雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

東京ゲームショー2005探訪記・その7(カプコン):ホラー系は下火のように言われ始めてる。だけど!

2005年09月21日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
流石にテンポアップしないとまずいと思うので、
本日は2回更新!

・カプコン

今回は久しぶりにホラーモノが目立ってたカプコン。
まずは「CAPCOM NEXT GENERATION THEATER」という、
次世代機用のプレゼン映像を流すシアターを見てみた。
流れた映像はPS3&XBOX360の「バイオハザード5」
XBOX360の「デッド・ライジング」
それにPS3の「デビル・メイ・クライ4」の3本。

バイオ5はほとんどイメージムービー程度だったので詳細はまったく不明だけど、
このイメージムービーだけでもうお腹いっぱい。
特にバイオ4が今年一番の素敵ゲームでもあり、バイオハザードが完全新生した
ということ考えると5にも期待せずにはいられない。
出るまでに数年かかりそうな気がしますが、耐えます。

「デッド・ライジング」は体験プレイもしたので後述。

「デビル・メイ・クライ4」は…一番最初のしかやってないしなぁ。
映像は確かにスタイリッシュだけど、こちらもイメージムービーだったので、
「ああ、きれいだねぇ」以上の印象をもてなかったのが正直なところ。
「2」「3」が投売りされてるんで、いつかやってもいいかなとは思ってるんですが。

というわけで次世代機へのカプコンの意気込みを堪能した後は、
その中で一番早くに発売されるだろう「デッド・ライジング」のプレイコーナーへ。

「デッド・ライジング」
カプコンの得意のゾンビもの。
しかし「バイオ」シリーズとは違って、より「大量のゾンビ」に主眼を置いてるゲーム。
いわゆるジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」シリーズのゲーム化とたとえた方が
わかりやすいと思う。
舞台もショッピングモールだし。

ということでどちらかというと「ゾンビをなぎ倒す」爽快感重視に見える分、
ホラー要素はバイオよりも低いかもしれない。
けど、その方向性は「バイオとの差別化」と考えれば正しい。

とにかく360のハイスペックをガッツリ生かして、
有象無象のゾンビの群れを再現。
うわさだと1画面に数百体以上出るとか出ないとか。
むしろここまで来ると笑ってしまうほど。

そこをカメラをぶら下げながら、記者のオヤジが素手やバッドやショットガンやらで
ばったばったとなぎ倒して道を作っていく。

うむ。実に潔い。

しかも場所がショッピングモールなので、各所に野菜やらお菓子やら、
はたまた生肉やらが無尽蔵にあって、それらに食らいつくことで体力が回復。

うむ。実にワイルド。

最後はボス戦?というか、危ない肉屋との対決で時間切れ。
10分のプレイがあっという間でした。
操作感覚が若干軽いのと、意外とボタン多く使うので操作が複雑っぽいという点が
気にはなるけど、これは予想以上に面白かったし、まだまだ面白くなりそうな
匂いがプンプンします。

どうせ18歳以上推奨になるんだから、いっそのことどんどん突き抜けて、
ロメロの「ゾンビシリーズ」ばりのゴア描写を入れてくれれば最高なんだけどね。
日本じゃ難しいんだけどさ。

と言うわけで、今回の体験プレイによって、
360ソフトの中では1-2を争うほど期待してるゲームに昇格いたしました。
いやまじがんばって。

そのままの勢いで、今度はPS2版「バイオハザード4」の体験ブースへ。

「バイオハザード4」PS2版

2005年のベストゲームの一つに確実に挙げられる「バイオ4」が、
満を持してPS2に登場!

…するのはいいんだけど、正直GC版を持ってる身にとっては、
よっぽどの付加価値がないと他機種版には飛びつきにくい。
そこで今回の体験プレイで見極めてみようと思ってました。

というわけで今回はPS2版オリジナルの、
謎の女性「エイダ」が主人公の裏シナリオをプレイ。
表主人公「レオン」が大統領の娘を必死に救出しようとしてる一方、
エイダは何を求めて何をしていたのか?という番外編、らしい。

チャイナドレスっぽいセクシーな衣装を翻し、エイダは華麗に敵をなぎ倒す!
…のはいいんだけど、エイダ独自の「フックショット」は
それはそれで楽しいんだけど。
それだけじゃ、やっぱ弱いんだよなぁ。

レオンにも新武器(レーザー砲?)も追加されてるみたいだけど、
それでも新規購入するほどの欲求は出てこない。
こりゃ、私は一応見送り、かなぁ。

但し!
GC版持ってない、もともとのバイオ4やったこと無いっていう人には
鬼のように激しくお勧めいたします。

「バイオ4」本編自体が非常に素晴らしいゲームなので、
未体験者は是非やるべき!だと思ってます。
何せ2005年のベストゲームなんですから!


とりあえず18歳未満立ち入り禁止ブースを見終わって、
他のゲームをいくつかプレイしたので列挙。

極魔界村(PSP)
往年の大ヒットゲーム「魔界村」、10数年ぶりの完全新作?ゲーム。
青春時代「魔界村」「大魔界村」「超魔界村」と立て続けにはまった私としては、
これを見逃すはず無いじゃない!
(但し、一度として完全クリアしたことは無いんだけど)

というわけでコイツもプレイ。

…おんや?
こんなに操作難しかったっけ?


何より一番厳しいのが「ジャンプコントロールがほとんど効かない」ということ。
最近のアクションゲームではジャンプすると方向転換やコントロールが簡単に出来るのが
半ば常識化しているのだけど、
この「極魔界村」に関しては、ジャンプの飛距離調整すらままならない。
この融通の利かなさこそ、昔のゲーム少年を数多く苦しめてきた「魔界村」らしさ
ではないかと、ちょっと懐かしく感じてしまいました。

…だけど、最近のゲームに慣れすてしまったし、
何より少年からはるか遠くに行ってしまった私にとって、
この融通の利かなさは結構つらいかもー。

「新・鬼武者」
鬼武者の新シリーズ第1弾。今度は豊臣秀吉との熾烈な戦い、らしい。
今までの「鬼武者」路線からがらりと変えて、
主人公も既存の役者を使わず、ゲームシステムも大幅に変えてきた模様。

正直、3をクリアした後「鬼武者はもういいかなぁ」と思ってしまったものですが、
この「新鬼武者」をプレイして、そのゲームシステムの違いと
相変わらずの爽快な「バッサリ感」に結構魅了されてしまいました。
これは購入確定かもなぁ。
相変わらずセクシー女性キャラも出てくるようですし。


「モンスターハンター2」は最後まで人だかりが凄くて近づくことすら出来ず、
「大神」も人だかりが凄くて、1時間以上待ちのため挫折。
それ以外のソフトも残念ながら時間切れで体験できず。

それでも実はソフトの充実度は一番高かったんじゃないかと思うくらい、
今回のカプコンは素敵ゲームにあふれておりました。
この冬からの展開、非常に楽しみです。
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