思いつくまま

思いついたことを書いています。

フィギュアスケート世界選手権女子シングルで浅田真央ちゃんが優勝。

2010年03月28日 10時40分22秒 | フィギュアスケート
イタリア・トリノで行われたフィギュアスケート世界選手権。

男子は、高橋大輔が初優勝。

女子、SPは先に結果を知ってからフジTV系列の録画放送を見た。
結果は、素晴らしい演技をした長洲未来ちゃんが自己ベストの70.40点で1位、いつもの「仮面舞踏会」の音楽に乗ってかなり良い演技をした浅田真央ちゃんが68.08点で2位、欧州組のラウラ・レピストとカロリーナ・コストナーが3位・4位で、5位も欧州組だった。
キム・ヨナさんは、五輪直後の燃え尽き症候群のような演技で7位、ジャンプで転倒の安藤ミキティが11位、鈴木明子さんに至っては大崩れの40点台で20位だった。

そしてフリー、鈴木明子さんの結果をスポーツナビの実況チャンネルを追っていて知ったが、23時頃にTwitterで、Radio Canada(と言ってもラジオではなくてTV)のライブ中継が流れているのを知り(情報をTwitterの#figureskateで流してくれた人には感謝している)、ここからはフランス語のライブ映像を見ることができた。

安藤ミキティ、青いクレオパトラ、素晴らしい演技で暫定1位、そしてキム・ヨナさん、3サルコウですってんころりん、最後の2アクセルも飛べず、なのにジャッジは高い得点を付けて安藤よりも上へ、えっ~~なんでぇといった感じになってしまった。
競技がどんどん進み、午前0時を回ってから浅田真央ちゃんが登場、「鐘」の音楽に乗ってミスも見当たらない素晴らしい演技、当然トップに立った。
ラウラ・レピストさんが暫定の3位、そして長洲未来ちゃん、途中のジャンプでバランスを崩し、終盤のジャンプですってんころりん・あいたたた、結果を聞いたときに本人が首をうなだれてしまってかわいそうな感じだった。
最後のロシアの選手が演技する前に、浅田真央ちゃんの優勝を確信、Twitterにもそういうツイートが出ていた。

結果は、浅田真央ちゃんが197.58点で優勝、2位にはどうしても素人には理解できない高得点(フリーだけなら1位じゃないか)のキム・ヨナさん、3位にフィンランドのラウラ・レピスト、4位に本当は表彰台に乗るはずだった安藤ミキティ、5位にはカナダの名前を初めて聞いた選手、6位に地元のカロリーナ・コストナー、7位にアメリカ代表の長洲未来ちゃん、鈴木明子さんは11位だった。

Radio Canadaは表彰式まで流してくれて、真央ちゃんが表彰台TOPに立ち、「君が代」が流れるのまで見ることができた。
 (フジTVはカット)

フィギュアスケート、これまでは点数にそんなに疑問を抱いたことは無かったが、今回のキム・ヨナさんに高得点が付けられたことにはどうしても理解できないし、腹も立ってきた。 これではせっかく一生懸命やってきた選手、高難度の技をした選手が報われず、過去の実績と名前だけで点数が付いてしまう感じで、ちゃんとした競技にはならないのではないかと心配になってきてしまった。

それと、日本のTV、1日遅れで地上波のフジ系列で録画放送があるが、これだけ国民的に人気の出てきたフィギュアスケートの世界選手権なのだから、せめてBSくらいで生放送を流してもらえないものかとも思った。

追伸:エキシビションもRadio Canadaで途中まで見た。製氷タイムがあるとは思わなかった。 その後Radio Canadaはラジオになった。
http://www.radio-canada.ca/audio-video/pop.shtml#urlMedia=http://www.radio-canada.ca/util/endirect/patin.asx&epr=true

フィギュアスケート世界ジュニア選手権、女子シングルで村上佳菜子さんが優勝。

2010年03月15日 23時53分53秒 | フィギュアスケート
オランダのハーグで開催されたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権、男子シングルは羽生結弦クンが優勝、女子シングルは村上佳菜子さんが優勝、ペアでは高橋成美ちゃん&マービン・トランのペアが2位になった。
結果を知っていたが、フジTVの深夜の放送を録画して見た。

羽生クンは、女性っぽい演技でイナバウアーやビールマンスピンなどを取り入れながら優勝したが、例によって野郎の演技にはほとんど興味が無い。

驚いたのはペア、川口悠子さん以来の9年ぶりの銀メダリストとなった高橋成美ちゃん・18歳、相棒のカナダ人のトラン・19歳にはペラペラの英語で意思疎通、「バタフライ・ラバーズ」の音楽に乗って息の合った演技も良かったが、表彰台TOPに立てなかったことが悔しそうだった。

「フィギュア界のあやや」こと村上佳菜子さん・15歳、昨年のザ・アイスで初めて生で見た時はピョンピョンジャンプを決めていた印象があった。
昨年12月の全日本選手権、バンクーバーオリンピック出場の3人、浅田&安藤&鈴木、それに4位の中野に続いて堂々の5位だった。カニ歩きでスタートポジションについたのには笑えた。
今回は海外遠征を控えていた山田満知子コーチも付いて行った。
試合直前は緊張感からか体調も悪かったようだ。

その村上佳菜子さんの演技、
SPは白に銀のラメの衣装で「ネクターフラメンコ」、3トゥループ×2で勢いに乗り、次々にジャンプをこなし、フラメンコの手拍子、最後はスピンで終了、演技終了後はおっと左手を切ってしまって流血、本人は今シーズン一番の演技だと思ったようだが、ジャンプの回転不足で点数が伸びず、ロシアの選手に次ぐ2位だった。
そしてフリー、左右に白と青の衣装でチャイコフスキーの「白鳥の湖」、ジャンプで3が2になったミスはあったが、後半の優雅な演技は素晴らしく、3連続のジャンプなどを確実にこなし、軽やかなステップ、最後はスピンで終了、終わってからはニコニコ、オッ~~、逆転で浅田真央ちゃん以来5年ぶりの金メダル。

