思いつくまま

思いついたことを書いています。

水野敬也著『夢をかなえるゾウ』(飛鳥新社)を読む。

2010年03月12日 23時34分56秒 | 読書
この本が2007年の秋から冬にかけてベストセラーになっていたのがよくわかった。
何か月か前に、インドの「ガネーシャ」の置物がTVの「何でも鑑定団」で鑑定されているのを見て、初めて「ガネーシャ」というものの存在を知った。

お前はホンマにアホやでぇという関西弁の言葉が自分にももうどれだけ聞こえてきたことか。言われてみればもっともだと思うことばかり、なのに今まで何1つ意識してはやってこなかった。あかんわ、あり得へんやん、おみゃあはホンマにアホやでぇ。

この著者は、まだ30代半ばなのにホンマに良く勉強もしとるでぇ、巻末に偉人索引があったけど、アイザック・ニュートン、ビル・ゲイツ、メジャーリーガーのイチロー、ジョン・ロック・フェラー、松下幸之助、本田宗一郎、ヘンリー・フォード、ケインズ、カーネル・サンダース、リンカーン、ピーター・ドラッカー、トーマス・エジソン、ランス・アームストロング(ガンで死にかけたけどツール・ド・フランスで7連覇した)、ロベルト・ゴイズエタ(コカ・コーラの元社長)、カーネギー、サム・ウォルトン、セント・ジョルジ(ビタミンCの発見)、グレン・カーチス(アメリカ航空界の先駆者)、エステル・ゴラン(ヨーロッパ最高齢の現役女優)などの偉人と言われる人の逸話が至るところに散りばめられているんやで。

神様・ガネーシャから出された課題は次のとおり。
靴をみがく、 コンビニでお釣りを募金する、 食事を腹八分におさえる、 人が欲しがっているものを先取りする、 会った人を笑わせる、 トイレを掃除する、 まっすぐ帰宅する、 その日頑張れた自分をホメる、 一日何かをやめてみる、 決めたことを続けるための環境を作る、 毎朝全身鏡を見て身なりを整える、 自分が一番得意なことを人に聞く、 自分の苦手なことを人に聞く、 夢を楽しく想像する、 運が良いと口に出して言う、 ただでもらう、 明日の準備をする、 身近にいる一番大事な人を喜ばせる、 誰か一人のいいところを見つけてホメる、 人の長所を盗む、 求人情報誌を見る、 お参りに行く、 人気店に入り人気の理由を観察する、 プレゼントをして驚かせる、 やらずに後悔していることを今日から始める、 サービスとして夢を語る、 人の成功をサポートする、 応募する、 毎日感謝する。

お前は普段からこのうちのいくつのことを心がけて生活・仕事をしているのかと問われれば、せいぜい4~5といったところ。 
だからダメなんだよ、だからいつまでたっても泣かず飛ばずなんだよ、ってことを思い知らされた感じだった。
明日から会社へ行ったら実践しよう。 もちろん、家でも実践しよう。人には感謝しないとあかんなぁ。

自分が好意を持っている人達は、人をホメる・人を喜ばせる・人をシアワセにするということを何の苦も無くごく自然にできてしまう人が多いってことに改めて気が付いたよ。

やっぱり「ホメ殺し」は大事ということだなぁ。


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