったし。

ここまで「早くでろー!!」って待ち続けたゲームって、ホント久しぶりです。

まだ体調は本調子までには戻ってきてないけど、
おまけに仕事上でちょっとポカをして落ち込んだけど、
さらには今悩んでることがあるにはあるけど。

そんなことはとりあえずどうでもいい。
今はただひたすら、
この闇に包まれた恐怖の島を探索することに情熱を傾けるのみ!

というわけで、チュートリアル的な最初のシナリオは大体終わらせ、
これから本格的に探索に参ります。

でも今回はいろんなことが出来る分、操作がちょいと繁雑になってるかも。
操作に慣れるのに時間かかりそうだ。
逆に慣れたら快適になるんだろうけど。

さて。
御託はこのぐらいにして、
再び夜見島にもぐりますか。



当面の間は島から出ません。
少なくとも、3月に宇宙に上がるまでは。

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操作感覚ってやっぱり大事だと思うの。

2005年11月08日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
ネット周りの調子が、わりぃーーー!
どうやらハブが壊れた模様。
24時間つなぎっぱなしだしなぁ。寿命か?

明後日秋葉原にちょいと行く用があるし、
ついでにハブ買ってくるかー。

出費がかさむなァ…。
ただでさえ今月既に「使いすぎ警報」発令し始めてるのにー。

そして「BIGGEST BIZ」のチケットも取れたから、
払い込みに行ってこなければいけないしー。
これだけで2万弱吹っ飛ぶ。
(観劇仲間Aさんの分も取ってあるから、一部戻っては来るんだけどね)

部屋片付けて、追加資産売却にいそしむしかないか。
そろそろ債務超過に陥りそうな気もするけど。


PS2ゲーム「エウレカセブンTR1:NEW WAVE」を地道に
プレイしてるのだけど、操作性がむっちゃ悪くないか、これ?
特にボードに乗ってリフするとき、
思うように動かなくてすげぇイライラする。
一部では「面白い!」っていう評価沢山でてるようだけど、ホントか?
ほんとにそう思ってるのか?
LFO(ロボット)を操縦するのもかなり癖がありすぎて、
一回倒れるとぼこぼこにはめられることもしばしば。
それはゲームとして最悪なシチュエーションで、一気にやる気がそがれる。

少なくともこのゲームって絶対、
「アニメ好きだけどゲームあんまりやらない、けどエウレカやりたいなぁ」
っていう、一番重点を置かなきゃいけない層を完全に置き去りにしてる。
発売延期までして、バンダイの開発陣はいったい何やってたんだ?
ストーリー展開中も時々読み込みで止まって、
思いっきり全体のリズム狂わせてるし。

こういう細かい調整が出来ないゲーム開発で満足してるようなら、
このゲームの開発陣はどうしようもないと思わざるを得ない。
これじゃぁ売れないよ。そのうちすぐに特価コーナー行きだ。

今だって、結構我慢してプレイしてるけど、そのうちやらなくなりそう。


「ワンダと巨像」も操作性になんありだけど、
こっちはまだ操作に対する反応がしっかりしてるから、
まだイライラせずに何とか保てるからましだと思う。

コントローラのボタンを押すとダイレクトに反応が出るっていうのが、
ゲームの一番肝心なところだけど、
往々にしておろそかにされやすい気がする。
「そういう仕様なんだ!初心者お断りなんだよ!」
とか偉ぶってる馬鹿開発もいるようだけど、
そんなものをプロの作った「作品」として売るな!
って、声を大にしていいたくなる。

ゲームは人を楽しませてナンボ、なんだからさぁ。

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東京ゲームショー2005探訪記・その10(SNK&その他):レポートはやっと終わり。だけど?

2005年09月30日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
と言うわけで、10回にわたり2週間以上かけて、
TGSレポートをさせていただきました。
もはや「いまさら感」満載ではありますが、
最後のレポートもお付き合いくださいませ。

SNKプレイモア
ここはトコトン格闘ゲームでせめてますな。
そしてその方向性は正しいと思います。
ブランドとしてきっちり確立してるって言うことは、
攻める方向性も見えてる
と言う意味では間違ってない、と。

で、よくよく思い出したらここって「オリジナルSNK」じゃ
なかったんだよねぇ。
すっかり忘れてましたが。
一度「SNK」ブランドは消滅したわけですが、
別の会社が引き継いで(トラブルはありましたが)、
完全に復活してもはや幾年月。
むしろオリジナルよりもブランドとして強固になり、
ゲーム好きに認められたと言っていいでしょう。

ただ、現在のところブランドが強固な分、
シリーズもの(KOFとか)や過去の作品の焼き直しや、
総集編的ゲームが多いのが弱点と言えば弱点。
その弱点をどうやって利点に変えていくのか、
そろそろ試練の時が見えてきたかもしれません。
現在のままでは大きく落ち込むことはないけど、
大きく上昇する要素も見えづらいのが、本音ですから。

でも、例えば格闘ゲームから久しく遠ざかってる私にも、
「NEOGEO BATTLE CORLISEUM」
魅力的に映ります。

大きく変わる必要はないと思う。
現在のブランドを発展強化する形で変えていって、
数年後、気がついたら大きく変わっていたと言う、
そんなシフトチェンジが一番いいんじゃないかと思います。