日本の女子の枠が1から3に増えた。

追伸:村上佳菜子さんは、3月26日にプロ野球・ナゴヤドームで行われる中日広島との開幕戦で始球式をすることになった。

バンクーバー五輪、フィギュアスケート女子シングル、キム・ヨナさんが金、浅田真央ちゃんが銀メダル。

2010年02月26日 23時58分58秒 | フィギュアスケート
バンクーバーオリンピック、フィギュアスケート女子シングル、日本からは浅田真央ちゃん(初出場)&安藤ミキティ(2回目)&鈴木明子さん(初出場)の愛知県出身の最強トリオが出場した。

2月24日、SP
結果は、韓国のキム・ヨナさんが1位、浅田真央ちゃんが2位、お母さんが急死した地元カナダのジョアニー・ロシェットが3位、安藤ミキティが4位、アメリカのレイチェル・フラットが5位、同じくアメリカの長洲未来ちゃんが6位、イタリアのカロリーナ・コストナーが7位、ロシアのアリョーナ・レオノワが8位、グルジアのゲデバニシバリが9位、フィンランドのラウラ・レピストが10位、鈴木明子さんが11位だった。
だいたい今の世界ランキングに見合った順位で順当な感じだった。

注目の選手のみかいつまんで。
長洲未来ちゃん、黒と金の衣装で「パイレーツ・オブ・カリビアン」、鼻血を出しながらも無難な演技で63.76点で6位。
浅田真央ちゃん、ワインレッドというよりピンクの衣装で「仮面舞踏会」、最初の3アクセル+2トゥループをしっかり飛び、あとは勢いも良く、今シーズンのSPでは最高の出来栄えと思える演技で73.78点で2位。
キム・ヨナさん、黒にラメの衣装で007、最初のジャンプから勢いがあって、表現力も豊かで、最後はバキューン、78.50点で歴代最高点で首位。
鈴木明子さん、上が黒で赤いスカートで「アンダルシア」、最初のジャンプで片手をついてしまったが、あとはフラメンコ調の音楽に合った演技、4位までの点差が開いておらず、フリーで十分挽回可能な61.02の11位。
ジョアニー・ロシェット、上が緑で黒を基調とした衣装で、アルゼンチンタンゴの「ラ・クンパルシータ」、筋肉質な力強い演技で71.36点の3位、終了後は涙。
安藤ミキティ、ワインレッドの衣装で「レクイエム」、ジャンプの回転が足りないものがあり、後半のステップもいまいち勢いが無い感じで、上位3人とは点差が離れた64.76点で4位。


2月26日、フリー
キム・ヨナさん、青い衣装で「ピアノ協奏曲ヘ長調」、ノーミスの素晴らしい演技、史上最高得点の228.56点で金メダル。
浅田真央ちゃん、上が赤で下が黒い衣装でラフマニノフの前奏曲「鐘」、序盤にトリプルアクセルを2回も成功させたが、途中のコンビネーションジャンプの着氷でうまくいかず、さらにその後、氷に引っかかってしまって、ジャンプが1回転に、それでも持ち直して、自己ベストの205,50点で銀メダル。
ジョアニー・ロシェット、青緑の衣装で「サムソンとデリラ」、2つ目のジャンプでステッピングアウト、あとはいつもどおり力強く、202.64点で銅メダル。
長洲未来ちゃん、赤い衣装で「カルメン」、イナバウアーも入れて終始笑顔のミスの無い演技で右手を上げてガッツポーズ、自己ベストの190.15点で4位。
安藤ミキティ、エメラルドグリーンの衣装でクレオパトラを演じきった。ジャンプは勢いがあって高かったし、ステップやスピンも良く、あまり悪い要素は見当たらなかったが、188.86点で5位。
ラウラ・レピストが6位、レイチェル・フラットが7位。
鈴木明子さん、赤い衣装で「ウエストサイドストーリー」、途中3サルコウでオーバーターンしてフラついたが、終盤のステップからはあっこちゃんらしさが出て、音楽に合わせて本当に幸せそうに演じていて、最後は感極まっていた。自己ベストを更新し180点台に乗せる181.44点で順位を上げて8位入賞。
レオノワさんがにニコニコした演技で9位。


それにしてもキム・ヨナさんは強かった。貫禄の演技で金メダル。
浅田真央ちゃんは悔しいけれど、3アクセルを3度も成功させて銀メダル。
地元・カナダのジョアニー・ロシェット、大会直前にお母さんを亡くしながらも頑張って銅メダル。
上位3人は200点超えのハイレベルな戦いだった。
日本人女子トリオは3人とも入賞、お疲れさま、よく頑張った。

フィギュアスケート四大陸選手権2010、浅田真央ちゃんが優勝、鈴木明子さんは2位。

2010年01月29日 23時03分03秒 | フィギュアスケート
韓国で行われたフィギュアスケート四大陸選手権、バンクーバーオリンピック前の調整の意味合いが強く、日本からは浅田真央ちゃんと鈴木明子さんが出場したが、安藤ミキティやキム・ヨナさんは出ていない。

27日のSP、鈴木明子さん、上が黒で赤いスカートで「アンダルシア」、途中のジャンプで3ループが1回転になってしまう失敗はあったが、ステップでもレベルの上々の演技で首位。
浅田真央ちゃん、胸に大きな花のついた桜色の衣装で「仮面舞踏会」、3アクセルが回転不足、その後の3フリップも1回転、演技時間もオーバーという大失敗な演技で、失意の3位。

