双龍の感動の書生活

日々の感動を一文字で表現

キソは大事

2005年06月29日 01時35分51秒 | その他
みなさん、「スラムダンク」ってご存知ですか?
あの、一世を風靡した伝説のバスケット漫画です。
(ちなみにこの作者は、熊本出身なんですよ)

もう何回あの漫画に泣かされたことか。。。
私の中で、「泣ける」漫画は、スラムダンクだけです。

名シーンは何場面もありますけれども、
今日は、主人公である桜木花道がひたすら基礎の練習に明け暮れるシーンを取り上げます。

私的には、一番泣けた場面は、毎日の基礎の練習が、最後に実を結ぶというところです。
最後の花道の感動のシーンは、普通のジャンプシュートという所がタマラナイ・・・

特別な練習ではなく、「キソ」をひたすら続けたことが、一番の成長に繋がったわけです。

あの漫画で気付かされたことは、「何事も基礎を怠らずに」ということですね。
大ヒットした漫画なのに、練習風景はほとんど、基礎練習の風景なんですよ。
うまいな~ 泣かせるな~

書道でも同じことが言えると思います。
書道というものは、語弊がありますけれども、「線」の組み合わせなわけです。

その、「線」を怠っていては、いつまでたっても綺麗な線は書けないと思います。
時間がないときでも、必ず線の練習はするようにしています。

今日は、師匠から線だけを、ひたすら教えてもらいましたからね。

でも、不思議に基礎練習は苦ではないんです。
線の練習だけしてても構いません。
ずっと、「線」だけ書けます。

線の練習だけしても楽しい私は変態かな~



生活の中の書

2005年06月27日 22時24分30秒 | 書作品
これは、双葉の作品たちです。
書が生活の一部になっています。

私も、これから、書をもっと身近なものに感じさせることができるようになりたいです。
一つの作品仕上げるのにも苦労するから、なかなか作品ができません。
感じるままに筆を進めるレベル(?)までがんばらんとな~


書へ伝わる「想い」

2005年06月25日 01時45分53秒 | 書作品
今日は、教室に通っている1人の生徒さんの作品を紹介します。
グラフィックデザイナー・渡辺高久さんの作品です。

なんと素晴らしい作品でしょうか。
この方の「想い」が見事に書に書き表せていると思います。
私には、到底書くことのできない、渋みのある字です。

しかし、渡辺さんは書道を始めてまだ一年足らずなんです。
この字を見たら、一年とは思えないですよね。

技術も相当あるのですが、この作品を見て、私なりに感じたことは
書へ伝わる「想い」なんです。
渡辺さんは、本当に優しさのある、温かいお人なんです。
私にはまだまだ無い、人生経験もたくさんされています。
渡辺さんの優しい人格が、字に乗っています。

「書は人なり」

この使い古された言葉の本当の意味がわかりました。
書には、その人の人間性が出てくるものなんですね。

書というものは、技術うんぬんではなく、その人の「想い」をいかに
表現できるかということが大事だと気付かされました。

自分という人間性を成長させていけば、「書」で人を感動させることができる
のではないでしょうか。
また、書が上達する一番の近道は、人間性を向上させることではないでしょうか。

渡辺さんの書には、私の心を震え上がらせる何かを感じました。
私も、書を通じて、人間性を向上させていけたらいいなぁ…




自由に書くって面白い。

2005年06月23日 01時11分43秒 | 書作品
今日は、今まで練習してきた漢字をバァーっと書いてみました。
いつもは、きちんとお手本を見ながら書くんですが、
今日は気分が乗ってたので、自由に書いて見ました。
わかりにくいですが、この字はただ、半紙を九枚並べただけです。

これが私の「自由」です。
誰が何と言おうと「自由」です。
みなさんから見たら「ん?どこが自由なの?」とお思いかもしれないですね。

私はこういう、枠にはまった、整然とされた字が一番好きなんです。
規則に縛られた中で、自分なりの表現をしていくのがたまりません。

今回は、自分なりの表現はかなり抑えましたけども。
この字は何にも崩していません。
ただ単に、お手本が無い臨書をしただけです。
未熟なのがバレバレですね。

しかし、これでも楽しく書いているんです。
今日はすごい楽しんで書けましたね~(^^)