と言うわけで、ある意味「格闘ゲーム最後の砦」SNKには、
今後とも頑張って欲しいと思う限り。

今回のブースも、ファンとともに歩むSNKらしい、
いいブースだったと思います。

…ゲームは時間がなくて全然プレイできませんでしたけど…。


コーエー

もはや「無双シリーズのコーエー」になりつつある気する。
勿論SLG「三国志」や「信長の野望」もまだ人気あるんだろうけど、
話題性で盛り上がるのはやはり「無双」シリーズ、なんだよなぁ。

そして、もはや無双シリーズではちっとも興味がわかない私がここに。

三国無双3の一連のシリーズで、お腹いっぱいなんですわ。

なんだかコーエーも袋小路に入りつつあるような気がしてしまうのは、
私の気のせい、なのかなぁ?気のせいだといいんだけど。

ブースも一時期の盛り上がりに欠ける様な気がしました。
明らかに以前よりも縮小してるし。
ボーイズラブ系には興味ないし。

と言うわけで、去年も確かスルー状態だったんですが、
今回も一目見ただけでスルーしました。
来年はもっと盛り上がってくれると、いいなぁ。


D3パブリッシャーズ

完全に「SIMPLE2000シリーズ」がブランドとして確立。
お色気関係で暴走気味ではあるけど、
徹底的に「エンタテインメントであれ」的なスタンスを崩さずに、
それを安価にばら撒くと言うのは、一つの正しい形だと思う。

正直以前は「安いゲームねぇ…」って言うネガティブな目線で見てたけど、
いまや注目せずにはいられないメーカーにのし上がったと思います。

と言うわけで、今後の要注目は…「お姉チャンバラ2」
この突き抜け感はまさにD3の面目躍如!
ブースでも大プッシュしており、主人公のビキニ戦闘服スタイルの
おねーさんが開場で目立っておりました。
いや素晴らしい。

下手な鉄砲数撃ちゃあたる…な面も否めないけど、
それでも一本芯の通った方向性は、これからも目が離せませんな。

男としては、少なくともこのお色気路線はもっと突き抜けて欲しいと思う限り。


・その他!

オンライン系のゲームが、全体的に勢いが鈍ってるような…。
少なくとも去年ほど沢山見かけなかった。
大手の「ガンホー」とか「グラヴィティ」とかは頑張ってたけど
(コスプレも頑張ってた!)、
その他去年あんなに沢山あった中小系が、一気に目立たなくなってた。

オンライン系もそろそろパイの奪い合いに突入してきたのかも。
韓国や中国ほど、日本ではオンライン系ゲームの成長性って見込めないと、
私は思っているのですよ。国民性の違いもあるし。

来年どうなるのか、ちょっと気になります。


一方隆盛を誇るのは「携帯電話ゲーム」関係。
色んなところで言われてることですが、
「ハイエンドゲームと、手軽な携帯ゲームの2極化の進行」は
確かに感じ取れます。

これはゲーム業界のみならず、日本の社会全体のキーワードであり、
ゲーム業界が遅れてその状態に突入したと言えます。

さて。
年末にXBOX360が発売され、
来年にはPS3とレヴォリューションが発売。
一方で携帯電話の進化も確実に進むだろうし、
DSやPSP等携帯ゲームが本格的な発展期に突入。

今年から来年にかけて、
ゲーム業界もまだまだドラスティックな変化が起こる予感がプンプン。

20年以上ゲームに付き合ってきたミーハーゲーマーとして、
つぶさに見続けて、「お祭」を楽しんで生きたい思いつつ、
幕張メッセを後にした、今年のゲームショーだったのです。



いやぁ。やっと終わった。
でもこれで「ネタがないときのレポート便り」も通用しないなぁ。
どうすっかなぁ、これから。

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東京ゲームショー2005探訪記・その9(エキサイト&タイトー&アトラス):時間はなかった。だけど。

2005年09月28日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
10回というきりのいい数字で終わりそうなレポートですが、
その10回目はいつできるか実は微妙。
この更新も一応仮更新。
リンクや装飾は後ほど改めて。

エキサイト

「豪血寺一族」シリーズ久々の新作、
新豪血寺~煩悩解放~」がメイン。
って、結構微妙な復活だと思うのは私だけじゃないはず。
確かにこのシリーズは独特で嫌いじゃないんですけど、
「何でいまさら」感がどうしても漂う。
2D格闘もよっぽどのものじゃないと下火状態だからねぇ。

とりあえず様子見しましょうかね。

タイトー

あー。
ひょっとしたら、
これが最後のTGS参加になるのか?
スクエニの子会社化しちゃったから、
やっぱり来年はスクエニブースなのかなぁ。

XBOX360用ソフト第1弾「ワイルドエアーフォース」を
ちょっとだけプレイ。

…エースコンバットより操作が難しいんですけどー。
航空母艦から飛び立ったまではよかったけど、
旋回がぜんぜんうまくいかないうちに気がついたら撃墜されてた。
つまんねーよー!