29日のフリー、浅田真央ちゃん、上が赤でスカートが黒の衣装でラフマニノフの前奏曲「鐘」、最初に3アクセルをきちんと決め、途中でも3アクセル+2トゥループのコンビネーション、2トゥループは回転が足りなかったが、それでも気迫で3アクセルを2回も成功させ、見事な演技で優勝。
鈴木明子さん、荒川静香さんがデザインした赤い衣装で「ウエストサイド・ストーリー」、最初の3連続のコンビネーションはうまく行ったが、途中の連続ジャンプが3ループの単発になったりした。180点にも届かず、結果は2位、ジャンプのミスが残念だった。
3位はキャロライン・ジャンだった。
中野友加里さんの代役・今井遥さんは5位。

バンクーバーオリンピックに向けて頑張れ真央ちゃん、あっこちゃん、ミキティ。

フィギュアスケート全日本選手権、浅田真央ちゃん優勝、五輪の残り2枠は真央ちゃん&あっこちゃんに決定。

2009年12月27日 21時20分20秒 | フィギュアスケート
来年のバンクーバーオリンピック代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権(大阪・なみはやドーム)をTV観戦した。
バンクーバーオリンピック、安藤ミキティは決定、残された切符はたったの2枚、熾烈な争いだった。

女子ショートプログラム
フジTV系列で放映される前の、午後6時台のNHK名古屋のローカルニュースで結果を知ってしまった。シマッタ!と思ったが遅かった。なにしろ上位5人が愛知県出身の選手なのだから仕方がないのか。

村主章枝さん、上が青でスカート部分が黄色い衣装で管弦楽組曲第3番「G戦上のアリア」、最初のルッツジャンプですってんころりん、あ痛ッタタ、その後は勢いもあって良かったが、得点は出ずに6位。
浅田真央ちゃん、オリンピック出場権を賭けてプレッシャーに負けずに何が何でも頑張ってもらいたかった。 胸に大きな花のついた桜色の衣装で「仮面舞踏会」、最初の3アクセル+2トゥループを無難に決め、3フリップ、ビールマンスピン、スパイラル、2アクセル、ステップもフワリフワリ軽やかにこなし、最後はスピン、久しぶりに真央ちゃんらしい良い演技&笑顔を見ることができた。 首位。
武田奈也さん、日本のアリーナ・レオノワにはなりきれず、9位。
村上佳菜子さん@山田満知子コーチの秘蔵子+浅田真央ちゃん2世・15歳+ジュニアグランプリファイナル覇者、夏の「ザ・アイス」でも勢いのある演技を見たが、白い衣装で「ネクター・フラメンコ」、本当に伸び伸びとした演技で勢いがあって、上位に堂々と食い込む笑顔の5位。
「ノーミスして」というセリフが、以前の真央ちゃんと全く同じだった。
鈴木明子さん、上が黒で赤いスカートで「アンダルシア」、中国大会優勝&グランプリファイナル3位表彰台に上がった時と同じように、かなり良いと思ってもなぜかSPでは順位が上げてもらえない感じがして、4位。
中野友加里さん、こちらも崖っぷち、銀と黒の左右の衣装で「オペラ座の怪人」、非常に落ち着いていながらも闘志を内に秘めた感じで素晴らしい演技、笑顔の2位。
最後に安藤ミキティ、青紫の火の鳥の衣装でモーツァルトの「レクイエム」、高いジャンプ、切れのある素晴らしい演技で会場もスタンディングオベーション、3位。
上位4人が2点差以内の接戦だった。
フリー、ますます熾烈な争いになりそうだ。
浅田真央ちゃんには、是非勝って欲しい。
安藤ミキティには、順位を気にせずに果敢に回転に挑戦して欲しい。
鈴木明子さん中野友加里さんの争いもどうなるか。

女子フリープログラム
結果は知らずにTVを見た。
浅田真央ちゃん、上が赤でスカートが黒の衣装でラフマニノフの前奏曲「鐘」、最初に3アクセルを決め、コンビネーションは無難にこなし、スパイラルや終盤のステップでもすごい気迫があって、会場もスタンディングオベーション、今シーズン1番の見事な演技で204.62点、全日本連覇。
鈴木明子さん、荒川静香さんがデザインした赤い衣装で「ウエストサイド・ストーリー」、いきなり3連続のコンビネーション、途中でつまづいてコケちゃって転倒もあったが、終盤のジャンプもミスなくこなし、笑顔で躍動感のあるステップ、音楽にも合った演技で195.90点、堂々の2位。
中野友加里さん、「火の鳥」そのもののインパクトのあるタイツ姿の衣装、最初のジャンプでステップアウト、緊張感ありありながらもその後は連続のコンビネーションジャンプ、キャメルスピンなどをこなし、後半は笑顔も出た演技で、195.73点で3位。
前回のオリンピックに続いて、またもやあと一歩足りず。
安藤ミキティ、ゴールドのトラ縞模様の衣装で「ローマ」のクレオパトラ、ジャンプは高さがあったが、スピンがブレて途中のジャンプでもステップアウト、終盤には体力が持たず、4回転にも挑戦せず、185.44点で4位。
村上佳菜子さん@ジュニアグランプリファイナル覇者、何も失うものが無く、始まる時の位置へはカニ歩きの移動で会場の笑いを誘い、青と薄い水色の衣装で「白鳥の湖」、最初の3ルッツがシングルに、その後は持ち直し、スピード感と元気があって歯切れの良い楽しい演技で176.61点、5位。
村主章枝さん、ワインレッドの衣装で頭にリングを巻いて「スパルタクス」、ジャンプがうまく跳べず、161.29点で残念ながら7位に終わった。村主さんの時代は終わったかも-----。
地元・愛知県出身の選手が1~5位、スゴイスゴイ。

