雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

東京ゲームショー2005探訪記・その5(バンダイ/ナムコ):今はまだ微妙なずれはある。だけど…。

2005年09月20日 | 画面の向こう側の無限の物語(ゲーム)
段々記憶も薄れつつありますが、
それでも必死に記憶をかき集めてレポート続行です。

お次はまもなく一つのカンパニーになる、
「セガバン」…もとい、「バンダイナムコ」です。

バンダイ/ナムコ

いよいよ経営統合までカウントダウン入っていて、
今年は前哨戦として合同ブースで出してきたバンダイとナムコ。

…ただし、ブースは一緒でも、バンダイとナムコはそれぞれ
はっきり区切られていたのがなんとも。
こうやって見ると、カラーが全然違うんだよねぇ。
きちんと統合できるのか、ちょっと心配になってしまったり。

まずナムコのほうから!
一番人気はテイルズ最新作「テイルズ・オブ・ジ・アビス」
でも最初っからこのシリーズに脱落してる私には、
この混雑を見ただけで近寄る気も起きず。すまん。

それよりもむしろ私の心をつかんで離さないのは、
傑作武器格闘アクションシリーズ最新作、
「ソウルキャリバー3」
初の「完全家庭用」として発売するということもあってか、
とにかくモードの数が尋常じゃない。
体験版に入ってたムービーを見ていたんだけど、
モード数えるのがめんどくさくなってしまったほど。
これ1本で数ヶ月遊べるんじゃないかと。

今回体験プレイが時間の都合で5分も出来なかったんだけど、
これに関しては「決めうち」なんで、全然問題なし。
むしろ「キャリバー」としての根幹は変わってないみたい。
このシリーズは根幹を変えるのではなくて、
ストーリーをどんどん膨らましていく方向でシステム増やしていく、
という今の方向性が正しいと思います。
11月が楽しみです。

あと、今回映像のみで、しかもタイミング悪くほとんど見れなかったけど、
「エースコンバット・ゼロ」に関しても「決めうち」確定です。
今回は前作「エースコンバット5」と密接につながりがあるから、
「5」を傑作だと思ってる私としては本当に楽しみですわ。

他にはあまりいじれなかったんだけど、
ナムコがようやくXBOX360に本腰入れてる様子なので、
「リッジレーサー6」「フレームシティ」は注目していきたい。

それと体験版やったら思いのほかバトルが楽しくって困ってしまったのが、
「アーバンレイン」。複数の敵を手軽に同時に倒せたりするのが結構快感。

あ、そうそう。
「アイマス」こと「アイドルマスター」のブースも、
今回フリープレイと言うこともあってか、
えらい人だかりでした。
…全然近づけねーけど。異様な雰囲気だったんで。


一方のバンダイ。
こちらは相変わらずのキャラゲーまっしぐら。

今回の目玉は「機動戦士ガンダムSEED 連合VSZAFT」
既にアーケードで絶賛稼動中のゲームのPS2版が再来月には早くも登場!
しかも勿論家庭用にバージョンアップ!
「SEED DESTINY」キャラも大量参戦!

…ということで、個々も終始人だかりと言うか長蛇の行列だったんで、
遠くで眺めるだけでプレイはスルー。
見た目アーケードそのまんまらしいので、特記事項はとくになさそう。

もう一つのガンダムもの、
「SDガンダム ガシャポンウォーズ」のほうが
むしろ私としては今回興味深々で。
ファミコン時代からの「SDガンダム ガシャポンウォーズ」には
ものすごく思い入れがある身としては、突如発表されたこの作品に
心ときめかないわけには行かない。

こっちはそんなに混雑しておらず、すぐにプレイできたので早速プレイ。
今回は4人バトルが体験できたのだけど、
このごちゃ混ぜ感はまさしく「ガシャポンウォーズ」。
当時の印象そのままに、3D化して全てがバージョンアップしてた。
あまり深く考えずにキャラの動きとか無差別バトルを楽しめそうなので、
今後の情報にも注目したいと思う。

そのほか復活した「.hack」とか、
ゲームでは暗い展開にならないよな?と哀願したい気分の「エウレカセブン」とか、
「ケロロ軍曹」とか「冒険王ビィト」とか「ワンピース」とか、
「焼き立てジャぱん」(…って、え?)とか、
そりゃもうキャラクターゲームの百花繚乱。

そんな中で、気になるゲームが2つ。
1つ目は「仮面ライダー響鬼」

最近は色々言われておりますが、
「太鼓を叩く仮面ライダー」というのと、「バンダイとナムコ経営統合」っていう
ニュースから、誰もが短絡に考えたことが1つ。

「太鼓の達人とコラボすりゃいいのに。」

…まさかほんとにするとは思わなかった…。

しかも「タタコン(太鼓型コントローラ)」対応に加えて、
「太鼓の達人スペシャルバージョン」も同梱とは。
流石に流石に間に合わないと思ったのに。

もう一つは家庭用ゲーム機のソフトではなくて、
最近流行のテレビに直接つなげるタイプのゲームで、その名も、
<font size="3" color="blue" style="line-height:160%;">ドラゴンボールZ バトル体感格闘かめはめ波~おめぇとフュージョン~

…なんと言うか、このタイトルはお店で言えないと思うんだけど。
少なくとも私には無理。

両手の中指に特殊なリングをはめて、それを画面にかざしたり、隠したりすることで、
画面の中の敵に向かって、まるで悟空のように気を放ったり殴ったりはじいたりして
戦うことが出来るという体感ゲーム。

これが実に秀逸で、ある程度「気が溜まる」と必殺技で「かめはめ波」を
出せるんですが、出し方がちゃんと「かめはめ波」なのですよ。
まず、
1.画面に向かって両手の手首を合わせて構えよう!
2.その構えのまま背中のほうに隠すように手を後ろに持っていくんだ。
3.画面上に「か・め・は・め」とカウントされるから、
  構えたまんまじっと気を溜めよう!
4.「波!」と同時に手を前におもいっきり伸ばし、気を放て!!!
  すると「かめはめ波」が放たれ、敵に大ダメージを与えられるんだ!!


…すげぇ。良く考えたこんなシステム。

実は10年前、就職活動でバンダイに行った時のこと。
入社試験の課題に、「新しいおもちゃのアイデア」って言うのがあって、
散々悩んだ私は、「自分が画面の中で自由にキャラに「なりきる」」っていう
アイデアを提出したことがありました。
結局アイデアは不採用で、バンダイには落ちたんだけど。
当時は「いつかそういう時代が来る」って確信してたんだよな。

バンダイ、パクったな?!

いや、当時はもっと仰々しいシステム(各地にスタジオをおいて…)って考えてたから、
ご家庭でお手軽になりきることは全く考えてなかったんだけどさ。


ただし、こいつの最大の欠点は「なんか妙に恥ずかしい」と言うこと。
実際やる人少なかったし。
だからといって、ひとりうちでこそっとプレイすることを考えると、
やってる最中は夢中になっても、ふと我に返ったら、絶対落ち込む。

なので、一種の「パーティーゲーム」として楽しむのがよろしいかと。
多分「ドラクエ」とか「スターウォーズ」の体感ゲームよりも、
やるのに勇気が必要な気がしてたまらない。

でも、ちょっと面白かった。
悟空以外のキャラにもなりきれるらしいので、意外と奥が深いかもね。
要注目です。


とりあえず「バンダイナムコ」としてはまだまだ前哨戦。
来年のTGSでブース構成がどうなっているのか、
今から楽しみであります。


…くれぐれも、空中分解するなよ。
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