いやまぁ、自分が下手なだけという意見もあります。
ただ「戦闘機を誰でも自由に動かせる」っていう爽快感については、
エースコンバットの方が上だと思う。

もっとも、今回プレイしたのはどうやら実際の戦闘機フライトに近い、
いわゆる「難しいタイプのモード」だったような気がする。
もっとゲーム的なアレンジが施された
アーケードモードも確かあったと思うので、
そっちをやってみたら評価は変わるかもしれない。

どちらにせよこの手のフライトシミュレーターには、
「エースコンバット」という金字塔が既に存在している以上、
戦いは結構厳しいといわざるを得ない。

だが、360の高解像度、高画質をうまく利用して、
まるで「実機のフライト映像」を見てるかのような錯覚を覚えたほど、
映像自体の出来ははっきりいってピカイチ。
そのあたりを突き詰め、爽快感をより演出すれば、
かなり面白くなるとは思う。

まだ荒さはあるけど、潜在能力は高いということで、
ひとまず注目してみたい一本ではあります。


全然関係ない話だが、
今回のベストコスチュームはここのおねーさんたちの
衣装に間違いない。

タイトーは去年もすばらしかったなぁ。
まさしくV2達成。


…って、はっ!
来年スクエニの子会社として一緒のブースになってしまったら、
この最強のおねーさんたちには二度と会えないと言うことなのかっ?!


お願いですスクエニさん。
沢山ソフト買うから、それだけは勘弁してください。



アトラス


ものの見事に撮禁。ちっ。

メインは女神転生シリーズの新作とPSPリメイク。
それと8年ぶりの復活「プリンセスクラウン

…が、初期はともかく最近はメガテンを一切やってないのと、
「プリンセスクラウン」は発売日間近
(っていうか、これかいてる時点でとっくに発売中)
なので特に見るべきこともなく、ほとんどスルーしてしまった。

おねーさん撮れないし(まだ言うか)

まじめな話、
一時のあの勢いはどこへやらと言うのが正直なところ。
まさに「衰退するゲーム業界」を具現化してるような。

決して嫌いなメーカーじゃないし、昔は結構買ってたんだから、
原点を振り返ってもっと頑張って欲しいと、痛切に願っております。


次でレポートは完了予定・・・のはずです。
SNKとかコーエーとかD3とかをまとめてやります。

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東京ゲームショー2005探訪記・その8(スクエニ&コナミ):ゲームは細分化されすぎた。だけど…。

2005年09月26日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
3連休中はお休みさせていただきましたが、
TGS2005レポートも残すところあとわずか!
ラストスパートがんばりますので、
最後までお付き合いくださいませ。

スクウェア・エニックス

あれ?「FF12」今回出展無いんだ。
キングダムハーツ2」と「FF7DC」、
FMオンライン」や「スライムもりもりドラゴンクエスト2」他が今回のメイン。
ゲーム自体は確かに魅力的なんだけど、
今のところ個人的に希求力が薄くって、ほとんど中身のぞきませんでした。
一応パンフもらって、オネーサンはしっかり撮影してきたんだけどね。

そういえば突如「フロントミッション5」が発表され、
しかも12月29日には出るとか。

…うわぁ、4ぜんぜんやってないのに5が出るのかー。
っつーか、「KH2」の1週間後に「FM5」って、
スクエニはゲーマー殺す気か?

…殺せるものなら殺してみろやぁ!!(ってやる気かよ、俺。)



コナミ

相変わらずの異常なまでのソフト数…とおもったら、
実はそうでもなかったみたい。

種類がバラエティに富んでたということであって、
タイトルとしては例年より少なめだったみたい。
何よりパートナー会社が別ブースに出してたりしてたし。

そりゃそうだよなぁ。今回の主要作品を挙げてみると、
「メタルギアシリーズ」「パワプロ」「ウイイレ」
「幻想水滸伝シリーズ」「音楽系」「ときメモオンライン」


…振り幅、激しすぎ。


まずはブース中央にデーンと構えた「コナミシアター」。
他のメーカーと同様、
このシアターにて次世代機用ゲームの最新映像を流しておりました。

流してたのは…
「パワフルプロ野球」関連2作品(360が1本。PS3が1本)
「ランブルローズXX」
「メタルギアソリッド4」

ちなみに一番長かったムービーはもちろん「MGS4」。
実に10分以上の濃ゆーいムービーでございました。

パワプロ関連は門外漢なので語れません(すみません)。
要注目なのが下2本。

・「ランブルローズXX
前作「ランブルローズ」からして「やりすぎっ!」「よく出せた!」
と賞賛の嵐だったそのセクシー度(つーか、エロさ)だったのですが、
今回流れた最新バージョンムービーは、まだムービーなのに
とっくに前作のセクシー度(つーか、ドエロさ)を超えておりました。

特に女忍者「紅影」の新コスチューム。

あれ、いいのか?ほんとにいいのか?
S○NY系じゃないから大丈夫になったのか?
あれ遠目から見れば「全裸に全身編みタイツ」って錯覚されるよな?
(間違いなく狙ってるのだろうけど)

もしあのまま日本で出るようなことになれば、
「XX」は伝説を作ることになると思う。
というか発売日買いして永久保存すると思う。
発売禁止にならないうちに。

コスチュームに目が行きがちですが(というか絶対行くよな)、
待望の「タッグマッチ」も出来たり、
キャラのデザインもリアルタッチにリニューアルされたりと、
随所でパワーアップを図ってる模様。

来年の2月ごろには発売したいという話を聞いたのですが、
今から2月が非常に楽しみでございます。


・「メタルギアソリッド4

もういろんな人にいろんな言葉で語りつくされてるので、
もはや何も言うことはないんだけど、
それでも何かを語れというなら、一言だけ。

「どこまで突き詰めるつもりなんだろう?」

見えない部分、聞こえない部分、
あるいはゲームではこれまで表現できなかったものに関しても、
表現しようとしている。

そしてこれはひょっとしたら、ハードそのものの進化だけでなく、
プレイヤー自体を「もう一つ高い段階へ」進化させようとしてるのではないかと、
そんなことすら考えてしまう。