バンクーバーオリンピックの女子の切符は、安藤ミキティに続いて、浅田真央ちゃんと鈴木明子さんに決まった。
男子は織田&高橋&小塚。

1月の韓国・全州の四大陸選手権には、真央ちゃん&あっこちゃん&ゆかりん、3月のイタリア・トリノの世界選手権には、真央ちゃん&ゆかりん&ミキティが選ばれた。

フィギュアスケートグランプリファイナル2009、キム・ヨナさんが優勝。

2009年12月05日 21時16分00秒 | フィギュアスケート
フィギュアスケートグランプリファイナル2009、今年は東京で開催。
女子の出場者は地元・日本の安藤ミキティ&鈴木明子さん、韓国のキム・ヨナさん、カナダのジョアニー・ロシェット、ロシアのアリーナ・レオノワさん、それにアメリカのアシュリー・ワグナーの、それぞれ今シーズンのグランプリシリーズで上位に入ったベストの6人だった。
浅田真央ちゃんがいないのが残念。

SP
鈴木明子さん、闘牛士のような上が黒で赤いスカートでフラメンコ調の「アンダルシア」、最初のジャンプがうまく行って、その後も持てる力を十分発揮して、スピンやステップも安定していて、会場の拍手も味方にして、それでも場内から不満の声も聞かれた5位。
アシュリー・ワグナー、薄紫&グレーの衣装で映画「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の音楽、時計回転のジャンプで両足着氷になったが、勢いのあるステップ、バックスピンからビールマンスピンなど、結果は6位。
アリーナ・レオノワ、上が青、下が赤のスカートでロシア民謡「Barynia」、右手に赤いヒラヒラ、ジャンプで危なかったが、かわいらしい笑顔で楽しそうにスパイラル&スピン&ステップの演技、最後はビッグマウススマイル、もう会場もみんなニコニコで自己ベストをたたき出して3位。
ジョアニー・ロシェット、黒を基調とした衣装でアルゼンチンタンゴの「ラ・クンパルシータ」、最初のジャンプでバランスを崩したが、あとは持ち直してしっかり演技、ちょっといつもより物足らない感じがして、4位。
安藤ミキティ、青紫の火の鳥の衣装でモーツァルトの「レクイエム」、最初のトリプル・ダブルのコンビネーションジャンプから勢いがあって、他の2つのジャンプもきっちりこなし、あとはスパイラル、スピン、体全体を使った素晴らしいステップ、最後はスピンで決めて、まだまだ納得はできないが、首位。
キム・ヨナさん、黒を基調としたラメの衣装で映画「007」、最初のジャンプから素晴らしいと思ったら、次の苦手のフリップジャンプがシングルに、それでもそのあとは表情も豊かで素晴らしい演技、最後はバキューン 、ミスが響いて2位。

フリー
キム・ヨナさん、青の衣装で「ピアノ協奏曲へ長調」、しなやかな演技でヨナバウアーからコンビネーションジャンプ、会場から拍手も起こったスパイラル、終盤のジャンプやステップも無難にこなして普通の出来映え、それでも逆転で優勝。
安藤ミキティ、青にゴールドの衣装で「ローマ」のクレオパトラ、最初の2つのジャンプコンビネーションを安全に跳び、落ち着いた表情でスパイラル、中盤のジャンプで片手をついてしまったが、終盤のコンビネーションジャンプのあとは会場からの手拍子でステップ、最後はスピン後に左手を上げて終了、ファイナルで初の表彰台に立ちたいと言っていたが2位、バンクーバー五輪代表内定。
鈴木明子さん、赤い衣装で「ウエストサイド・ストーリー」、コンビネーションジャンプが決まって波に乗り、スピンからスパイラル、後半のジャンプも勢いに乗って次々に決め、演技力もあるステップ、音楽にも乗って素晴らしい演技、初のファイナルで3位表彰台GET。
アシュリー・ワグナー、紫の衣装で「ダッタン人の踊り」、最初のコンビネーションジャンプをしっかり決め、あとはしなやかな演技、後半にもいくつかジャンプを跳び、ステップは勢いがよく、最後は普通のスピンからビールマンスピンへ、ガッツポーズで終了、4位。
ジョアニー・ロシェット、水色のセパレートに見える衣装で「サムソンとデリラ」、最初のジャンプからず~~っとジャンプがうまくいかず、ステップなどでも力強さを感じられず、不出来な5位。
アリーナ・レオノワ、青紫の衣装でミュージカル「シカゴ」より、2つ目のジャンプで着氷が乱れ、その後のジャンプでも手をついてしまったり、ひっかかってしまったりして、良い時のはじけるような楽しさが消されてしまい、初のファイナルは最下位で涙ぐんだ6位。

男子は織田信成が2位で、バンクーバー五輪代表内定。

NHK名古屋放送局製作「金トク」で「バンクーバー五輪を100倍楽しむ!」を見た。

2009年11月22日 11時50分30秒 | フィギュアスケート
NHK名古屋放送局製作で東海北陸ローカルの「金トク」、20日の金曜日の午後7時半から生放送でやっていたが、ビデオが壊れてしまって(そんな時間には仕事から帰れないので)見ることができず、本日10時5分からの再放送をようやく見ることができた。
キャスターはウッチーこと内多勝康アナで、ゲストがショートトラックで活躍した岐阜県出身の「てっしー」こと勅使河原郁恵さんと男子フィギュアで活躍した本田武史君、スポーツジャ-ナリストの生島淳さんだった。

内容はもちろんフィギュアスケート、女子のシングルで活躍していて、来年のカナダ・バンクーバーオリンピックでもメダルが期待できる地元愛知県出身の選手、浅田真央ちゃん・安藤ミキティ・鈴木明子さん・中野友加里さんに男子シングルの小塚崇彦君が紹介されていた。
日本のオリンピックの出場枠は、男子・女子共に
浅田真央ちゃん、今は本当に心配だけど、オリンピックではなかなか本命(キム・ヨナさん)と言われる選手が金メダルを取れていないので、チャンスは大有りだ。
本田君は鈴木明子さんをベタ褒めだったが---。
横浜のスケート用品店の店主が、浅田真央ちゃんと韓国のキム・ヨナさんのスケート靴のブレード・エッジを整えていたことがわかった。