今日はよく寝れそうだ…

たけしの誰でもピカソにてにてにて

2005年06月22日 15時08分48秒 | 双龍の活動
この間、双雲が出演した「たけしの誰でもピカソ」の熊本での放送が延期になりました。
6/22(水)が7/6(水)になりました。
非常に楽しみしていましたが、残念です。
熊本にも、テレビ東京系列の放送局があったらいいのになと、切に思います。
熊本で、再放送されているテレビ東京の番組は面白いんですよね。

「偉大なるトホホ人物伝」もテレビ東京なのかな?
歴史上の人物を違った視点から見るのはおもしろいですね。
その内容が真実かはわかりませんが。

もともと、歴史というのは、嘘ばっかりだと思ってます。
ある程度は、脚色していると思いながら見ないと危険です。
だって、誰もその歴史の現場を目撃した人はいないわけですから、
真実はわかるわけないですよね。


ギリシャ戦

2005年06月21日 00時01分04秒 | その他
昨晩は、サッカーの試合で大盛り上がりしました。
日本が強豪国を完封する試合は、初めて見ました。
日本人として誇り高いです。

書道とはまったく関係ないですけれども、今日はサッカーについてです。

それにしても、ギリシャのコンディションは最悪でしたね。
残念ながら、ヨーロッパを制したギリシャの勇姿は見られませんでした。
前日のブラジル戦でも、選手個人の動きの硬さが目立ちましたね。

個人的にはギリシャのような、スーパースターのいない強いチームが好きなんです。
最近では、スペインリーグやイタリアリーグで活躍する選手が増えましたけども、
ブラジルの選手のような強烈なインパクトのあるスターはいませんからね。

日本は将来、メキシコのようなチームになって欲しいと思います。
メキシコは、身体能力や爆発的なスピードは無いけれど、速いパス回しで
相手チームをかく乱する組織的なサッカーをするチームです。

まさに、日本の目指すサッカーだと思います。

ぜひ、サムライ魂を世界に見せ付けて欲しいものです。
がんばれニッポン。

私も、世界基準で活躍できるようになれたらと思っています。
日本人の美しい心を世界の人々にわかってもらうために。
みんなで日本の素晴らしさを世界に示しつけてやりましょう。

サッカー選手のみならず、様々な分野で日本人としての誇りを忘れず、
世界と対等に戦っている日本人の方々にエールを送ります。

自分の中での革命

2005年06月20日 00時42分01秒 | 書作品
きょうも、もう一回生徒さんと自分の作品が見たくなって美術館に行ってきました。
やはり、一生懸命、気持ちをこめて書いた作品からは、力が伝わってきます。
みなさん素晴らしい。
この作品は、以前紹介した高校生ラガーマンの作品です。

今朝いつも通り、書を書いているなかで、ひとつ気付いたことがありました。
私は、文字を書く前に必ず、数枚線の練習をするんですが、そこで気付きました。

今まで、私は線は「書く」ものだと思ってたんです。
しかし、線は「書く」ものではなく、「すべらせる」ものだとやっと気付いたんです。
力を抜いて、筆を自然に平行移動させるという感覚です。
そして、強調して書かなければいけないところで力を入れる。
言葉で説明できるものではないので、わかりにくいですね。

テニスも似たような感覚だと思います。
テニスをしている方はわかると思いますが、テニスではボールを打つ時の
インパクトの瞬間だけ、腕に力を入れるんです。
ボールを捉える直前直後は、力を抜ききらないと、ボールに力が伝わらないんですよ。
おそらく、野球でも同じだと思います。(野球経験がないのでわかりませんが)

これは自分の中では、大革命です。
もしかしたら、気付くのが遅かったかもしれません。
そのちょっとした意識の違いで、劇的に変わるんです。

これだから書道は面白い。
それが本当に正しいのかはわかりませんが(笑)

書を極めるには、まだまだ道のりは遠いです。
これからの人生、長い目で見つつ、なおかつがむしゃらにがんばるぞ!