例えばそれはバーチャルとリアルの幸せな融合。
例えばそれはゲームを通して世界を考える理想の誘導。

そんなところの第1段階を、このシリーズ、
特には「MGS4」が誘おうとしてるのではないかと。
そこまで深く考えてしまわずにはいられない。

現段階最強の表現能力を持つこのマシンを持って、
ソリッド・スネークは、オタコンは何を伝えようとするのか。
今から楽しみに、じっと待ち構えてみようではないですか。

…ま、その前にさっさと「MGS3」をクリアしないといけないんだけどね。


シアターを後にして、いろいろ見て回る。

が、実は今のコナミってシアターで流れてたゲーム以外に
私の心を揺さぶる作品がほとんどないんだよね。
最初にあげた主要作品のうち、心にヒットしてるのって、
「メタルギア」だけだし。

でもこうやって各シリーズ上げてみると、
それぞれに確実な「コアファン」がいるというのが
コナミの強さなんだろうね。
「コアファン」が独自のコミュニティを強固に作ってるから、
例えば「ときメモオンライン」のようなオンライン化が
比較的容易に出来る。
そういう意味では、コナミは当面安泰ではないかと。

そんなことを考えつつ、でも好きなゲームがあんまりないなぁと、
ちょっとさびしくなりつつブースを後にする、雅藍さんなのでした。

ちなみにうちに帰ってから、
ダウンロードしたメタルギアアシッド2の体験版をプレイしてみました。
アシッド関係は初プレイだったのだけど、結構楽しかったです。
買うかどうかは別の話ですが。


TGSレポートは後2回で終わらせる予定。
残る2回で他のブースまとめてレビュウ!

…ちゅーか、そのほかのところがほとんど時間切れだったんだけどねー。

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東京ゲームショー2005探訪記・その7(カプコン):ホラー系は下火のように言われ始めてる。だけど!

2005年09月21日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
流石にテンポアップしないとまずいと思うので、
本日は2回更新!

・カプコン

今回は久しぶりにホラーモノが目立ってたカプコン。
まずは「CAPCOM NEXT GENERATION THEATER」という、
次世代機用のプレゼン映像を流すシアターを見てみた。
流れた映像はPS3&XBOX360の「バイオハザード5」
XBOX360の「デッド・ライジング」
それにPS3の「デビル・メイ・クライ4」の3本。

バイオ5はほとんどイメージムービー程度だったので詳細はまったく不明だけど、
このイメージムービーだけでもうお腹いっぱい。
特にバイオ4が今年一番の素敵ゲームでもあり、バイオハザードが完全新生した
ということ考えると5にも期待せずにはいられない。
出るまでに数年かかりそうな気がしますが、耐えます。

「デッド・ライジング」は体験プレイもしたので後述。

「デビル・メイ・クライ4」は…一番最初のしかやってないしなぁ。
映像は確かにスタイリッシュだけど、こちらもイメージムービーだったので、
「ああ、きれいだねぇ」以上の印象をもてなかったのが正直なところ。
「2」「3」が投売りされてるんで、いつかやってもいいかなとは思ってるんですが。

というわけで次世代機へのカプコンの意気込みを堪能した後は、
その中で一番早くに発売されるだろう「デッド・ライジング」のプレイコーナーへ。

「デッド・ライジング」
カプコンの得意のゾンビもの。
しかし「バイオ」シリーズとは違って、より「大量のゾンビ」に主眼を置いてるゲーム。
いわゆるジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」シリーズのゲーム化とたとえた方が
わかりやすいと思う。
舞台もショッピングモールだし。

ということでどちらかというと「ゾンビをなぎ倒す」爽快感重視に見える分、
ホラー要素はバイオよりも低いかもしれない。
けど、その方向性は「バイオとの差別化」と考えれば正しい。

とにかく360のハイスペックをガッツリ生かして、
有象無象のゾンビの群れを再現。
うわさだと1画面に数百体以上出るとか出ないとか。
むしろここまで来ると笑ってしまうほど。

そこをカメラをぶら下げながら、記者のオヤジが素手やバッドやショットガンやらで
ばったばったとなぎ倒して道を作っていく。

うむ。実に潔い。

しかも場所がショッピングモールなので、各所に野菜やらお菓子やら、
はたまた生肉やらが無尽蔵にあって、それらに食らいつくことで体力が回復。

うむ。実にワイルド。

最後はボス戦?というか、危ない肉屋との対決で時間切れ。
10分のプレイがあっという間でした。
操作感覚が若干軽いのと、意外とボタン多く使うので操作が複雑っぽいという点が
気にはなるけど、これは予想以上に面白かったし、まだまだ面白くなりそうな
匂いがプンプンします。

どうせ18歳以上推奨になるんだから、いっそのことどんどん突き抜けて、
ロメロの「ゾンビシリーズ」ばりのゴア描写を入れてくれれば最高なんだけどね。
日本じゃ難しいんだけどさ。

と言うわけで、今回の体験プレイによって、
360ソフトの中では1-2を争うほど期待してるゲームに昇格いたしました。
いやまじがんばって。

そのままの勢いで、今度はPS2版「バイオハザード4」の体験ブースへ。

「バイオハザード4」PS2版

2005年のベストゲームの一つに確実に挙げられる「バイオ4」が、
満を持してPS2に登場!