愛知県から続々と優秀な選手が輩出されている。てっしーが現役の頃には、愛知県にはスケートリンクが5つもあった。
みんな名古屋・大須に昭和28年に完成した名古屋スポーツセンターで練習を積んできた。伊藤みどりさん・恩田美栄さん・浅田姉妹、それに彼女らを育てた山田満知子コーチは今でもそこで教えている。
選手たちの行き付けのお店も取り上げられていて、大須・互楽亭では浅田真央ちゃんはチャーハンばかり食べていたとか、伊藤みどりさんはカレーうどんかハンバーグだったとか。大須商店街のたい焼き屋さんでは、安藤ミキティ・モロゾフコーチ・織田信成選手も来ていたとのこと。
中京大学近くの浅田真央ちゃん行き付けの豊田の鰻屋さん、夏の「ザ・アイス」の中京TVの番組でも取り上げられていたなぁ。

バンクーバーを100倍楽しむポイントとして、てっしーは衣装、本田君はKiss&Cry、生島さんは開会式!を挙げて、番組は終了。

自分としては、愛知県出身のフィギュア選手1人1人をもっと詳しく分析するのかと思っていたが、他の競技なども紹介しながら、なんとなく総花的に終わった感じ。中野さんなんか全く取り上げられなかったなぁ。


次週は、ガンをテーマにした番組を予定、岡村孝子さんをゲストに迎えて、父をガンで亡くした体験を初めて語られるとのことだった。

フィギュアスケートグランプリシリーズ2009(第1戦~第6戦)

2009年11月22日 11時30分30秒 | フィギュアスケート
フィギュアスケートのグランプリシリーズ、結果などをかいつまんで記録。

第1戦 フランス大会
韓国のキム・ヨナさん、イタリアのカロリーナ・コストナー、アメリカのキャロライン・ジャンなど、日本からは、浅田真央ちゃん&中野友加里さんが出場。
いきなり浅田キムヨナが激突か。

SP、中野友加里さん、「オペラ座の怪人」、銀と黒の左右の衣装、ジャパンオープンで左肩を脱臼していたとは思えないほどの素晴らしい演技で2位。
浅田真央ちゃん、水色のヒラヒラの衣装で、昨シーズンのフリーの曲の「仮面舞踏会」、最初のトリプルアクセルが抜けてしまい1回転半に、あとは良かったと思ったけど3位。
キム・ヨナさん、黒にラメをちりばめたボンドガールの衣装で映画「007」、非常に素晴らしい演技で、最後はスピンからピストルでバキューン、1位。

フリー、キム・ヨナさん、ピアノ協奏曲へ長調、青の衣装で目力があって、演技も完璧に近くて(1つジャンプをスルー)、歴代最高となる210.03点で圧勝。
浅田真央ちゃん、赤と黒の衣装でラフマディノフの前奏曲「鐘」、最初のトリプルアクセルは飛べて良かったが、次のがひっかかり、中盤のダブルアクセルでも体勢が崩れて倒れて手を付いてしまって173.99点で、かなり離れた2位。
中野友加里さん、「火の鳥」そのもののインパクトのあるタイツ姿のコスチューム、スピードもあったがところどころミスもあり3位。
パールスピンのキャロライン・ジャンが4位、時計回りのカロリーナ・コストナーは6位。

特筆すべきは、男子で織田信成がSP2位から逆転で優勝。
安藤ミキティと同じくニコライ・モロゾフがコーチしてたんだ。

第2戦 ロシア大会
アメリカのアリッサ・シズニー&アシュリー・ワグナー、ハンガリーのユリア・シェベスチェンなど、日本からは浅田真央ちゃんと安藤ミキティの最強コンビが出場。

SP、アリッサ・シズニー、黒の衣装で映画「マスク・オブ・ゾロ」より、時計回りの演技、ビールマンスピンを含めたスピンが素晴らしく2位、ユリア・シェベスチェン、赤い衣装で「ソングス・フロム・ア・シークレット・ガーデン」、ジャンプが高く全体に素晴らしい演技で、最後はガッツポーズで1位。
安藤ミキティ、4日前になって夏の「ザ・アイス」で演じたプログラムに急きょ変更、青紫の火の鳥といった衣装でモーツァルトの「レクイエム」、最初のコンビネーションジャンプの2つ目で片手をついてしまったが、あとは無難にまとめて上位と僅差の3位。
浅田真央ちゃん、胸に大きな花のついた桜色の衣装で「仮面舞踏会」、最初のトリプルアクセルが跳べず、コンビネーションジャンプも無くなってしまい、時間もオーバーし減点1、笑顔なき6位。

フリー、安藤ミキティ、衣装がキラキラのクレオパトラ、「ROME ローマ」の音楽、序盤のコンビネーションの2つ目のジャンプで尻もちをついたが、あとはジャンプも勢いがあって高く、スピンやステップなども素晴らしく、会場からも手拍子が出て、結果は貫禄の優勝  
アシュリー・ワグナーが2位、ロシアのアリーナ・レオノワが3位。
アリッサ・シズニー、薄紫&グレーの衣装で映画「ドクトルジバゴ」より、時計回転のジャンプで転倒、全体に優雅な感じの演技だったが、減点も1あり4位にシズんだ。
浅田真央ちゃん、赤と黒の衣装でラフマディノフの前奏曲「鐘」、最初のトリプルアクセルで転倒、次のも跳べず、中盤の3回転・3回転の大技も全く跳べず、もうボロボロの信じられないような5位。
ファイナル進出が絶望的になった。
ユリア・シェベスチェン、紺に銀のラインの衣装で「ラウルディブラシオの楽曲」より、ジャンプがうまくいかずに6位。
エキシビションで、安藤ミキティは、赤いブラに黒のシースルーの衣装。

