N家の食卓

笑いあり、ちょっぴり涙あり
いつまでも友達夫婦を目指すN家ののんびりした日常をつづります。

静夜思(静かなる夜の思い)

2006-10-25 23:18:12 | 中国のこと
牀前看月光
(牀前、月光を看る)
井戸端にさす月明かり

疑是地上霜
(疑うらくは、是れ地上の霜かと)
ふと驚いて眺めやる、霜がおりたかと見まがいて

挙頭望山月
(頭を挙げて、山月を望み)
頭を挙げて、仰ぎ見る。はるか、み空の明るい月を

低頭思故郷
(頭を低れて、故郷を思う)
頭を垂れて思いやる。はるか遠くのふるさとを

(※角川文庫 筧久美子著 「中国ビギナーズクラッシック 李白」より抜粋)


李白の歌でも望郷歌として、大変有名なものです。
今日は月を望むことはできませんが、秋の夜長を一人で過ごしていると、たまにこんな気持ちになることがあります。

今日の夜はやけに静かでまさしくこんな感じです。

たまにはこんな風にしみじみしながら、お酒を呑むのもいいものですね。

たまには…ね。




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