思いつくまま

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トリノオリンピックフィギュアスケート女子シングル 荒川静香が金メダル

2006年02月24日 22時37分23秒 | フィギュアスケート
荒川選手、日本人初のフィギュアでの悲願の金メダルをもたらした
今日の演技も落ち着いていて、ダイナミックで、本当にミス無く、得意のイナバウアーも入れて最高の演技だった。会場はスタンディングオベーションだった。クール・ビューティと言われた荒川さんの、演技終了後のあんな笑顔を見たのは初めてかもしれない。
グランプリシリーズで、浅田真央ちゃんの後塵を拝し、本人の口からも引退の言葉が出たこともあったけど、12月にタラソワからニコライ・モロゾフにコーチを変えて、とにかく各要素をレベル4にするためにスピンの回転数、スパイラルの秒数を体に浸み込ませて頑張った結果だった。
金メダル獲得後のアメリカNBCのインタビューに「surprise」、NHKのインタビューにも「びっくり、びっくり」と答えていたが、本当に欲がなかった。それが良い結果につながった。佐藤久美子コーチ、城田憲子監督は大喜びだった
4位にはなったけど頑張った村主章枝さん、ジャンプの回転が足りなかったミスもあったけど、持てる力を存分に発揮し、特に最後の高速スピンは最高だった。ショートプログラムでもやって欲しかった。終了後も会場のスタンディングオベーションが止まなかった。佐藤信夫コーチに抱きついて「もう、動けない」と言うくらいに頑張ったけど、思ったようには点数が伸びず、ちょっと悔しい感じがした。それでも、股関節の故障から、ここまでやれた村主さんも褒めてあげたい
安藤ミキティは、果敢に4回転ジャンプに挑戦したけど、回転不足でダメだった。その後もジャンプで何度も転び、佐藤有香さんから、力不足を指摘されていた。演技が終わっても笑顔が出なかった。結果は15位。4年後があるのかないのかわからないミキティ、これからも頑張って欲しい。

シルバーコレクターはサーシャ・コーエン、前半のジャンプで2回もスッテンコロリン、今回は金どころか銀メダルも無理かなあとも思ったけど、後半は持ち直し、スルツカヤもこけて、やっぱりシルバーコレクターは今回もシルバーコレクターだった。
最後に、女王スルツカヤ、グランプリシリーズロシア大会の頃の最高の演技に比べると、ちょっと中だるみと思っていたら、ジャンプでスッテンコロリン、それでも、その後もジャンプを飛び続け貫禄を示した。技術点の出たときには、英語で「Oh,My God!」と言ったように見えた。結果は銅メダル。それでも女王は女王、オリンピックは何が起こるかわからない、だった。

城田憲子監督の、アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどりさんのときは一人で戦っていて、それが、今回は3人が束になって結果につながった、という言葉には納得納得。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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よかったです。 (haru)
2006-02-25 10:12:08
haruと申します。TBしました。

応援している安藤選手は4回転サルコウに失敗しましたが、バンクーバにつなげて欲しいです。

荒川選手の演技は金メダルにふさわしい素晴らしいもの。感動しました。あるブログに書いてありましたが国民栄誉賞を受賞してもおかしくないです。

スルツカヤの不調は凄く驚きました。本当は、彼女の中にだれか別の人が入っているのではないかと思いました。村主選手はスルツカヤが落ちてきて結果惜しいことになりましたが、彼女なりの演技が出来たと思います。

城田監督に対しては私は今まで批判的でしたが、今回の結果を受けてその軍門に下ります。
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荒川選手美しかった!! (ultrman-tiga)
2006-02-25 18:41:42
トラックバックありがとうございました。

荒川選手よかったですね。女王の貫禄があります。
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最高でした。 (fujimino)
2006-02-27 14:04:24
素晴らしい演技でした。

何度見ても感動してウルウルになります。

この感動は何時までも消えないかも知れません。

最高でした。
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