第3戦 中国大会
カナダのジョアニーロシェット、イタリアのカロリーナ・コストナー、アメリカの長洲未来とレイチェル・フラットなど、日本からは村主章枝さん&鈴木明子さんが出場。

SP、ジョアニー・ロシェット、ジャンプが跳べず、ミスも多くてまさかの7位。
村主章枝さん、思うように滑れず6位、鈴木明子さん、闘牛士のような上が黒で赤いスカート、「アンダルシア」、自己ベストの良い演技をしたと思ったが4位。

フリー、くりくりお目目の鈴木明子さん@豊橋、荒川静香さんがデザインした赤い衣装でスカートの裾が黄色、上には白いものを羽織った衣装で、「ウエストサイド・ストーリー」、コンビネーションジャンプ、ジャンプシークエンスが決まって波に乗り、スピードに乗ってジャンプを次々に決め、レベル4のスピン、思い切りの良いステップ、自己ベストの素晴らしい演技、大きな拍手で初優勝。  
フィンランドのキーラ・コルピが2位。
ジョアニー・ロシェット、水色のセパレートの(に見える)衣装で「サムソンとデリラ」、以前のような力強さを感じられず、ジャンプでも1回すってんころりんで3位。
レイチェル・フラットが4位、背が急激に伸びた赤い衣装・「カルメン」の長洲未来ちゃん、微妙な減点続きで転倒もあって、決して恥ずかしくはない5位。
村主章枝さん、黄色い衣装で頭にリングを巻いて「スパルタクス」、序盤にジャンプを集中させ、あとはスグリワールド全開か、と思ったら後半のジャンプが3つもうまくいかずに7位。

特筆すべきは、男子で織田信成が優勝、2つの大会で優勝して早々にGPファイナル進出決定。

第4戦 NHK杯 in 長野
アメリカのアシュリー・ワグナー、ロシアのアリーナ・レオノワ@世界ジュニアチャンピオン、フィンランドのラウラ・レピストなど、日本からは安藤ミキティ&中野友加里さんが出場。

SP、アシュリー・ワグナー、薄紫&グレーの衣装で映画「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・アメリカ」からの音楽、時計回転のジャンプ、普通のスピンからビールマンスピン、ステップなど全体に素晴らしく自己ベストの1位。
中野友加里さん、銀と黒の左右の衣装で「オペラ座の怪人」、最初のジャンプの回転不足でコンビネーションにも行けなかったのが痛すぎて、キャメルスピン、笑顔のスパイラル、ステップ、最後のスピンは良かったが、不満の残る3位。
紫の衣装でふらついた感じのラウラ・レピストが4位、ロシア民謡のかわいらしい&楽しい演技のレオノワがジャンプの転倒もあり5位。
安藤ミキティ、青紫の火の鳥の衣装でモーツァルトの「レクイエム」、2つ目のジャンプで転倒、あとは良かったと思うが、本人は気が入っていなかったようで唇を噛んだ2位。

フリー、安藤ミキティ、青にゴールドの衣装で「ローマ」のクレオパトラ、最初のジャンプがひっかかったのと、中盤のコンビネーションジャンプで強引に行って転倒したが、その後は会場からの手拍子も見方につけて、とてもしなやかな演技で、表彰台の真ん中に立ちたいと言っていた悲願のNHK杯初優勝。   
安藤は勝で、グランプリファイナル進出が決まった。
アリーナ・レオノワ、青紫の衣装でミュージカル「シカゴ」から、最初のコンビネーションジャンプでひっかかってしまったが、途中から会場の手拍子に非常に楽しそうに演技して、勢いがあって自己ベストで2位。
(武田奈也さんにもこういうのを期待したい。)
アシュリー・ワグナー、紫の衣装で「ダッタン人の踊り」、丁寧な演技でミスも少なくと思ったら、後半はジャンプで片手を付いて、その後もジャンプが回れないのがあったりして、3位
中野友加里さん、「火の鳥」のインパクトのあるタイツ姿のコスチューム、途中でトリプルルッツがダブルになり、後半には3連続ジャンプを入れたが、最後のジャンプでの転倒、その後も勢いが無くなり、無念の4位。
ラウラ・レピスト、赤に銀のラメの衣装で「アディオス・ノニーノ&フーガ・イ・ミステリオ」、落ち着いた感じの演技で5位。
男子のアボットに付いている佐藤有香コーチは相変わらず綺麗だなぁ。
エキシビション、ミキティもNHKということを意識してか赤いブラは無し、しかもきっちり3度もジャンプを決めてきた。それ以外の選手たちは、夏のザ・アイスで見た演技が多く懐かしかった。

第5戦 スケートアメリカ
韓国のキム・ヨナさん、アメリカのレイチェル・フラットなど、日本からは村主章枝さんが出場。

SP、村主章枝さん、上が青、下が黄色の衣装で管弦楽組曲第3番「アリア」、全体にまったりした感じで4位。
ハンガリーのユリア・セベスチェン、濃いピンクの衣装で「ソングス・フロム・ア・シークレット・ガーデン」、優雅な感じの演技で3位、レイチェル・フラット、ピンクの衣装で「Sing Sing Sing」、最初のコンビネーションの2つ目のジャンプで転倒したが、17歳の躍動感とスピード感があって2位。
キム・ヨナさん、黒を基調としたラメの衣装で映画「007」、表情も含めた演技がどれも素晴らしく、最後はバキューン カッコイイ、自己ベストで別次元の高得点の76.28点で1位。