…するのはいいんだけど、正直GC版を持ってる身にとっては、
よっぽどの付加価値がないと他機種版には飛びつきにくい。
そこで今回の体験プレイで見極めてみようと思ってました。

というわけで今回はPS2版オリジナルの、
謎の女性「エイダ」が主人公の裏シナリオをプレイ。
表主人公「レオン」が大統領の娘を必死に救出しようとしてる一方、
エイダは何を求めて何をしていたのか?という番外編、らしい。

チャイナドレスっぽいセクシーな衣装を翻し、エイダは華麗に敵をなぎ倒す!
…のはいいんだけど、エイダ独自の「フックショット」は
それはそれで楽しいんだけど。
それだけじゃ、やっぱ弱いんだよなぁ。

レオンにも新武器(レーザー砲?)も追加されてるみたいだけど、
それでも新規購入するほどの欲求は出てこない。
こりゃ、私は一応見送り、かなぁ。

但し!
GC版持ってない、もともとのバイオ4やったこと無いっていう人には
鬼のように激しくお勧めいたします。

「バイオ4」本編自体が非常に素晴らしいゲームなので、
未体験者は是非やるべき!だと思ってます。
何せ2005年のベストゲームなんですから!


とりあえず18歳未満立ち入り禁止ブースを見終わって、
他のゲームをいくつかプレイしたので列挙。

極魔界村(PSP)
往年の大ヒットゲーム「魔界村」、10数年ぶりの完全新作?ゲーム。
青春時代「魔界村」「大魔界村」「超魔界村」と立て続けにはまった私としては、
これを見逃すはず無いじゃない!
(但し、一度として完全クリアしたことは無いんだけど)

というわけでコイツもプレイ。

…おんや?
こんなに操作難しかったっけ?


何より一番厳しいのが「ジャンプコントロールがほとんど効かない」ということ。
最近のアクションゲームではジャンプすると方向転換やコントロールが簡単に出来るのが
半ば常識化しているのだけど、
この「極魔界村」に関しては、ジャンプの飛距離調整すらままならない。
この融通の利かなさこそ、昔のゲーム少年を数多く苦しめてきた「魔界村」らしさ
ではないかと、ちょっと懐かしく感じてしまいました。

…だけど、最近のゲームに慣れすてしまったし、
何より少年からはるか遠くに行ってしまった私にとって、
この融通の利かなさは結構つらいかもー。

「新・鬼武者」
鬼武者の新シリーズ第1弾。今度は豊臣秀吉との熾烈な戦い、らしい。
今までの「鬼武者」路線からがらりと変えて、
主人公も既存の役者を使わず、ゲームシステムも大幅に変えてきた模様。

正直、3をクリアした後「鬼武者はもういいかなぁ」と思ってしまったものですが、
この「新鬼武者」をプレイして、そのゲームシステムの違いと
相変わらずの爽快な「バッサリ感」に結構魅了されてしまいました。
これは購入確定かもなぁ。
相変わらずセクシー女性キャラも出てくるようですし。


「モンスターハンター2」は最後まで人だかりが凄くて近づくことすら出来ず、
「大神」も人だかりが凄くて、1時間以上待ちのため挫折。
それ以外のソフトも残念ながら時間切れで体験できず。

それでも実はソフトの充実度は一番高かったんじゃないかと思うくらい、
今回のカプコンは素敵ゲームにあふれておりました。
この冬からの展開、非常に楽しみです。

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東京ゲームショー2005探訪記・その6(テクモ):ゲームは確かに素晴らしい。だけど…。

2005年09月21日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
もはや「世界一遅いゲームショーレポート」と化してる気もしますが、
唯我独尊、まだまだ続けていきますので!

テクモ

多分、一番デジャヴュを感じるブース。
っていうか、ブース構成毎年一緒じゃん。
やってることも毎年一緒だし。

特に「デッド・オア・アライブ」関連。


・映像前に「2分前」「撮影禁止」って書いたプラカード持ったおねーさん登場。
 妙なリズムにあわせて妙な動きでプラカードを観客に見せ付ける。
→映像開始。
→映像終了。大体構成はいつも一緒。
→水着に着替えたおねーさんが出てきて、お客にポスター配布。
 ポスターは大体数種類。中にあたりが入ってると、全種類のポスターがもらえる。


もう、ホント代わり映えしないこの構成。
いい加減そろそろ変えたほうがいいんじゃないかと思う。
特にポスター配布。もうあれ、いいんじゃない。
それよりかは販促物を充実してほしい。映像収録DVDとか。

テクモってせっかくいいソフトが沢山あるのに、
TGSだと全て「デドアラ」に持ってかれてる気がするんですよ。

あと、水着のオネーサンそろえておいて「撮影禁止」は意味ないと思うんだが。
特に今回は厳しかった。スタッフが必死でカメラに手をかざしてたし。
それでも皆バシバシ撮影してたけどねー。

そういえば、テクモは毎回スタッフの態度が悪いような気がする。
仕切りも悪いし、高みから客を見下ろしてるような。

実はこれ、テクモだけじゃなくて他のゲームメーカーにもいえるんだけどさ。
ゲームって、サービス業なんじゃないの?
顧客(=ユーザー)に楽しんでもらう事を第一に
考えなきゃいけないんじゃないの?
それはTGSとかのイベントの場だって、ぜんぜん変わらないぞ?

