口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

ひっぴいえんど

2009-02-28 20:12:52 | 取材

18時に渋谷のCCレモンホール(元渋公)へ。

今日は加藤和彦さんと坂崎幸之助さんのユニット
和幸』のコンサートに行ってきました。


   *****


本日のセットリスト的には、
当然ながら先日リリースされたばかりの『ぴっぴいえんど』の
曲がほとんどだったのですが、

デビュー・アルバムとなった『ゴールデンヒッツ』の
CD1枚分の持ち歌みで行った去年のコンサートよりも、

持ち歌が倍になったことで(笑)
ライブ構成の自由度が大きく広がっていて、

コンサートの奥深さや濃密度が前回とはまったく異なり、
ものすごく楽く、そして音楽を堪能できたコンサートでした。

★昨年の和幸のコンサートの日記はコチラ。
2007年9月12日『ゴールデン・ヒッツ・コンサート』


   *****


個人的には、和幸の楽曲として一番好きな『生命(いのち)』が、
加藤さんと坂崎さんのギターデュオで聴けたのが、一番嬉しく。

そして、本編終盤の『モノリス』から
ノンストップで演奏された、ジミヘンばりの加藤さんの『君が代』、
そして『自由への長い旅』の流れは、ちょっと感動的。


言葉遊びのテイストだけが
注目されがちな『ひっぴいえんど』ですが、

『自由への~』のメッセージ性は、
ステージに降りてきた


   『自』『戦』『叛』『愛』『由』『和』『幸』


などのパネルと共に、
改めて心に響きました。


アンコールでは、コーラス&ギターでゲスト出演していた
大野真澄さんをフィーチャーしてのガロの『学生街の喫茶店』。
この日一番の盛り上がりだったかも!?^^;)

そして、ピースフルなレゲエ調の『悲しくてやりきれない』、
さらにオーラスでは、ブラジルのサンバ・テイストでの
ハッピーな『あの素晴らしい愛をもう一度』で、大団円を迎えました。


実は僕ら取材陣には、入場時に資料として
セットリストが配られます。

そのため、今日の最後の曲が
『あの素晴らしい~』ということは分かっていたのですが、

あのサンバ・アレンジのイントロが始まったときは、
まさか、これがあの曲とは思わず、素で


   あれ?変更になったのかな?


と思っちゃいました( ̄w ̄)ぷ


っちゅか、この曲で観客が総立ちってコンサートは、
これまでも、この先も、あり得ないんじゃないでしょうか。

感動的な光景でした。


   *****


そして、さすがTHE ALFEEというか、
さすが坂崎幸之助というか。

これだけMCが立つ人がいると、コンサートって楽しいなと実感。

相方に連れられて何度かTHE ALFEEのコンサートに行ったことがあるのですが、
彼らMCってのは、ファンの方が喜ぶのは当然のことながら
ファンじゃなくても、充分に楽しめます。

僕が個人的に行くコンサートは、
正直、あまりMCがどうこうっていうタイプが少ないので、余計に新鮮。
そもそもYMOは、MC自体がないしね( ̄w ̄)ぷ

プレイ面だけでなく、いろんな意味で
プロのパフォーマンスを見せていただき、


   大満足のコンサートでした(^◇^)


いやぁ~しかし、
『ひっぴいえんど』のアイデアが生まれて
最初に出来上がったデモ曲が


   『金を集めて』


だった、っちゅ~んだから、


   さすが和幸!


当然ながらお蔵入りだったようですが ^^;)
この迷曲、それはそれで、是非聴いてみたかったです( ̄w ̄)ぷぷぷ

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   *****


今日は当初、レコード会社の方から
『立ち見席になるかも』とご連絡をいただいていたので、
そのつもりだったんですが(普段も、ほとんど立ち見だし)、

いざ行ってみたら、ちゃんと指定席をご用意いただき、
ありがたやありがたや~。


   …と、その程度に思っていたんですが…


なんと、真後ろの席が、演出家の蜷川幸雄さん、
右前方には、伊勢正三さん、土屋昌巳さん、佐野史郎さん、
左の3つ隣にはフジテレビのエグゼクティブプロデューサー石田弘さん、
そして左前方には、THE ALFEEのたかみ~(高見沢俊彦さん)…。


   なんで自分がここに!?( ̄□ ̄;)もうれつにばちがい!?


いろんな意味で、スゴイ1日でした( ̄w ̄)ぷ




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1 コメント

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Unknown (もれっくす)
2009-03-02 05:25:26
・・・金を集めて(爆)。
「自由への長い旅」とのギャップが凄まじい。

これを受けて松本隆さんが「スロットマシンにお願い」なんて
作ってきたら素晴らしいなー。結局それですかい、という
オチで。
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