フリー、キム・ヨナさん、青の衣装でピアノ協奏曲へ長調、序盤のジャンプでの転倒や後半のジャンプでうまく跳べないものもあったが、しなやかな演技で堂々の優勝。
レイチェル・フラット、赤い衣装でパガニーニの主題による狂詩曲、安定して勢いもあって、後半のジャンプもすべてしっかり跳んで回って、自己ベストでフリーだけなら首位の2位。
ユリア・セベスチェン、紺に銀のラインの衣装、後半のジャンプがうまく跳べずに3位。
村主章枝さん、パープルな衣装で頭にリングを巻いて「スパルタクス」、序盤のジャンプは無難にこなし、スグリワールドへ、途中で体力が尽きてしまってジャンプが回れず、それでもしっかりステップ踏んで、最後はいつもほどの勢いが無い高速スピンで4位。
キム・ヨナさんは勝で、グランプリファイナル進出が決まった。

第6戦 スケートカナダ
カナダのジョアニー・ロシェット、アメリカのアリッサ・シズニー&キャロライン・ジャン&長洲未来、フィンランドのラウラ・レピストなど、日本からは鈴木明子さんが出場。

SP、長洲未来ちゃん、黒を基調とした衣装で「パイレーツ・オブ・カリビアン」、イナバウアーからのジャンプやスピンなども勢いがあって、かなり良かったように思ったが、それでも3位。
アリッサ・シズニー、赤の入った黒の衣装で映画「マスク・オブ・ゾロ」より、時計回りの演技でジャンプも安定していて、ビールマンスピンも素晴らしく自己ベストで2位。
鈴木明子さん、闘牛士のような上が黒で赤いスカートで「アンダルシア」、緊張してしまい、最初のジャンプがうまくいかず、次のトリプルフリップでもステップアウト、前回のような勢いが無く、技の正確さに欠けたのか想像以上に低い順位の8位。
キャロライン・ジャン、赤と黒の衣装で「ツィゴイネルワイゼン」、スパイラルが素晴らしく、最後はレイバックスピンからパールスピン、そしてビールマンスピンへ、キス&クライで友達などへの感謝の言葉を次々に発したが、得点が伸びずに7位。
ラウラ・レピスト、紫の衣装で「幻想の海」、最初のコンビネーションジャンプに失敗して手をついたが、全体としてはしなやかで勢いもあって4位。
ジョアニー・ロシェット、黒を基調とした衣装でタンゴ「ラ・クンパルシータ」、次々にジャンプをこなし、ジャッジの前でしっかりアピールするスパイラルとステップ、自己ベスト、地元で貫禄の1位。

フリー、ジョアニー・ロシェット、やはり貫禄の優勝。
アリッサ・シズニーが2位、ラウラ・レピストが3位、長洲未来ちゃんが4位。
鈴木明子さん、緊張しすぎてジャンプがうまく跳べずに5位。キャロライン・ジャンは8位だった。
優勝したジョアニー・ロシェットは、グランプリファイナル進出が決まった。
鈴木明子さんも今回は5位ながらも、中国大会の優勝がモノを言い、レイチェル・フラットとアリッサ・シズニーを退けてギリギリセーフ でファイナル進出決定。 


12月に東京で開かれるグランプリ・ファイナル、女子シングルには、キム・ヨナさん&安藤ミキティ&ジョアニー・ロシェット&アリーナ・レオノワ&アシュリー・ワグナー&鈴木明子さんが出場することになった。 
男子は織田と高橋が出場、小塚君は出場権を逃した。

真夏の氷上祭典2009、THEザ・アイスICEを生で見た。

2009年07月25日 23時58分58秒 | フィギュアスケート
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内アイススケート場へ、フィギュアスケート「真夏の氷上祭典THE ICE(ジではなくザ・アイス)を見に行った。
フィギュアスケートを生で見るのは、全くの初めて。
5月にアリーナSS席15,000円のチケットをGETできたので、楽しみにしていた。2万円の特別席はSOLD OUTだった。
家を午後に出た時は、真夏のカンカン照り、Tシャツ1枚でも暑かったが、電車が名古屋市内に入った頃から雨がパラパラ、地下鉄で名古屋から藤が丘、リニモで愛・地球博記念公園駅まで行ったが、家を出てちょうど2時間後、モリコロパークに着いた頃には雨がザーザー、だいぶ涼しくなった。初めてなので服装にも悩んだが、スケート場の中は思っていたほどは寒くはなく、上に1枚長袖のポロシャツをはおる程度で済んだ。
座席はパイプ椅子を並べた感じ、前から5列目でよく見えた。今回は4公演あったが、午後4時半からの会場はほぼ満席だった。
写真撮影は禁止となっていた。

祭典は、浅田真央ちゃんの日本語、安藤ミキティの英語の挨拶で始まった。
DJは藤田淳士さん。
演技は、中村愛音さんの「さくらさくら」で始まり、復帰した曽根美樹さん、若手のホープ(今後期待大)の水津瑠美さん&村上佳菜子さんと進んだ。
そして、浅田姉妹の姉・舞さんの演技、それまでの子達と違って大人びたしっとりとした演技だった。
そのあとは、自分はあまり興味の無い(会場の女性からは黄色い声援が飛んだ)野郎のアダム・リッポン、無良崇人、そして、イギリスのシドニー・ケアー&ジョン・ケアーの兄妹ペアへと続いた。女性のほうが男性を逆さにリフトしたのには驚いた。
それから、昨年のグランプリシリーズのNHK杯で2位表彰台をGETした実力者、地元・愛知出身の鈴木明子さん、目がくりっとして思っていたよりも小柄で可愛かった。もちろん演技もしっかりしていた。
前半最後は、赤と紫の衣装の浅田舞&真央姉妹のペアの演技、やっぱりどうしてもジャンプなどでは真央ちゃんのほうが高く勢いがある感じは否めなかったが、それでも息のあった演技が良かった。

インターミッション・中休みでは、中京TV本田恵美アナの進行で、無良崇人(高橋大輔が復帰したら自分は代表から漏れる、って非常に弱気な発言をしていた)&デニス・テン(カザフスタン人で英語のインタビューを理解するのに苦労していた)&アダム・リッポンにインタビュー。
さらに、ジェフリー・バトル主催の任天堂DS争奪杯のキャメルスピン大会、誰が一番長くキャメルスピンを続けられるかという競争があった。