もちろん、客の中にも最低なのは意外と多いけどね。
そういえばテクモで見かけたんだが、
タンクトップの40ぐらいのオヤジで、
明らかにプロじゃないくせに
プロ並みのビデオカメラ持ってて、
イベント見学スペースのまん前ど真ん中に強引に割り込んできて、
カメラ撮影禁止って表示が出たとたん、
「撮禁なのかよぉー!」って文句言いながら、
ステージで踊ってるダンサー隠し撮ってる奴がいた。
しかもその後流れたゲーム映像は一切撮らず無視。
完全にコンパニオン目当てだよ、あれ。
すげぇ最悪。

でもそういうのチェックも注意もせずに、
闇雲に客全員に規制をかけたり不遜な態度をとるスタッフと、
どっちもどっち、だよなぁ。

というわけで今年はあまりいい印象の無かったテクもブースでした。



…っていかんいかん!
ゲームの話するのすっかり忘れそうになった!

その「デッド・オア・アライブ4」は結局映像出展のみ。
他のXBOX360同発タイトルがことごとくプレイアブル出展してるのに、
現段階で50%の出来って、果たして間に合うんだろうかと心配になる。
その映像もE3で初お披露目されたときの映像を、
各所バランスを調整したぐらいのもので、大きな変化はなし。
確かに全体的なクオリティは確実に底上げされてるようには見えたけど…。
プリレンダリングムービーと実機映像の差がはっきり見えるのも引っかかった。
もちろん、だからといって実機映像のクオリティが低いわけでは
決して無いんだけど。
むしろプリレンダリングのほうに違和感を感じてしまうくらいで。

果たして発売日前にいじれるチャンスが来るのかどうか、微妙な情勢です。

他。
「NINJA GAIDEN BLACK」
多分XBOXソフトの中で最も難しいと思われるアクションゲーム、
「NINJA GAIDEN」が各種バージョンアップして、
もっと難しくなってしまったアクションゲーム。
(但し初心者対策も一応ある・・・らしい。)

…って、おおっ!?
よく考えたら、これが今年のTGSで唯一の「XBOX専用ソフト」展示
なんじゃないのか?
他確認してないから確証は無いけど。

基本は前作と変わらないので体験はしませんでした。
購入するかどうかも未定。難しくて、前作半分も達してないっていうのに。

「モンスターファーム5」
イベントでサーカスの人みたいな集団がジャグリングしてました。
印象はそれだけ。
あ、あとマイケル富岡が司会してました。
でもエンクミは見逃しました。エンクミのほうが見たかった…。

後はぜんぜん見てないや。

というわけで、ブースの仕切りの悪さとマンネリ化が目に付いて仕方が無いテクモ。
そろそろ思い切ったイメチェンするべきじゃないかなぁと、素直に思いました。

…オネーサンはすっごく素敵なんだけどなぁ。
(一応フォロー。でも素敵なのはホント)

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東京ゲームショー2005探訪記・その5(バンダイ/ナムコ):今はまだ微妙なずれはある。だけど…。

2005年09月20日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
段々記憶も薄れつつありますが、
それでも必死に記憶をかき集めてレポート続行です。

お次はまもなく一つのカンパニーになる、
「セガバン」…もとい、「バンダイナムコ」です。

バンダイ/ナムコ

いよいよ経営統合までカウントダウン入っていて、
今年は前哨戦として合同ブースで出してきたバンダイとナムコ。

…ただし、ブースは一緒でも、バンダイとナムコはそれぞれ
はっきり区切られていたのがなんとも。
こうやって見ると、カラーが全然違うんだよねぇ。
きちんと統合できるのか、ちょっと心配になってしまったり。

まずナムコのほうから!
一番人気はテイルズ最新作「テイルズ・オブ・ジ・アビス」
でも最初っからこのシリーズに脱落してる私には、
この混雑を見ただけで近寄る気も起きず。すまん。

それよりもむしろ私の心をつかんで離さないのは、
傑作武器格闘アクションシリーズ最新作、
「ソウルキャリバー3」
初の「完全家庭用」として発売するということもあってか、
とにかくモードの数が尋常じゃない。
体験版に入ってたムービーを見ていたんだけど、
モード数えるのがめんどくさくなってしまったほど。
これ1本で数ヶ月遊べるんじゃないかと。

今回体験プレイが時間の都合で5分も出来なかったんだけど、
これに関しては「決めうち」なんで、全然問題なし。
むしろ「キャリバー」としての根幹は変わってないみたい。
このシリーズは根幹を変えるのではなくて、
ストーリーをどんどん膨らましていく方向でシステム増やしていく、
という今の方向性が正しいと思います。
11月が楽しみです。

あと、今回映像のみで、しかもタイミング悪くほとんど見れなかったけど、
「エースコンバット・ゼロ」に関しても「決めうち」確定です。
今回は前作「エースコンバット5」と密接につながりがあるから、
「5」を傑作だと思ってる私としては本当に楽しみですわ。

他にはあまりいじれなかったんだけど、
ナムコがようやくXBOX360に本腰入れてる様子なので、
「リッジレーサー6」「フレームシティ」は注目していきたい。

それと体験版やったら思いのほかバトルが楽しくって困ってしまったのが、
「アーバンレイン」。複数の敵を手軽に同時に倒せたりするのが結構快感。

あ、そうそう。
「アイマス」こと「アイドルマスター」のブースも、
今回フリープレイと言うこともあってか、
えらい人だかりでした。
…全然近づけねーけど。異様な雰囲気だったんで。


一方のバンダイ。
こちらは相変わらずのキャラゲーまっしぐら。

今回の目玉は「機動戦士ガンダムSEED 連合VSZAFT」
既にアーケードで絶賛稼動中のゲームのPS2版が再来月には早くも登場!
しかも勿論家庭用にバージョンアップ!
「SEED DESTINY」キャラも大量参戦!