熊日展覧会の表彰式

2005年06月19日 00時04分20秒 | 書作品
すいません。
ここのところ、サッカーやら何やらで毎日が続いており、更新できませんでした。

本日は、熊日書道展のため、熊本県立美術館本館に行ってきました。
他の書道展と違い、自由に書かれている作品が目立ちました。

楷書、行書、隷書、草書、かな、現代詩文など、すべての書体が入賞していて、
見ている私はすごい面白かったです。

添付されている作品は、私の作品です。
以外に隷書は少なかったですね~
他にどんな隷書があるのか、楽しみでしたが残念です。

中には、面白い筆運びの書体もありました。
今度それを真似て書いてみようと思います。
やはり、いろんな線が書けた方が楽しく書けますからね。

マルチな書道家になりたいので、すべて出来るようになりたいです。
いずれは、水墨画もしたいなと思ってます。

欲張りだな~

祖母の短歌

2005年06月16日 01時55分47秒 | 書作品
教室に家庭教師と、しゃべりすぎて声が枯れてしまいました。
話すのすごい好きですから止まりません。

今日は、祖母が私のために作ってくれた短歌を紹介します。
内容は、
「丈け高き椰子(やし)の並木の海浜にわが手をとりて孫のいざなふ」
です。

この歌は、熊本の不知火町にある海岸線に連れて行った時に生まれたものです。
祖母は足が悪いので、海浜に着いても車の外に出ようとはしませんでした。
しかし私は、祖母に海の潮の香りを楽しんでもらいたくて、
手を引いて車の外に連れ出したのです。
海の香りとその風景に感動していました。。

そして、後日祖母から電話があり、
「不知火の時の短歌が出来たよ。」
と言ったので、私は不知火の綺麗な海岸線を歌ったものだと思ったんです。
しかし、祖母は、不知火の海浜の風景よりも、私が手を引いて外に連れ出してあげたことに
最も感動したみたいです。

本当に感動しました。
なんて情緒が豊かなんだと感涙しました。
私ではこんな良い歌を創り出せません。

私もこんな素晴らしい感動を言葉を創りたいですが、
その感動を言葉に乗せることができません。

もっともっと、日々努力を重ね、経験を積むことが大事なんだと痛感ました。
がんばります!

洋服は奥が深い

2005年06月15日 02時47分39秒 | その他
突然ですが、私は洋服が大好きです(笑)

昔から洋服にはこだわりがありました。
ですので、昔はバイトして稼いだお金を、すべて洋服につぎ込んでいました。
今思うとすごいもったいない気がします。

最近では洋服の買い方も変わりました。
当たり前のことですが、値段が高いからって必ずしも良いものとは限らないんです。
昔は、値段が高い=カッコいいと思ってました。

確かに、値段が高いほうが良い品である可能性は高いですが、
それでは、いくらお金があっても足りないですし、第一面白くないです。
だって高級な店には、良い物ばかりが置いてあるのは当然ですからね。

自分の頭の中にある先入観を壊して、値段に左右されず、
少ない資金で、いかに最高に良い物が買えるか、念頭に置きながら買い物します。
なんかセコイ感じがしますが、これが私のオシャレ道です(笑)

もちろん、すべて安い洋服だと、全身安っぽい感じがします。
さすがに、全身安物を着て高級感を出すのは困難です。
洋服を着る時は、安い服と高価な服を混ぜてコーディネートするようにしています。

ということで、今日は佐賀にある九州最大級の大型アウトレットショップに行ってきました。
熊本から、車で三時間くらいで行けます。
ここには、高級ブランドも通常の価格の半値くらいでお買い物ができる所です。
月一回は行ってます。

しかし、安いといってもアウトレットですから、さすがに良い物を見つけるのは難しい!
四時間かけたのに、私のハートをビビビっと打ち抜いた洋服は見つけることができませんでした。
本日は本当に残念な結果でした。
結局、購入したのはテニスウェア一着とTシャツ一枚です。

せっかくあんなに遠い所に行ったのにな~
残念!

ちなみに、添付してある「憂」という字は、教室に来ている高校生が書いたものです。
今の私の心情を表していたのでアップさせて頂きました。
くやしいな~(涙)