後半は、グランプリファイナルや四大陸選手権でも優勝したことがある中国のペア、チン・パン&ジャン・トンの演技、女性を回転させて放り投げる技は素晴らしかった。それから、デニス・テンと地元・小塚崇彦クンの演技、やはり野郎の演技にはあまり興味が無かったが、アンコールで浅田舞さんと共に鼻の下にヒゲを付けて、カトちゃん&ケンちゃんのヒゲダンスを真似て、あれこれ芸をしてくれたのは非常に楽しかった。
それから、トリノ五輪銀メダルのアイスダンスペア、タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴストのこちらも素晴らしい演技。
そして、観客の女性の多くがスタンディングオベーションだったジェフリー・バトル、いくら野郎に興味が無いと言っても、トリノ五輪銅メダリストくらいはもちろん知っていますよ。スケートのエッジの音が非常によく聞こえた。
続いて、お目当ての安藤ミキティ、上は赤いブラと黒の網網シースルー、下は黒のミニスカートと黒いタイツ姿、6月にこの衣装が披露された時には、お~~っと思ったが、生で見ることができるとは思わなかった。
もちろん衣装だけでなく、演技も素晴らしく、今年の冬のシーズンのエキシビションで踊ることになる「Bring    in'da Noise,Bring in da' Funk」の音楽に乗って、特に汽車の警笛が鳴った後の後半は華麗なステップを披露してくれた。
それから、エヴァン・ライサチェク、この人も世界選手権で優勝したりしているのでよく知っているが、清楚な衣装で、本当にしっかりした演技だった。もちろん、この人の時も女性の多くがスタンディングオベーション。
最後に、こちらもお目当ての浅田真央ちゃんの「Caprice」、こちらもこれからのシーズン、エキシビションで披露されるであろう演技を先取りして見ることができた。黒とピンクの衣装に、右手にはピンクの扇子を持って演技した。
安藤ミキティとこの真央ちゃんは、他の女性スケーターよりもすべての面でスピード・勢いがあって、ジャンプも非常に高かった。
ただ、安藤ミキティが淡々と演技をこなしていたように見えたのに対して、真央ちゃんは客席へのアピール精神が旺盛のように見えた。
アンコールは、真央ちゃんとジェフリー・バトルが昨年に引き続きペアで演技したが、昨年のようなKISSシーンどころか際どいシーンは何も無く終わった。
最後は、「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」の音楽に乗って全員集合、客席も同じダンスをしながら、また、花火が上がったりしながら、最後の最後は客席の周りをグルーっと2周、午後7時にフィナーレとなった。  
また機会があったら、見に行きたい。


http://www.ctv.co.jp/event/the_ice/
中京TVで、8月2日(日)・全国ネット、8月15日(土)・東海ローカルで放映されるので、これを見て2度楽しみたい。




世界フィギュアスケート国別対抗戦で浅田真央ちゃんが200点越え。

2009年04月19日 21時52分57秒 | フィギュアスケート
今シーズン最後のフィギュアスケートの大会、東京代々木第一体育館での国別対抗戦。
日本の女子シングルは、浅田真央ちゃん&安藤ミキティが出場。韓国のキム・ヨナさんは出られないので、ライバルはカナダのジョアニー・ロシェットのみ。
SP
安藤ミキティ、青紫とピンクの縦割り衣装で「SAYURI」の音楽、世界選手権からの好調さを維持した感じで、最初に3ルッツ・3ループのコンビネーションジャンプを決め、3フリップ、3アクセルをこなし、スパイラル、スピン、ステップも良かった。結果は2位ジョアニー・ロシェットと同点の62.08で3位。
浅田真央ちゃん、薄紫の衣装で「月の光」、ショートプログラムに初めて3アクセルを組み込み、2トゥループとのコンビネーションで素晴らしい滑り出し、3フリップ、スパイラル、ステップも流れがあり、最後はビールマンで笑顔の75.84で首位。
フリー
青緑の衣装のジョアニーロシェット、「アラフェンス交響曲」、ジャンプの失敗はあったものの安定した力強い演技で2位。
安藤ミキティ、試合前の6分間練習で肩が一度抜けてしまっての演技、青紫に銀のラインの衣装で交響曲第3番の「オルガン」、2番目のジャンプで果敢に4回転に挑戦したものの、敢え無くスッテンコロリンあ痛ったた、あとは勢いがなくなってしまって、中盤のジャンプも1回転になってしまったのがあって、結果は5位。
ゴメンナサイって頭を下げていた。
浅田真央ちゃん、 これが見納めの「仮面舞踏会」、ワインレッドの衣装で最初の3アクセル、高さがあって完璧だった。続いて3アクセル+2アクセルのコンビネーション、回転不足で減点された。その後も3フリップ+2ループ+手を上げた2ループのコンビネーションを決め、綺麗なスパイラル、3ループ、3フリップ+2ループ、3トゥループ、2アクセルを次々に跳び、後半は力強い激しいステップ、最後はスピンで笑顔のフィニッシュ。
得点は201.87のパーソナルベスト、キム・ヨナさんの207.71には及ばなかったものの、堂々の1位。

国別対抗戦の結果は、アメリカが優勝、2位がカナダ、日本は3位だった。

エキシビション
安藤ミキティが親友で結婚したばかりの絢香のために2年ぶりにアドリブ交じりで舞った「I believe」、黒いラメの衣装で力強く、そして優雅な感じでとても良かった。
浅田真央ちゃん、赤と黒のいつもの衣装でCMにもなっていた「タンゴ」、ステップを踏んで、これも今シーズンで見納め。 アンコールは「仮面舞踏会」の後半部分の激しい演技、最後はスピンの連続で終了。