…ということで、個々も終始人だかりと言うか長蛇の行列だったんで、
遠くで眺めるだけでプレイはスルー。
見た目アーケードそのまんまらしいので、特記事項はとくになさそう。

もう一つのガンダムもの、
「SDガンダム ガシャポンウォーズ」のほうが
むしろ私としては今回興味深々で。
ファミコン時代からの「SDガンダム ガシャポンウォーズ」には
ものすごく思い入れがある身としては、突如発表されたこの作品に
心ときめかないわけには行かない。

こっちはそんなに混雑しておらず、すぐにプレイできたので早速プレイ。
今回は4人バトルが体験できたのだけど、
このごちゃ混ぜ感はまさしく「ガシャポンウォーズ」。
当時の印象そのままに、3D化して全てがバージョンアップしてた。
あまり深く考えずにキャラの動きとか無差別バトルを楽しめそうなので、
今後の情報にも注目したいと思う。

そのほか復活した「.hack」とか、
ゲームでは暗い展開にならないよな?と哀願したい気分の「エウレカセブン」とか、
「ケロロ軍曹」とか「冒険王ビィト」とか「ワンピース」とか、
「焼き立てジャぱん」(…って、え?)とか、
そりゃもうキャラクターゲームの百花繚乱。

そんな中で、気になるゲームが2つ。
1つ目は「仮面ライダー響鬼」

最近は色々言われておりますが、
「太鼓を叩く仮面ライダー」というのと、「バンダイとナムコ経営統合」っていう
ニュースから、誰もが短絡に考えたことが1つ。

「太鼓の達人とコラボすりゃいいのに。」

…まさかほんとにするとは思わなかった…。

しかも「タタコン(太鼓型コントローラ)」対応に加えて、
「太鼓の達人スペシャルバージョン」も同梱とは。
流石に流石に間に合わないと思ったのに。

もう一つは家庭用ゲーム機のソフトではなくて、
最近流行のテレビに直接つなげるタイプのゲームで、その名も、
<font size="3" color="blue" style="line-height:160%;">ドラゴンボールZ バトル体感格闘かめはめ波~おめぇとフュージョン~

…なんと言うか、このタイトルはお店で言えないと思うんだけど。
少なくとも私には無理。

両手の中指に特殊なリングをはめて、それを画面にかざしたり、隠したりすることで、
画面の中の敵に向かって、まるで悟空のように気を放ったり殴ったりはじいたりして
戦うことが出来るという体感ゲーム。

これが実に秀逸で、ある程度「気が溜まる」と必殺技で「かめはめ波」を
出せるんですが、出し方がちゃんと「かめはめ波」なのですよ。
まず、
1.画面に向かって両手の手首を合わせて構えよう!
2.その構えのまま背中のほうに隠すように手を後ろに持っていくんだ。
3.画面上に「か・め・は・め」とカウントされるから、
  構えたまんまじっと気を溜めよう!
4.「波!」と同時に手を前におもいっきり伸ばし、気を放て!!!
  すると「かめはめ波」が放たれ、敵に大ダメージを与えられるんだ!!


…すげぇ。良く考えたこんなシステム。

実は10年前、就職活動でバンダイに行った時のこと。
入社試験の課題に、「新しいおもちゃのアイデア」って言うのがあって、
散々悩んだ私は、「自分が画面の中で自由にキャラに「なりきる」」っていう
アイデアを提出したことがありました。
結局アイデアは不採用で、バンダイには落ちたんだけど。
当時は「いつかそういう時代が来る」って確信してたんだよな。

バンダイ、パクったな?!

いや、当時はもっと仰々しいシステム(各地にスタジオをおいて…)って考えてたから、
ご家庭でお手軽になりきることは全く考えてなかったんだけどさ。


ただし、こいつの最大の欠点は「なんか妙に恥ずかしい」と言うこと。
実際やる人少なかったし。
だからといって、ひとりうちでこそっとプレイすることを考えると、
やってる最中は夢中になっても、ふと我に返ったら、絶対落ち込む。

なので、一種の「パーティーゲーム」として楽しむのがよろしいかと。
多分「ドラクエ」とか「スターウォーズ」の体感ゲームよりも、
やるのに勇気が必要な気がしてたまらない。

でも、ちょっと面白かった。
悟空以外のキャラにもなりきれるらしいので、意外と奥が深いかもね。
要注目です。


とりあえず「バンダイナムコ」としてはまだまだ前哨戦。
来年のTGSでブース構成がどうなっているのか、
今から楽しみであります。


…くれぐれも、空中分解するなよ。

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東京ゲームショー2005探訪記・その4(セガ):ゲームは未だ「ガキのもの」扱いされてる、だけど。

2005年09月19日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
とっくにTGSは終わってしまったけど、
レポートはますます絶好調第4弾!
まずはセガから!

