双龍の感動の書生活

日々の感動を一文字で表現

人は違いを超えられるのか

2007年02月28日 01時00分11秒 | 書作品
書道家として独立してから、
数多くの人と出会ってきました。

人の数だけ、価値観があるので、
すべての人間と価値観を共有することは
非常に困難です。

エジプトやイタリア、中国など様々な人と交流して
よりそう思うようになりました。

交流するたびに、私が「常識」と考えているもの全てが
覆されます。


私にも、「絶対に許せない!」と思っていた人間は
います。

しかし、自分とはまったく価値観の違う人と交流することで、
そしてその人たちの宗教や思想に心で触れることで、
全ての人を許すことができたのです。


人の数だけ価値観があります。

人に「共感」を求ようとするのではなく、
相手を「理解」する努力が必要なことに気づきました。

そういった価値観の壁を取り外して考えなければ、
本当の意味で心の交流はできないはず。

もっともっと、いろんな人と交流して、
「人間」というものを勉強していく必要がありますね。

久々の風邪で、

2007年02月21日 23時53分10秒 | その他
ダウンしております。

正直、打ち合わせ3件&夜の書道教室は本当に辛かった!

こういう時になぜか忙しくなるんです(笑)

依頼されている書もなかなか満足できるものが書けません。

風邪のときの書もいいと思うんですが、
今回の3件の仕事は、「力強く」なので
今書くのは難しい…。



…気合を入れて書くぞ。
自分の作品も制作しなくては。

孔雀筆

2007年02月06日 23時35分10秒 | 書作品
筆にもいろんな動物の毛が使われているんです。

一般的に使われているのは、イタチや羊、馬や豚などですが、
今日使った筆は、「孔雀」です。

毛一本一本が太く、そして柔らかい筆です。
正直書きにくいです(笑)

思ったとおりに筆が動いてくれないんです!
今日はそれを愉しみました。

他にも、七面鳥や猪といった筆もあります。

筆を変えて遊んでみるのも一興ですね(^^)