電車ゴトゴト。オンガク。

ダブルユースの練習が終わって、
打ち合わせ時にiPhoneで教授のUST中継を見ると、

ちょうど『the last emperor』のエンディングから
『merry christmas mr. Lawrence』のイントロが奏でられ始めたところ。

ライブも終盤ですね。


　　　*****


打ち合わせも終わって、再びiPhoneからUSTにつなぐと、
スタッフが教授の楽譜を整理している映像が。
ライブは終わったようです。

電車に乗って、再度USTを見てみると、
音声はまだ生きているようで、機材撤収の音がゴトゴト。

ロスアンジェルスのコンサートホールでの後片付けの音が、
ほぼリアルタイムに東京の電車の中で聴こえるという不思議な感覚。
これも一種の音楽のように感じました。


　　　電車ゴトゴト。オンガク。


この段階でも、
まだ３５００人ほどがアクセスしていたようです。

そして、とうとう音声も切りますよという時の、
平野友康さんの最後のひと言が、心に染みました。


　　　人生って意外と短いので、

　　　ここだと思った時に飛び込めるような出会いが

　　　みなさんにもありますように


実は僕、１２年ほど前に１度、
平野さんとお話させていただいたことがあります。

もちろん、平野さんは覚えてないでしょうが、
Twitterがなければ、このようなネット越しの一期一会もなかったかも。

そしてロスアンジェルスからの音声が途切れた時、
ちょうど僕は、電車を降りました。

UST中継に関わったみなさま、ありがとうございました。