セガ(セガサミー)
大様の耳はロバの耳。
「セガが段々コナミ化してる気がする…」

色んな関連メーカーや子会社?のソフトがごちゃ混ぜに展示され、
一時期のコナミのような乱立ぶりは、果たしていいのかどうか?
私には良く判らないんですけど。

っつーか、インターチャネルってセガ系列だったっけ?
インデックス絡みですか?


そんなセガの表メインは「ファンタシースターユニバース」
…なんだけど、終始人気の混雑振りでプレイはかなわず。
「ファンタシースターオンライン」の大ヒットで、
確実にこのシリーズは固定ファンがついてきてるようで。
私?X-BOX版PSOを途中で投げ出したからなぁ…。
購入は今のところ保留。
ほかの人のプレイの様子見、かな?


実は裏メインのほうが私的にはものすごおおく引っかかった!
その名も、「龍が如く」!!

20年余りのTVゲーム史上、
(多分)始めて本格的にヤクザ社会をゲーム化する問題作!
某繁華街に似た架空の街を舞台に、
欲望と裏切りと富と力と愛欲と義理人情に満ちた裏社会を突き詰める、
異色の超娯楽大作!!

ってことで、当然の如く18歳以上推奨。
「SIREN2」に続いて、ブースも区切られ身分証明が必要。
…っていうか、ブースに入るのに整理券が必要で、
わざわざチケットセンターみたいなのをブース横にきっちり作ってた。
何この懲りよう?
(ただし、整理券配布時間区切って列作って並ばせるのって、変じゃないか?)

チケットセンターは勿論、
ブース内の懲りようも、はっきり言って異常。
ゲーム内容がアダルティだからって、
ブース内まで「クラブ」(「ブ」の音が下がるほうね)を再現しなくても。
そしてオネーサンの格好をホステスにしなくても。
さらに「こわいお兄さん」っぽいお兄さんをそんなに用意しなくても!!

多分、「悪役商会」とかそのあたりのこわもてだけど根はやさしい
おにーさん達だと思うんですけど。
休憩中におにーさんがブース裏でたむろってた姿を見かけたんですけど、
普通にこわかったです。やめてくださいセガさん。

このブース、映像紹介20分+体験プレイ20分という長丁場の構成だったのだけど、
はっきり言ってかなり面白かった!
これは最初発表されたとき「??」が頭の中で点灯してたのですが、
ムービーと体験プレイ、それにブース出るときに貰ったDVDをみて、
購入確定マークが点灯いたしました。

何よりバトルシーンがかなり楽しい。
これはさすが「バーチャファイターのセガ」の面目躍如か?
周りにある看板とか椅子とかを持ってケンカに使えるという無法っぽさが
これまたたまらない。

かとおもえばキャバクラで女の子をくどくミニゲーム?なんて、
今までのセガからは考えられない素晴らしいものもあって、
いろんな意味で「セガの本気」が垣間見えます。

まじめな話、そろそろこういう系統のシナリオのゲームはどんどん出ていいと思う。
少年時代をファミコンとともに駆け抜けた世代ももはや30過ぎ。
「大人向け」のシナリオのゲームがもっともっとあると、
ゲーム自体の裾野を広げてくれると思うのだ。
子供を完全に無視したゲームって言うのが、今後1ジャンルを形成してくれることを、
ひそかに願っていたりするのです。

…ただ、ね。
組長役に渡哲也さんって言うのは色んな意味ですげぇとおもうんだけど、
ホステス役にみひろさんって、流石にちょっと突き抜けすぎてる気もしないでも
ないんだけど、その辺はどうなの?
いや、私的にはちょっと嬉しいんだけど。これまたいろんな意味で。


DSローンチタイトルで話題沸騰だった前作「きみのためなら死ねる」から、
まだ1年も経ってないのに発売される続編、
その名も「赤ちゃんはどこからくるの?」
…またもや思い切ったタイトルだねぇ。
今回はDSのワイヤレスダウンロード機能を使って、
もっていったDSに体験版がダウンロードできたのでプレイ。
なんと、「DSを逆さにしてプレイ」って言う奇想天外なプレイを
生み出してきやがった!
確かにこれだと「上画面でタッチ&スクラッチ」が出来る。
かなり盲点を突いてきたアイデアだと感心しきり。

ただし、逆さにしてプレイするミニゲームって言うのが、
「相手の動きと同じように、おでことか方をツンツンしていちゃいちゃする」
…っていう、アイデアの無駄遣いのような脱力かげんが
いかにもこのゲームらしいというか、なんというか。


ほか、軌道修正して原点に戻り、ついでにラインナップも素晴らしくなった
「セガエイジス2005」に、昔からのゲーマーとしては注目せずにはいられない。
「ソニック」関連の怒涛の展開に、段々追いつけていけなくなってる自分がいる。

そんなところかな。
経済的後ろ盾を持ったことで、再びエンジン全開になりつつあるセガ。
次世代機にも積極展開していくようなので、
今後も「セガ」らしくあり続けて欲しい限り。


ゲームショーレポート、まだまだ続きます。
っていうか、今年もいつ終わるのか全然未定。
まだまだ大きいブース沢山残ってるし、
写真も沢山あるし。皆さんお待ちかねの奴も。

…普通の日記が止まるんだよなぁ、これやってると。

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